『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に関連する360度VR動画「Rogue One: Recon A Star Wars 360 Experience」が、Youtube、Facebookにて公開されています。
昨年2015年は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプロモーションとしてジャクーの砂漠を疾走するスピーダーの視点からの360度VR動画が公開されており、今回もこれを踏襲して『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開前にその世界観がリアルに体験出来るVR動画が登場です。
「Rogue One: Recon」は、偵察任務中のXウィングパイロットの視点から物語を「体験」出来、スマートフォンやタブレットの向きを変えるとXウィングのコクピット内から360度を見回すことが出来ます(PCでもマウスで操作可能)。
ちなみに、本作は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のグローバルタイアップパートナーのうちの1社であるベライゾンの店頭で先行公開された後に、WEBにて公開されたものです。
あなたはデス・スターの目撃者になる!
VR動画の観賞者は、僚機1機と偵察中のXウィングパイロットの視点に。僚機の女性パイロットと帝国軍の様子を探る偵察飛行をしていると、ハイパースペースを抜けた先に突如スター・デストロイヤーが!
スター・デストロイヤーの真下をくぐり抜けると、眼下に広がるのは見たこともないほど巨大な宇宙ステーション…そう、偶然にも帝国が建設中のデス・スターを見つけてしまったのです。デス・スターにはまだスーパーレーザーが取り付けられておらず、クレーター部分がぽっかりと空いています。
たちまちタイ・ファイターやスター・デストロイヤーから攻撃されるXウィングの偵察機!はたして彼らの運命は…
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に 直結するかも知れないストーリー
『スター・ウォーズ』の宇宙戦闘シーンの中でも心躍るハイパースペースの突入と、タイ・ファイターなどとの交戦といったVRで見たかった要素が再現されており、このクオリティのVR動画が手軽に楽しめるのは感動モノ!体験出来るXウィングのフライトレコーダーといった感じです。
ただ、出来ればもう少しXウィングの活躍があったり、尺が長めだとより良かったかな…
また、デス・スターのスーパーレーザーが未完成であること、反乱軍パイロットがデス・スターの存在を知らないことから、「Rogue One: Recon」は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の直前のストーリーと考えられます。「『エピソード4/新たなる希望』の直前のストーリーの直前」ということですね。
この偵察機の情報は、ヤヴィン4のモン・モスマの元へ届けられたのか?もし、「Rogue One: Recon」で描かれた事件をきっかけに反乱軍がデス・スターの存在を知ったとすると、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に直結するストーリーと言えます。映画本編の前に見ておきたい作品のひとつですね!
今後も増える『スター・ウォーズ』VR動画
「Rogue One: Recon」のコンセプト、脚本、監督は、『ローグ・ワン』では原案を務めるILMのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ノール。主役の男性パイロットの声の出演は、「スター・ウォーズ 反乱者たち」でダース・モール役を演じるサム・ウィットワーです。
VR動画の制作は、ルーカスフィルムのVFX部門であるインダストリアル·ライト&マジック(ILM)によるVR/ARを研究するスタジオのILMxLAB。
ILMxLABは今後ダース・ベイダーを主役としたVR映像作品を制作することが発表されており、今後も『スター・ウォーズ』VR動画はコンスタントにリリースされることになりそうです。
コメント