「時代」を独自の視点で先取りするニュース週刊誌「AERA (アエラ) 2015年 12/21号」で、なんと『スター・ウォーズ』を特集。普段は社会問題や経済、仕事や子育て、教育といった社会のトピックスを取り扱うアエラが、ひとつの映画を特集するのは異例のことです!
表紙はR2-D2、C-3PO、BB-8のドロイドトリオ!
表紙も『スター・ウォーズ』特集なだけあって、R2-D2、C-3PO、BB-8が「表紙の人」に!
さわやかな水色の背景に、金色や青と白、オレンジのドロイドトリオの構図は目にも鮮やか。この表紙は、写真家・坂田栄一郎氏撮り下ろしで、このドロイド3体が表紙に登場するのは世界初・AERA(アエラ)独占とのこと!これはすごい。
『スター・ウォーズ』を通して 仕事、教育、家庭のあり方を考える
AERA(アエラ)『スター・ウォーズ』特集では、まず「企業でも教育現場でも家庭でも スター・ウォーズ「フォース」はわれらの手に」と題し、現実社会の中での出来事を『スター・ウォーズ』を切り口に、様々な観点を持つ6人が語る記事を掲載。
ドワンゴ取締役の夏野剛さんが、フォルクスワーゲンの排ガス不正プログラム問題から企業の暗黒面(フォルクスワーゲンがダース・ベイダーをCMに使用していたことを知っていてお話していたとしたら、かなり皮肉)を、精神科医の名越康文さんは、師と弟子が1対1で教えるシスの方が、集団教育のジェダイよりも人を育てるのは優れていると説く!ルール・オブ・トゥーの方が確かに教育は手厚いですよね(裏切られるかも知れないけど)。
また、「もし、シェイクスピアがスター・ウォーズを書いたら まこと新たなる希望なり」の日本語訳をされた河合祥一郎さんは、『スター・ウォーズ』とシェイクスピア作品に共通する「目に見えない何か」について解説し、育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんはご自身の経験から、家族のためにと長時間労働し過ぎるとアナキンのようにダークサイドが待っていると教えてくれます。
このように経済、教育、精神、仕事と、誰しもの身の回りにある様々な問題について、各界のスペシャリストたちのタメになるお話が、『スター・ウォーズ』を通してわかりやすく理解出来ます。まさにAERA(アエラ)ならではの記事。
さらに、ルーカスフィルム公認アーティストのたにぐち智子さんも、少女漫画家ならではの視点で『スター・ウォーズ』における「悲運のアイドル」アナキンの魅力と、ご自身が描かれたトップスのトレーディングカードのイラストについて語られています。
私もお話をさせて頂きました
ついでながら、当サイト「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営する私もこの記事の中でお話をさせて頂きました。上記の錚々たる方々の中で、大変恐縮でございました…AERA(アエラ)編集部の方々に感謝でございます。ライトセーバーを持った写真を、プロの方に撮って頂いたのも最高でした!
もし記事をお読み頂いた方に、『スター・ウォーズ』を通して何かを感じて頂けるとしたらとてもうれしいです!
ちなみに、この場を借りて記事中の補足をさせて頂きますと、私は「『エピソード6』の特別編」が最初に映画館で見た『スター・ウォーズ』ではなく、正確には「『エピソード4/新たなる希望』特別篇」です。また水分農場組合は、ファンクラブというよりもファンミーティングの名称という方がニュアンスとしては近いですね。
10分で読み解く『スター・ウォーズ』、 キャスリーン・ケネディのインタビューも
さらにAERA(アエラ)『スター・ウォーズ』特集では、六部作のストーリーやキャラクターをシリーズをまだ見ていない方でもわかりやすく、またしっかりとした読み物で4ページにまとめた「30分超のシリーズを10分で読み解く」も掲載。
シリーズの『スター・ウォーズ』キャラクターは、コレクターの協力の元で貴重なオールドケナーも含めたアクションフィギュアで紹介されるのも見どころです。
さらに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプロデューサーでありルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディの11月の来日時のインタビューも。これからの『スター・ウォーズ』シークエルトリロジーでの女性の役割、また『スター・ウォーズ』と切り離せない「戦争」について語っています。
『スター・ウォーズ』特集だけあって、キリンメッツなど広告も『スター・ウォーズ』関連の出稿が多く、紙モノコレクター的にも注目かも!週刊誌ですので、お早めに!
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