すっかりハロウィンシーズンです。『スター・ウォーズ』キャラクターへの仮装の準備をされている方、もしくはもう仮装された方も多いかと思います!
そんな『スター・ウォーズ』キャラクターの仮装気分が、実用性のあるアパレル、寝具、タオルのグッズで気軽に楽しめるグッズの数々が、ベルメゾンから発売されています。
これらはベルメゾンでしか買えないオリジナルグッズ。ただ、通販商品はカタログの写真だけではなく、出来れば現物も見たいところですよね。
というわけで、ベルメゾンを運営する千趣会東京本社へお邪魔して『スター・ウォーズ』なりきりグッズの数々を拝見させて頂くとともに、商品開発・企画のご担当者から伺ったお話も交えてご紹介します!
目次
ぬくぬく毛布のジェダイローブ!
『スター・ウォーズ』ファンならば1度は着てみたい衣装といえば、ジェダイローブ。ローブを羽織るだけでジェダイにグッと近付いた感じがするものですが、イベント以外だとなかなか着る機会がないですよね。
しか~し、秋冬の日常生活で気軽に使える実用性の高いジェダイローブがあるのです!それが、なりきりローブ毛布/ジェダイ!
これは、これからの寒い季節にぴったりなローブ状の「着る毛布」のような商品。私も着てみたところ、ふわふわな毛布の触感があたたかく包み込んでくれました!
フードを被ればお布団に寝ていないのに頭まですっぽりと、あったか毛布を感じられます。さらにファスナーを閉めれば、全身をすっぽりと包むことが出来ます。
ローブの素材はマイクロファイバーでなめらかな肌触り。あぁ、これはやすらいでしまう…
ローブの裾の左側の部分には、「MAY THE FORCE BE WITH YOU(フォースとともにあらんことを)」と銀色の糸で刺しゅうが入っていのもポイント。
ただあたたかいだけではなく、ジェダイローブとしてのフォルムもかっこいい!
また裾にはボタンが2ヵ所に付いており、留めて裾上げすることも可能。これにより、サイズをアジャストして自分の身長に合わせて使うことが出来るほか、裾を引きずらないようにすることが出来るようになっています。
裾上げした状態での全身のショット。裾をまくれば、着たまま安全に歩けますね!
冬場の部屋や廊下は暖房があるとはいえ、やはり寒いものですが、このなりきりローブ毛布を着ればあったかくして過ごすことが出来そうです。
私も、ここ数年は『スター・ウォーズ』が真冬に公開を迎えるので、しんしんと冷えた部屋でパソコンに向かう冬の日々が続くのですが…この冬からは、なりきりローブ毛布でぬくぬくと寒さから身を守り、さらにフォースを高めて原稿を執筆しようと思います!
また、冬は風邪が流行る季節。体調を崩して映画を見に行けない…ということにならないよう、日頃から体をあたためてしっかり予防するのも大切ですね。
上記のように冬のお部屋で使うのはもちろん、真冬の『スター・ウォーズ』映画公開初日のコスプレに使えば、かなり心強い防寒具にもなりそうです!
なりきりローブ毛布/ジェダイの価格は、5490円(税込)。衣装としてのジェダイローブと、実用性の高い着る毛布を兼ね合わせていると思うと、いわゆるコスパも良い感じです。
ジャバ・ザ・ハット&ヨーダを愛するファンへ!
なりきりフード付きタオル
頭に被ることでヨーダ、そしてまさかのジャバ・ザ・ハットになりきれてしまうのが、このなりきりフード付きタオル!
ヨーダは、その大きな特徴である大きな耳も再現。シルエットもヨーダそのものになっています!
バックスタイルは、「MAY THE FORCE BE WITH YOU」とともにヨーダのライトセーバーをデザイン!
通常のタオルと同様にお風呂や洗面所で使用するのはもちろん、屋外での日よけと汗ふきとしても使用出来るフード付きタオル。素材は綿100%で、表生地はサラッとしたシャーリング生地、裏面は肌触りのよいパイル生地となっています。
こちらはジャバ・ザ・ハットデザイン。ジャバのグッズといえば、フィギュアや雑貨が中心という印象ですが、まさかのタオルでの商品化!タオルの両端に付いているボタンを留めれば、ポンチョのようになります。
フードの三角形が、ジャバの頭部を表現する上でぴったりです!
バックスタイルは、なんと「Jabba the hutt ♥(ハート)」だ!
ジャバへの愛を表現するには最適のグッズですよ、これは!アイ・ラブ・ジャバ・ザ・ハット!全ジャバファンは注目すべし!
ヨーダのフード付きタオルは耳がしっかりとデザインされていましたが、ジャバ・ザ・ハットデザインのポイントは、この尻尾!この曲線がジャバの尻尾をよく表現していています。
それもそのはず、尻尾の形状はルーカスフィルムによる監修を経て、こだわり抜かれたデザインとなったものだそうです。
こうした箇所でもキャラクターの特徴を最大限表現することで、その魅力を活かした商品が出来上がっていくのですね…
前述のような使い方はもちろん、キャラクター性がしっかりと出されたデザインなので、ディズニーリゾートのパーク内でプチ仮装として使っても良さそう。
ヨーダはもちろん、ジャバも特にインパクト大なのでパーク内を闊歩すれば注目を集めるでしょうし、夏は暑く、冬は寒い舞浜で過ごす上で日焼け防止・防寒、また汗や水分を拭くなど様々な用途で活躍しそうです。
なりきりフード付きタオルの価格は、各2490円(税込)。
「こっちみんな」感がすごい!なりきりミニ裏毛パーカ
あ!フードを被るとC-3POが!
このなりきりミニ裏毛パーカは、フードの両面にキャラクターの顔がデザインされており、フードを被った様子を横から見ると、そのキャラクターの上半身が再現出来ます!
真横から見ると、まるでC-3POがこっちを見ているようです!「こっちみんな」感がすごい!
フード部分だけではなく、もちろん前面もC-3POのボディの大きな特徴である腹部の円状のパワーカプラーと配線コードをイメージしたデザインとなっています。
『スター・ウォーズ』関連イベントや、ファンと会う時のプチコスプレ感覚でのファッションだけではなく、普段使いしてもインパクト大でしょうね。
なりきりミニ裏毛パーカは、C-3POのほかにダース・ベイダー、また『スター・ウォーズ』以外にもマーベルからキャプテン・アメリカとスパイダーマンのデザインが用意されています。
価格は、各3490円(税込)。
寝てる間もコスプレ気分!
リアルプリントのなりきりつつ毛布/ダース・ベイダー
ここまで、実用性の高いなりきりグッズをご紹介してきましたが、覚醒している時だけではなく、寝ている時も『スター・ウォーズ』キャラクターになりきれるグッズまで!
それが、リアルプリントのなりきりつつ毛布/ダース・ベイダー!これは体を包み込む筒状の毛布で、このようにあたかもダース・ベイダーとなったかのような見た目で横になることが出来ます…
『エピソード3/シスの復讐』でのダース・ベイダーの誕生を彷彿とさせられるビジュアル。
筒状の毛布なので、寝返りしても常に毛布にくるまっている状態を維持出来ます。これは寝冷え対策にもなりそう!
驚いたのは、商品名に「リアルプリント」とあるように毛布であるにも関わらず、かなりキレイにダース・ベイダーのビジュアルが印刷されていること!布団やベッドの上に置けば、自分の寝室でダース・ベイダーが横たわっているかのように見えます…
毛布の内側にはボア素材を使用しているほか、両サイドには体を出し入れしやすいスリット入り。
このリアルプリントのなりきりつつ毛布/ダース・ベイダーがあれば、寝ても覚めてもコスプレが出来る!24時間、ダース・ベイダーになれますか?
価格は5990円(税込)。
企画担当者は『スター・ウォーズ』ファン!
商品について聞いてみた
こうしたベルメゾン『スター・ウォーズ』グッズの企画開発をされているのが、株式会社千趣会 商品開発本部の廣松さん。
廣松さんは、小学生の時に『エピソード1/ファントム・メナス』を映画館で見て『スター・ウォーズ』ファンに。映画の興奮とともに、NINTENDO64の「スター・ウォーズ エピソード1 レーサー」をプレイしたものの大味なゲームの出来にガッカリしたりしながら、多感な時期を『スター・ウォーズ』とともに過ごしました。
好きなキャラクターはキ=アディ=ムンディです!
って、完全にお仕事の話じゃなくて『スター・ウォーズ』ファンとしてのプロフィールになっちゃいました!
そう、廣松さんはお仕事以前に、完全に「こっち側」の方なんです!我々の仲間のような方が商品企画に携わっているのですから、上記のようなファン心をくすぐるグッズの数々も納得!
千趣会にご入社後、なんと『スター・ウォーズ』グッズの商品企画をすることになった廣松さん。今回の商品についてのお話を伺ってみましょう!
―― なりきりフード付きタオルでジャバ・ザ・ハットのデザインが登場したことは驚きました!これは、まず先にフード付きタオルというアイデアがあり、それにマッチするキャラクターとしてジャバのデザインにするという発想だったのでしょうか?
廣松さん はい!被ってなりきれるフード付きタオルを考えた後にキャラクターの選定をしました。普通であればダース・ベイダーだったりR2-D2だと思いますが、クリーチャーに走っちゃいました(笑)
―― ルーカスフィルムによる監修で、「Excellent!(すばらしい!)」とコメントされた商品について教えてください。
廣松さん 今回の商品で言うと、ローブ毛布、なりきりつつ毛布が監修にて「Excellent」をいただきました。
基本はOKという承認だけですが、向こうの目に留まる商品は食い気味に褒められたりすることがあります。あと今年の「「スター・ウォーズ おせち」」はディズニー社からも大変お褒めの言葉をかけていただきました。
そういった言葉は、企画者としての冥利に尽きます。
―― 商品のアイデアは、どのような時に思い浮かぶことが多いですか?
廣松さん 『スター・ウォーズ』商品とは関係のない商品を街でリサーチしている時に浮かぶことが多いです。
例えばR2-D2の形で何の商品ができるか、とあらかじめ準備はしておいて、そこから街の商品をリサーチします。R2-D2は筒型なので筒型の商品をリサーチしていく、という流れです。もちろんリサーチ時はR2-D2の筒型という視点以外に沢山の視点を持ち合わせながらリサーチします。
―― サイトをご覧の方にお伝えしたいことがあれば、お願いします!
廣松さん 最近では水分農場組合のイベントなどを通じてファンとのコミュニケーションができる機会が増えてきました。もし私と関わることがあれば、商品案や開発背景など何でもお話していただけたらと思います。
廣松さんのインタビュー、いかがだったでしょうか?
なりきりグッズの数々は、ファン心をくすぐるような要素を持ち合わせた実用品ということが大きな訴求ポイントになっているだけではなく、見た目が面白いグッズなのでSNS映えも良く、撮った写真がSNSで拡がりやすいということもヒットの導火線となっているかと思います。
また、自身も熱心なファンの方が考えられているということで、今後もベルメゾン『スター・ウォーズ』商品からますます目が離せなくなりましたね!
廣松さんの悲願であるキ=アディ=ムンディグッズ販売の実現を、そしてこれからの新商品も(ぬくぬくジェダイローブ毛布にくるまりながら)期待したいと思います!
記事作成ご協力:株式会社千趣会
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。