「BRUTUS(ブルータス)2011年10/15号」で、「すべての世代に捧げるスター・ウォーズ特集」を掲載。これがかなり多角的で、幅広い内容となっています!
基本的なキャラクター相関図はもちろんのこと、クリーチャーやビークルなどはスター・ウォーズ動物園/スター・ウォーズ博物館として見開きのオリジナルイラストで紹介されており、ビジュアルが面白い。
各界の著名人が『スター・ウォーズ』を語る
『スター・ウォーズ』の他分野での掘り下げがこの特集のメインで、各界の著名人がそれぞれの分野で『スター・ウォーズ』を語るという内容。
『攻殻機動隊 SAC』などのアニメ監督である神山健治がアニメの視点から、『ピンポン』の曽利文彦は『スター・ウォーズ』のVFXを、清水ミチコは音楽の分野で、公開当時『スター・ウォーズ』を「目撃」したデーブ・スぺクターの体験談などなどを紹介。『REDLINE』などの石井克人はボバ・フェットの妄想ストーリーを書いています。
その他、ジェダイとシスの構造分析、『スター・ウォーズ』のネーミング、作中の科学技術が現実的に可能なのかという考察、『スター・ウォーズ』と広告、NIGOのコレクション紹介、岡田斗司夫による帝国の組織経営手法など、これまでの雑誌ではあまりなかった『スター・ウォーズ』特集といえるでしょう。
また、「すべての世代に捧げる」とあるように、世代間での比較を軸にしている部分もあり、この手の映画特集にはよくお見受けするみうらじゅんと宇多丸の対談も、各世代での空気感もわかるような内容。また、『スター・ウォーズ』第3世代と呼ばれる世代の著名人へのアンケートなどもあります。
BRUTUS公式サイトで一部の記事が読めます。十人十色の『スター・ウォーズ』が気になる方は一読の価値があるでしょう。
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