『スター・ウォーズ』公式サイトのWEB番組「The StarWars Show」にて、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場する新ドロイド、C2-B5が発表されました!
C2-B5が紹介されているのは、「The StarWars Show」の2:08頃。
As revealed on The #StarWarsShow, Imperial astromech droid C2-B5 from #RogueOne. pic.twitter.com/U2QB36tKzN
— Star Wars (@starwars) 2016年9月1日
C2-B5は帝国軍のアストロメク・ドロイドで、帝国軍所属らしく、黒ずくめのボディが特徴です。
C2-B5について「The StarWars Show」では、帝国軍の技術者は反乱同盟軍と異なりドロイドに独立心を持たせないようにしており、定期的にメモリーを消去することで貢献度を維持している、という帝国のドロイド管理方法が語られています。
これにより、間接的にC2-B5はいかにも機械らしい、無個性なドロイドであることが示唆されているのではないかと思います。
これまで登場した黒いアストロメク・ドロイド
黒いボディの帝国軍アストロメク・ドロイドは、C2-B5がはじめてではありません。
黒ずくめのアストロメク・ドロイドというと、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の冒頭のタンティヴⅣ船内に登場したR2-Q2、『エピソード6/ジェダイの帰還』の第2デス・スターにいるR2-Q5が思い起こされます。
いずれも帝国軍所属のドロイドなので、帝国のアストロメク・ドロイドは黒いボディと決まっているのでしょう。
また、「レジェンズ」となってしまった『スター・ウォーズ』スピンオフでは、R4-K5というダース・ベイダー専用イータ2・アクティス級ライトインターセプターに搭乗したアストロメク・ドロイドもありました。
アナキンがダース・ベイダーに転向した後に仕えた黒いアストロメク・ドロイドは「スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ベイダー」に登場し、ハズブローのシス・スターファイターのビークルトイのために、R4-K5という名前が設定されました。
C2-B5は、過去に登場したこれらの帝国軍のアストロメク・ドロイドよりも黒が多用されたデザインになっていますね…
C2ユニット初登場!
また、型番が「C2」ではじまるアストロメク・ドロイドというのは初。
「C」からはじまるアストロメク・ドロイドといえば、「スター・ウォーズ 反乱者たち」に登場するチョッパーことC1-10Pがいます。
アストロメク・ドロイドが「R」からはじまる型番というのは、どうやら過去のものとなったようです…
C2-B5の重要度は不明
C2-B5が『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でどのような活躍をするのか期待…と締めくくりたいところですが、もうその手には乗らないぞ!
こうした先出しで公開されたキャラクターが、重要な役割を果たすかと思いきや、いざ見てみると劇中に全然出て来なかった…というのが『スター・ウォーズ』新作映画の風物詩。
今回のようにアストロメク・ドロイドが新キャラとして先行で公開された事例で思い出されるのが、『エピソード2/クローンの攻撃』のR3-T7。
R3-T7は、ハズブローのベーシックフィギュアの「スニークプレビュー」として、映画に先駆けて発売。
その当時は意味深に思えた、青い電撃のパーツも付いており「劇中で一体どんな活躍をみせるのか…」と想像したものの、実際の映画ではどこに出ていたのか…というほどの出番!ガッカリ!(実際にはコルサントの路地のシーンに登場)
また、記憶に新しいところでは「フォース・フライデー」のグッズ解禁日にフィギュアが発売されてファンに名前も覚えられて、「一体、どんなキャラクターなのか?」と考察が重ねられた挙句、いざ『フォースの覚醒』を見てみたら全然出て来なかった…というズヴィオ巡査のことを、みなさんお忘れになったわけではないでしょう。
ズヴィオ巡査の悲劇を忘れるな!
まぁ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』はデス・スター設計図が物語のカギとなり、その設計図はアストロメク・ドロイドが記録して持ち運ぶことが出来るので、もしかしたらデス・スター設計図を保存している重要なドロイドだった…ということもあるかも知れません。映画を見るまではわからない。
あまり過度にC2-B5の活躍を期待せず、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を見る瞬間を楽しみにしたいと思います。
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