月刊シネコンウォーカー[スター・ウォーズ特別号]が、全国の対象劇場にて配布されています。
月刊シネコンウォーカーは、最新劇場公開映画を中心としたシネコン館内にて配布されるフリーマガジン。この[スター・ウォーズ特別号]は、通常の月刊シネコンウォーカー7月号とは別刷りの冊子となっており、すべてのページが『スター・ウォーズ』に関する情報を掲載しています。
1978年の日本公開時から、2005年の『エピソード3/シスの復讐』、2015年の『フォースの覚醒』、2017年の『最後のジェダイ』の公開時の写真を並べ、「ありがとう、スター・ウォーズ!さよなら、スター・ウォーズ。」というタイトルが目を惹く表紙。お別れ感がすごい…
スカイウォーカー・サーガは終わりますが、『スター・ウォーズ』映画はこれからまだ公開予定がありますからね!念のため…
シネコンウォーカー[スター・ウォーズ特別号]の見どころ
この表紙の通り、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にてスカイウォーカー・サーガが完結するということで、『スター・ウォーズ』42年の歴史を振り返る年表が。
1999年の『エピソード1/ファントム・メナス』、2005年の『エピソード3/シスの復讐』公開時の写真に加え、ペプシのボトルキャップや2003年の「アート・オブ・スター・ウォーズ展」の写真もあり、見る人によってなつかしさと新鮮さが入り混じるページでしょう。2015年の砂像ですら、ややなつかしい…
『スター・ウォーズ』が人生を変えた!著名人インタビュー
月刊シネコンウォーカー[スター・ウォーズ特別号]の中心となるのは、「『スター・ウォーズ』が人生を変えた!」と題して野口聡ーさん(JAXA宇宙飛行士)、北村一輝さん(俳優)、田中裕ニさん(芸人)、 市川紗椰さん(モデル)、山崎貴さん(映画監督)、手塚眞さん(ヴィジュアリスト)といった著名人のインタビュー。
有料の映画雑誌にひけを取らないような、豪華な面々からインタビューを取っています!フリーペーパーでこれが読めるのは読者にはうれしいところ(シネコンウォーカー自体が映画の宣材であるのは当然として)。
野口聡ー
本物の宇宙を知る『スター・ウォーズ』ファンとしておなじみの野口聡ーさんは、実際の宇宙は映画のような疾走感はなく、ゆっくりで静かであるものの、ロケットやシャトルの打ち上げ前の躍動感や高揚感は映画に通じるものがあるという、今年末に3度目の宇宙飛行を控えている方ならではのお話をされていて興味深いです。
年末に宇宙へ行くということは、野口さんが『スカイウォーカーの夜明け』を見られるのか心配になります…。
作品を見て宇宙に興味を持ち、JAXAやメーカーで宇宙開発に関わる方は多いと思うとも述べられており、映画がきっかけで未来の人材が増えることで、『スター・ウォーズ』が現実の宇宙開発に影響を及ぼしているとすればすごいことだと思いました。
北村一輝
アウトローなハン・ソロに憧れていたのは北村一輝さん。
兄弟でひとつずつ持って遊んでいたライトセーバーは当時買った状態のまま保管しているほか、王冠をコンプリートしたりするほどの『スター・ウォーズ』好きだそうです。
今でも最新作は必ず劇場で鑑賞し、パッケージが発売されたら細かいところを確認するのだとか!ここまでお好きな方だったとは…
田中裕ニ
同じく初公開時からの熱心なファンなのが爆笑問題の田中裕ニさん。14歳で第1作を鑑賞し、宇宙船のデザインとジョン・ウィリアムズの音楽に最も惹かれると言い、今では家族揃って『ローグ・ワン』や『ハン・ソロ』も含めて映画館に足を運んでいるそうです。
田中裕ニさんは以前テレビで、公開当時に自転車で塀に近付いて駆け抜けることで、デス・スターのトレンチのシーンの気分になっていたと言っていたのが印象に残っています!
市川紗椰
8月から開催される展覧会「STAR WARS™ Identities: The Exhibition(スター・ウォーズ アイデンティティーズ:ザ・エキシビジョン)」のアンバサダーを務められる市川紗椰さんは、アメリカで小学校3年生の時に映画館で『新たなる希望』を鑑賞。
中学生に入る頃のプリクエル・トリロジーでは周囲に『スター・ウォーズ』好きな仲間もおり、好きなものを語り合うことの楽しさを『スター・ウォーズ』で知ったそうで、多趣味である自身の原点であるそうです。
『スター・ウォーズ』をずっと長く好きでいられる理由は、設定が細かすぎないところ。あれ、私たちが見ている『スター・ウォーズ』と違うような…自分が想像出来る隙間があるところが良いそうですよ!色々な楽しみ方があるものです。
山崎貴
『アルキメデスの大戦』や『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が公開待機中の山崎貴さんは、『スター・ウォーズ』に影響されて中学3年生の時に8ミリで作ったSF映画を文化祭で上映したところ、大きな反響があって興行の喜びを知ることに。
『スター・ウォーズ』がなければ映画の道を選んでいなかったかも知れないと言います。改めて、見た人を突き動かす力が『スター・ウォーズ』にはあると感じます。
手塚眞
手塚眞さんは、ハリウッドのチャイニーズシアターで第1作を父である手塚治虫さんと鑑賞した際に、観客が熱狂していた思い出を披露。
『スター・ウォーズ』以降、手塚治虫さんの作品に『スター・ウォーズ』のイメージを感じられる部分も見られたということで、日本公開年の1978年から連載の「未来人カオス」に登場のスター・デストロイヤーのような宇宙船が紹介されています。
また、同じ1978年3月にILMのスタジオを訪れた手塚治虫さんの写真も掲載!
『スター・ウォーズ』に影響を与えたものたちと、影響されたものたち
そして、プリクエル・トリロジーのアナキン・スカイウォーカー、オリジナル・トリロジーのルーク・スカイウォーカー、そしてシークエル・トリロジーのレイの各三部作の主人公のストーリーの比較に、よくあるスカイウォーカー家を中心とした相関図、さらに『スター・ウォーズ』に「影響を与えた」ものたちと「影響された」ものたちを紹介するページが。
ファンにはおなじみのものも多いですが、「ドラえもん」の「天井うらの宇宙戦争」がマンガのコマとともに紹介されているなど、守備範囲が広い感じです。
シネコンウォーカー配布劇場は
月刊シネコンウォーカー[スター・ウォーズ特別号]が手に入る映画館について、Movie Walkerのサイトにはシネコンウォーカー配布劇場の一覧があります。
通常版は、MOVIX、ユナイテッド・シネマ、シネマサンシャイン、109シネマズ、スターシアターズ、HUMAXシネマ、シネマシティ、新宿ピカデリー、チネチッタ、シネマイクスピアリで、またイオンシネマでは「月刊イオンエンターテイメントマガジン」が配布されているそうなので、お近くのこれらの劇場をチェックしてみてください。
ただ、MOVIXでは確認出来たものの、私が行ったユナイテッド・シネマでは確認出来なかったので、劇場によって差異があるかも知れません。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』B5チラシとともに、映画館でチェック!
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