三菱地所グループの商業施設とディズニーのクリスマスプロモーション「Disney TIMELESS STORY ~ここから始まる、終わらない物語。~」にて12月25日まで行われた『スター・ウォーズ』イベントについて、会期は終わってしまいましたが各会場の模様をまとめてレポートします。
目次
横浜ランドマークタワー
横浜ランドマークタワーは、ドッグヤード・プロジェクションマッピングで上映された「スター・ウォーズ 果てしなき銀河の旅」が最大の目玉。
ドッグヤード・プロジェクションマッピングの会場での観覧は、整理券が必要です。横浜ランドマークタワーの入口付近に、ドッグヤード・プロジェクションマッピングの整理券発券機が設置されており、この柱が目印。
現地へ行った日は、18:30~の回の発券が午後過ぎの時点で終了しており、残念ながら時間の都合で会場外のスクリーン上方からの観覧となってしまいました…
ドッグヤード・プロジェクションマッピング
「スター・ウォーズ 果てしなき銀河の旅」
そしてドッグヤード・プロジェクションマッピング「スター・ウォーズ 果てしなき銀河の旅」を会場上部から観覧。本来、会場で正面から見ることを想定しているので完全に楽しめたわけではないですが、上部から見ることで正面だけではなく、左右の壁面にも上映される180度体験型プロジェクションマッピングの様子を俯瞰で見られました。
プロジェクションマッピングの映像は、『スター・ウォーズ』旧三部作のフッテージを用いながらもCGによる新規映像でほとんどを構成しており、新鮮な体験でした。
基本的には、C-3POが『スター・ウォーズ』をダイジェストで紹介するような映像となっており、『スター・ウォーズ』を知らない人でも楽しめる映像を意識していることを感じました。
『スター・ウォーズ/新たなる希望』をベースにはしていますが、『スター・ウォーズ』をかいつまんだ映像となっているので、ルークとダース・ベイダーとの対決やヨーダの登場など、旧三部作を総括するような構成となっています。
ルークとダース・ベイダーの対決は、『帝国の逆襲』をイメージさせながらも映画本編にはなかったブロック群の中での戦いとなっており、これはドッグヤードガーデンの形状を活かした映像になっていてプロジェクションマッピングの面白さがありました。
ラストはヤヴィンの戦いをイメージしたデス・スター攻撃!Xウィングがデス・スターのトレンチを飛び回るシーンは大迫力でした!
「スター・ウォーズ:バトル ポッド」 筐体展示
バンダイナムコゲームスから2015年にリリースされる『スター・ウォーズ』新作アーケードゲーム「スター・ウォーズ:バトルポッド」の筐体の展示が行われており、筐体内に入ってデモ画面を体験することが出来ました。
筐体上部には、各ステージであるヤヴィンの戦い、ホスの戦い、エンドアの戦いのビジュアルがデザインされています。「スター・ウォーズ:バトルポッド」のロゴもかっこいい。
筐体中央には、ヤヴィンやホスのエコー基地などの反乱軍の戦略指令室にあったスクリーンのようなデザインもあり、『スター・ウォーズ』の世界観がよく表現されています。
筐体内には、右手側に操縦桿と発射ボタンが。実機では、射撃やダメージがレバー振動により伝わるようです。
「スター・ウォーズ:バトルポッド」の最大の特徴であるドームスクリーンは、視界いっぱいまでゲーム画面が広がっており、音響も相まって迫力は満点でした!デモ映像は、デス・スターらしき場所での戦いを映した短いものでしたが、この映像で実際に自機を操作出来るかと思うと興奮モノです。
左手側には、おそらくスピードをコントロールするレバーがあります。視点切り替えボタンがあるので、コックピット視点から三人称視点に変えられるのかも知れません…
11月23日(日)・24日(月)には、「スター・ウォーズ:バトルポッド」先行体験会が行われ、デモ映像だけではなく試遊することが出来ました。体験してみたかったなぁ…
マークイズみなとみらい
「スター・ウォーズ 反乱者たち」イベント
横浜ランドマークタワーに近い、マークイズみなとみらいでは「スター・ウォーズ 反乱者たち」をフィーチャーしたイベントを実施。エズラ、ケイナン、チョッパーの大型フィギュアが展示されていました。
ケイナン・ジャラスのライトセーバーを接近して撮影。形状をよく確認出来る良い機会!つばのようなパーツがあるのが特徴ですね。
12月13日(土)・14日(日)には、スタンプラリー、ターゲットボードゲーム、チョッパーの巨大バルーンなどが展開された「スター・ウォーズ 反乱者たち」先行体験イベントも開催されました。
東京 丸の内 行幸地下ギャラリー
東京駅の丸の内 行幸地下ギャラリーでは、「SPACE ADVENTURE STORY」と題して『スター・ウォーズ』のパネル展を展開。
パネルだけではなく、『スター・ウォーズ』キャラクターのスタチューも展示。こちらはヨーダ。
ストームトルーパー。ちょっとプロポーションに違和感が…
ダース・ベイダー…なのですが、胸部の位置が実際と上下逆になっています…これはいかんでしょう…
ハートアートコレクションより発売されている『スター・ウォーズ』手ぬぐいも展示されています。こうして並べてみると、和のデザインの秀逸さがより感じられます。
「スター・ウォーズ 反乱者たち」についても紹介するパネルも展示。
「スター・ウォーズ 反乱者たち」の紹介テキスト。キャラクター名の日本語表記はこの時点では他にはあまり公開されていなかったので、貴重と感じました。
エズラがライトセーバーを持っているこの「スター・ウォーズ 反乱者たち」のビジュアルも、この時点では見覚えがなかったので思わずパチリ。
イベントの規模感で、ディズニーの
『スター・ウォーズ』への注力を実感
『スター・ウォーズ』がディズニーのプロパティとなったことで、かなり大掛かりなイベントが催されるようになったことを実感したイベントでした。
特に、プロジェクションマッピングはかなり前から準備されてきたはずで、ディズニーとしても『スター・ウォーズ』にかなり注力していることを感じさせられました。普通に考えたら、クリスマス時期のプロジェクションマッピングを今年ディズニーが行うならば、『アナと雪の女王』でしょう!
今後も、ディズニーの大型イベントに『スター・ウォーズ』が登場するのは確実なので、幅広い展開に期待が持てます。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。