『スター・ウォーズ』六部作のコスチュームを収録した大型書籍「Dressing a Galaxy: スター・ウォーズ 銀河を彩るコスチュームの世界」が発売されました。
英語版も長らく入手困難だったという2005年発売の「Dressing a Galaxy: The Costumes of Star Wars」が、約11年の時を経て邦訳。
発売は、「Sculpting a Galaxy: スター・ウォーズ 特撮ミニチュア模型の世界」、「スター・ウォーズ アートシリーズ: イラストレーション」「コミックス」などを刊行しているボーンデジタルより刊行。最近『スター・ウォーズ』書籍に力を入れています。
コスチュームデザイナー自身による、
『スター・ウォーズ』コスチューム書籍!
『スター・ウォーズ』の衣装に関する書籍といえば「スター・ウォーズ コスチューム大全 エピソード4・5・6」がありましたが、「Dressing a Galaxy: スター・ウォーズ 銀河を彩るコスチュームの世界」は『スター・ウォーズ』プリクエル・トリロジーのコスチュームを中心に収録。
それもそのはず、本書の著者は『エピソード1/ファントム・メナス』~『エピソード3/シスの復讐』のコスチュームデザイナー、トリシャ・ビガー!
ルーカスフィルム・アーカイヴ保管の300点を超えるカラー写真とイラストを用いて、アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、クワイ=ガン・ジン、パドメ・アミダラ、ダース・モールといった『スター・ウォーズ』プリクエル・トリロジーのキャラクター達のコスチュームが紹介されていきます。
中でも、生地のキメや布地や糸の質感まで迫るクローズアップ写真は、自作派の『スター・ウォーズ』コスプレイヤーの方々には必見のものとなるでしょう。
また、サミュエル・L・ジャクソン(メイス・ウィンドゥ役)、ジミー・スミッツ(ベイル・オーガナ役)、ケイシャ・キャッスル=ヒューズ(アパライナ女王役)、ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ役)、ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー役)、ナタリー・ポートマン(パドメ・アミダラ役)といったキャストの面々による、衣装へのコメントも収録。
コスチュームのコンセプト、デザイン、制作までの過程の他、CGキャラクターの衣装まで紹介されているということで、『スター・ウォーズ』メイキング書籍としても良い資料になりそうです。
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