『スター・ウォーズ』で主にマスクをしたキャラクターを演じたキャストたちにフォーカスしたドキュメンタリー映画『エルストリー1976 – 新たなる希望が生まれた街 –』の日本公開が決定しました!
タイトルの『エルストリー1976』とは、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の撮影が行われた1976年夏のイギリスのエルストリースタジオのこと。
この『エルストリー1976 – 新たなる希望が生まれた街 -』は、ダース・ベイダーからカンティーナで一瞬だけ登場するエイリアンまで、『スター・ウォーズ』に出演した10人のキャストに迫るドキュメンタリー。
『スター・ウォーズ』が、後に伝説的な映画となることなど知る由もなかった当時の撮影現場での思い出話はもちろん、一瞬だけ登場するキャラクターにも個体名をはじめとした詳細な設定があり、ファンがついてくる作品ならではの『スター・ウォーズ』への出演がその後の人生にどのような影響を与えたのかについても語られます。
『スター・ウォーズ』関連のドキュメンタリー映画といえば、『ピープル VS ジョージ・ルーカス』も2012年に日本公開されましたね。
クラウドファンディングで製作費調達に成功!
この『エルストリー1976 – 新たなる希望が生まれた街 -』は、クラウドファンディングによって制作費が集められたこともトピックスのひとつ。
2014年にクラウドファンディングのKickstarter(キックスターター)にて制作費の出資を募り、4万2191ポンド(約560万円)を集めて製作がスタート。多くの『スター・ウォーズ』ファンが「見たい!」と思ったのでしょうね…
そして、昨年2015年10月にロンドン映画祭にて初上映され、2016年5月にはアメリカでも公開されています。
あの『スター・ウォーズ』キャラクターを演じた キャストが出演!その素顔に迫る
『エルストリー1976 – 新たなる希望が生まれた街 -』に出演する『スター・ウォーズ』キャストは、以下の通り。コンベンションなどで開催されるサイン会でおなじみの面々です。
- ポール・ブレイク(グリード役)
- ジェレミー・ブロック (ボバ・フェット役)
- ジョン・チャップマン(反乱軍パイロット役)
- アンソニー・フォレスト(サンドトルーパー役、削除されたシーンでのフィクサー役)
- ローリー・グード
(ストームトルーパー役、反乱軍パイロット役、ハーチェク・カル・ファス役) - ギャリック・ヘイゴン(ビッグズ・ダークライター役)
- デレク・ライオンズ(反乱軍衛兵役)
- パム・ローズ(リーサブ・サーリン役)
- アンガス・マッキネス(ジョン ”ダッチ”ヴァンダー(ゴールドリーダー)役)
- デヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー役)
この10人のキャストへのインタビューを中心に、コンベンションイベントでのサイン会に集まるファンの様子も紹介。
たとえマスクで素顔が隠れても、普通の映画であればエキストラというほどの短い出演シーンでも、さらには出演シーンが削除されてしまっても、キャストがサイン会を開けばファンが集まるという稀有な映画が『スター・ウォーズ』。
この『スター・ウォーズ』が作り上げた独特のコミュニティにも迫る内容のようで、ファンにはいろいろと興味深い作品になりそうです。
「カリコレ2016」シークレット作品として初上映! 公開日は、12月17日(土)!
『エルストリー1976 – 新たなる希望が生まれた街 -』は、新宿シネマカリテにて開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2016(カリコレ2016)」のシークレット作品として、8月11日(木・祝)21時~初上映。え、もう来週か!
「カリコレ2016」の座席指定券は、鑑賞日の2日前からインターネット予約と劇場チケットカウンターで発売されるとのこと。つまり、8月9日(火)から!上映予定のスクリーン1の座席数が96席で、上映は21時の回のみなのでチケット予約をした方が吉かもですね。
「カリコレ」といえば、昨年の「カリコレ2015」は『ファンボーイズ』のカイル・ニューマン監督の『ベアリー・リーサル』が上映されたので見に行きました。
その後、12月17日(土)より新宿武蔵野館ほかにて本公開されます。なんと『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開日の12月16日(金)の翌日だ!『スター・ウォーズ』の話題がピークとなるタイミングで、上手く乗っかれそうですね…
しかし8月11日、すでに予定を入れちゃったよ…シークレット上映とはいえ、前週の発表ではこういう方も多いのでは!
まずは来週の初上映で見た方の感想を聞きたいところですが、年末に『スター・ウォーズ』映画本編とともに関連作品まで公開されるということで、本公開までの日々を楽しみにしたいと思います。
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