『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』と「スター・ウォーズ エピソード9」が、ドルビーシネマにて上映されます。
ドルビーシネマとは、鮮明な色彩と幅広いコントラストのHDR(ハイダイナミックレンジ)映像のドルビービジョンと、立体音響のドルビーアトモスの両方を備えた上映システム。上映技術だけではなく、インテリアや座席などの劇場内の空間デザインも最適化されたシアターとなる点も特徴です。
ウォルト・ディズニー・スタジオでは、公開中の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、そして今後公開の『インクレディブル・ファミリー』、『アントマン&ワスプ』、『シュガー・ラッシュ:オンライン』、「トイ・ストーリー4」、「キャプテン・マーベル」、「アベンジャーズ4」、「アナと雪の女王2」、また実写版「ダンボ」、「アラジン」、「ライオン・キング」なども、ドルビーシネマで上映することを発表しています。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』監督のロン・ハワードは、「これまでにドルビービジョンとドルビーアトモスと携わったことがあり、これらの技術を使って『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で観客を『スター・ウォーズ』ギャラクシーの中に囲い込むことに非常に興奮しています。これらのツールは、今までにないほど映画制作者が観客を物語の中に没入させることを可能にします。」と語っています。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
ドルビービジョン版ポスター
Check out the exclusive Solo: A Star Wars Story @DolbyCinema poster and see the film in theaters May 25. #HanSolo pic.twitter.com/NDYnJxRKHU
— Star Wars (@starwars) 2018年5月1日
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では、ドルビーシネマ版のポスターも制作されています。
ドルビーシネマ版ポスターは、日本版本ポスターに近いデザインですが、ランド・カルリジアンとトビアス・ベケットの位置が変わっているほか、タンディ・ニュートン演じるヴァルが加わり、背景に位置していたミレニアム・ファルコンはタイトルロゴの下に縮小して移動されたものになっています。
日本では2018年に導入
「エピソード9」では注目の劇場となるか
日本では現状、ドルビーシネマを導入している映画館はありません。
そのため『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー』に関しては、日本で鑑賞する際に関係ない話ではあるのですが、次回作である2019年公開の「スター・ウォーズ エピソード9」の公開時には、このドルビーシネマが国内でも大きな注目を集めることになりそうなのです。
というのも、シネコンチェーンのMOVIX(ムービックス)や、丸の内ピカデリー、東劇を運営する松竹マルチプレックスシアターズが、このドルビーシネマを劇場に導入することを決定しており、2018年内のMOVIXさいたまへの導入を発表しているからです。
ドルビーシネマの鑑賞体験がどのようなものなのかは、このMOVIXさいたまへの導入を待ってみなければわかりませんが、様々な上映システムによってその魅力が引き出されている『スター・ウォーズ』のこと、ドルビーシネマでの鑑賞も話題を起こすでしょう。
MOVIXさいたまは、さいたまスーパーアリーナの最寄りであるさいたま新都心にあり、駅から歩いてすぐの商業施設にあります。
「スター・ウォーズ エピソード9」が公開される2019年12月20日(金)の時点で、日本においてドルビーシネマがどこまで普及しているのかにもよりますが、さいたま新都心にあるMOVIXさいたまが、新たな『スター・ウォーズ』鑑賞においての注目スポットになるかも知れません。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。