AFPBB Newsより。
『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』でダース・ベイダーのライトセーバーでの戦いのスタントを演じたボブ・アンダーソンが、1日に89歳でお亡くなりになりました。
ボブ・アンダーソンさん死去、剣闘シーンでダース・ベイダーのスタント
【1月3日 AFP】フェンシングの元五輪選手で、映画『スター・ウォーズ(Star Wars)』の悪役ダース・ベイダー(Darth Vader)のスタントを演じた英国の俳優ボブ・アンダーソン(Bob Anderson)さんが1日、死去した。
ダース・ベイダーの決闘シーンを演じる
ボブ・アンダーソンは、イギリスのフェンシングのオリンピック選手として活躍後、映画界で数々のアクション映画の殺陣指導やスタントを担当。
『スター・ウォーズ』旧三部作では、ライトセーバーの戦いの殺陣指導の他、『帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』の決闘シーンでダース・ベイダーを演じました。
ご存じの通り、主要シーンではデヴィッド・プラウズが、声はジェームズ・アール・ジョーンズが演じていましたが、ライトセーバーを振るう決闘シーンはボブ・アンダーソンが演じていたのです。
このあまり知られていない事実は、ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルが1983年に「スターログ」で語ったことで明らかに。マーク・ハミルとしても、その功績を称えたかったのでしょう。
近作では、『ロード・オブ・ザ・リング』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの作品の殺陣指導を行っており、2012年12月公開の『ホビット 思いがけない冒険』にも携わっていました。
ライトセーバーを振るうダース・ベイダーの姿を見て、多くの『スター・ウォーズ』ファンが今後もボブ・アンダーソンのことを思い起こすことでしょう。
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