2019年5月よりLINEマンガにて連載中のコミック「STAR WARS/レイア -王女の試練-」の単行本第1巻が、12月13日(金)に発売されます。
「STAR WARS/レイア -王女の試練-」は、スピンオフ小説「レイア・オーガナ オルデラーンの王女」を原作に、春壱さんによりコミカライズされた作品。
スピンオフ小説を原作に日本人作家がコミカライズし、最初にマンガアプリの連載から展開していくという、LINEマンガによる『スター・ウォーズ』マンガとしては、「STAR WARS/ロスト・スターズ」に続く第2弾となります。
小説「レイア・オーガナ オルデラーンの王女」をマンガ化
「STAR WARS/レイア -王女の試練-」の時代設定は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の3年前(3BBY)。
16歳になったオルデランのプリンセス、レイア・オーガナは王位継承権を勝ちとるため、「3つの挑戦」という試練に挑むことに。まずはウォバニへの人道的任務に赴きますが、そこでレイアはオルデラン以外の惑星が帝国の圧政下にて、いかに苦しんでいるかを目のあたりにして…
『最後のジェダイ』、そして他作品との数々のつながり
原作の「レイア・オーガナ オルデラーンの王女」は、ジャーニー・トゥ・最後のジェダイシリーズとして発表された作品なので、クレイトやアミリン・ホルドーといった『最後のジェダイ』の要素が多く登場。
特に少女時代のアミリン・ホルドーは、派手な髪色や服装で危険なスリルを好むなど、自由過ぎるエキセントリックなキャラクター!『最後のジェダイ』でのホルドーとのギャップに驚きますし、この若き日があった上でのホルドーだと考えると、どのような経験を経て『最後のジェダイ』での姿に至るのか思いを馳せられます…
クレイトでは、レイアは自身の今後につながる大きな発見をし、さらに『最後のジェダイ』での1シーンを彷彿とさせるポーズのカットも。こうしたことが出来るのはコミカライズならでは。
『最後のジェダイ』だけではなく、他の作品に登場した要素が拡張されていくかのように描かれているのも大きな魅力。
前述のウォバニは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でジン・アーソが連行されていた帝国軍の収容キャンプがある場所ですし、『エピソード3/シスの復讐』で少し登場したオルデランの様子ももちろん詳細にビジュアル化されていますし、タンティヴⅣのレイマス・アンティリーズ船長も登場。
ティーンエージャーのレイアの失敗と成長を美麗に描く
何より、主人公であるレイアの『エピソード4/新たなる希望』のおなじみの姿の少し前、まだ反乱軍のリーダーになる前に経験するドラマが本作の大きな見どころ。
試練に挑み、多くの人々を救いたいと思うも失敗を経験する姿は、こうした経験があったからこそ『最後のジェダイ』でポー・ダメロンをしかったように、大局で物を見ることが出来るようになったレイアへとつながるものがあります。
また、総督である父のベイル・オーガナ、女王である母のブレハ・オーガナに愛される幼少期が描かれつつも、両親ともに忙しくさびしさを感じたり、偉大な二人に認められたい、振り向かせたいと思うレイアの心情も描かれます。
このことは、レイア自身が母となった時に、もしかしたら息子のベンにも同じことをしてしまったのかな…とも思わされ、1人のキャラクターの長きに渡るストーリーが描かれる『スター・ウォーズ』ならではの見方も出来ます。
こうしたティーンエージャーのレイアとそのストーリーが、なじみやすい日本のマンガの様式で美麗な筆致で描かれていく作品。キア・ドマーティへのレイアの尊敬とも恋ともまだつかないほのかな想いの描写や、そのほかのキャラクターの描き方も、日本のマンガならでは!
LINEマンガでは、本日最新話が更新。
LINEマンガでいつでもどこでも読めるのは大きな魅力ですが、23時間ごとに無料で読めるものの15日間の閲覧期限が付いていたりと、多少の制限が付いているため、読み返したくなった時などには単行本の方が自由が利きます。
価格は682円(税込)。
春壱先生店頭サイン会も開催
この「STAR WARS/レイア -王女の試練-」の単行本発売を記念して、春壱先生店頭サイン会が東京・池袋のヴァースコミックスにて12月15日(日)17時より開催されます。
参加には、ヴァースコミックスで「STAR WARS/レイア -王女の試練-」を購入し、簡単なアンケートへの回答が必要。
発売日前までの予約(12月12日まで)は、WEBサイト上で参加予約専用商品を注文。店頭発売後の12月13日(金)~15日(日)当日まではヴァースコミックス店頭で「STAR WARS/レイア -王女の試練-」購入の際にサイン会参加希望の旨を伝えることで、整理番号が発行されます。
サインは「STAR WARS/レイア -王女の試練-」本誌1冊に1点(一人一冊のみ)で名入れ必須となり、色紙やスケッチなどは不可。
他の『スター・ウォーズ』書籍にも参加!
スター・ウォーズ トリビュート画集 TRIBUTE TO STAR WARS
また、「STAR WARS/レイア -王女の試練-」作者の春壱さんは、日本を代表する漫画家&イラストレーター45名が『スター・ウォーズ』の世界を描いた「スター・ウォーズ トリビュート画集 TRIBUTE TO STAR WARS」にも参加されています。
講談社より12月16日に発売。価格は4180円(税込)。
Star Wars: The Legends of Luke Skywalker: The Manga
さらに、スピンオフ小説「ルーク・スカイウォーカーの都市伝説」をコミカライズした「Star Wars: The Legends of Luke Skywalker: The Manga」に参加されていることも発表されています。
「レイア・オーガナ オルデラーンの王女」とともに、春壱さんはジャーニー・トゥ・最後のジェダイシリーズを2作マンガ化されたことになりますね!
「Star Wars: The Legends of Luke Skywalker: The Manga」は2020年初頭にアメリカにて刊行予定。
LINEマンガでの「STAR WARS/レイア -王女の試練-」の連載とともに、数々の『スター・ウォーズ』マンガを手掛ける日本人漫画家の春壱さんの作品に注目です!
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