スターウォーズはよく「SF」というカテゴリーに分類される。ほとんどの人がこう思っているのではないだろうか。
しかし、スターウォーズはサイエンス・フィクションというより、どちらかといえばファンタジーである。
それはルーカスが「新たなる希望」の脚本を書く際に、指輪物語や、各地の英雄伝説を分析した「千の顔を持つ英雄」を参考にしたことからもうかがえるし、なによりスターウォーズは剣(ライトセーバー)と魔法(フォース)の世界を持っているのだ。
そんなスターウォーズユニバースのメカやテクノロジーの特別ずかいが満載なのがクロスセクションシリーズ。実機が存在するかのような詳細な内部構造、製造元の設定、各メカの詳細なスペックが余す所なく記されている。
スターウォーズはファンタジーだが、このシリーズにはSFマインドがあるのである。
最新作「スター・ウォーズ エピソード3 クロスセクション」にはべネター級スターデストロイヤーやジェダイスターファイターなどの主要メカから、ウータパウの戦闘機までエピソード3に登場したメカを網羅。
本編には登場していない(DVDには登場予定)、ヨーダがダゴバに降り立つ時に使ったポッドまで紹介。これを読むとダゴバの存在が秘密になった経緯がわかる!
エピソード3以外のメカずかいも見たい!という方は、既刊のシリーズをどうぞ。
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