「スター・ウォーズ」完結編 割引に苦戦
今年最大の話題作として公開された人気シリーズの完結編「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(ふくしゅう)」(ジョージ・ルーカス監督)が、興行収入目標を大きく下回り、ほぼ3カ月の日本公開は興収約92億円、観客動員約700万人にとどまった。一方、同時期に公開され、『宇宙戦争、勃発(ぼっぱつ)か』と騒がれたトム・クルーズ主演の「宇宙戦争」(スティーブン・スピルバーグ監督)は約3カ月間上映され、約60億円、約460万人だった。
エピソード3は、今年6月25日と7月2日に先々行、先行上映され、同9日から全国757スクリーンで全国拡大公開された。公開初日から観客動員50万人、興収7億円という日本国内最高記録を樹立。ルーカス監督が「続編は作らない」と事前に宣言していたため、見納めの「スター・ウォーズ」となり、シリーズ最高の「-エピソード1/ファントム・メナス」(1999年)の持つ興収約127億円は軽く超えるとみられていた。配給の20世紀フォックスも「最終的に1000万人、130億円はいける」と手応えを感じていたほどだ。
それがふたを開けてみると、100億円にも届かなかった。フォックスは「エピソード1は抜きたかったが、当時と料金設定は違うわけで、現在は割引制度が多くなったこともあり、仕方がない。この数字には納得している」とコメント。定着している「映画の日」割引などが“痛し痒し”の部分もあるようだ。
エピソード4にあたった第1作「スター・ウォーズ」(77年)から28年。エピソード3は、アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)が、ダース・ベイダー卿に変貌(へんぼう)するいきさつが明かされ、全六部のエピソードが壮大な物語として完結した。作品については「エピソード4の最初につながっていて非常にドラマチックと評価は高かった。また、これまでの作品はティーンエージャーの女性が弱かったが、今回ばかりは女性の集客が多かった。涙が出たという観客もいたほど」(フォックス)。
一方、「宇宙戦争」との夏休み対決は、「スター・ウォーズ」に軍配が上がった形だが、洋画が“冬の時代”といわれる中、両作品が飛びぬけた数字であることは確か。映画界を牽引(けんいん)するルーカスVsスピルバーグ作品は今後も目が離せそうにない。
エピ1超えはならず・・・「料金設定の違い」とありますが、確かにエピ1は高かった・・・
割引制度により興収が下がったとありますが、まぁ当時よりは毎月1日のサービスデー、レディースデー、マイレージなどが普及したものの、まだ映画は高い!というのが一消費者としての意見です。
特にスター・ウォーズは何度も見に行くから痛いんだよ!
それに20世紀フォックスはエピ2の時なんか割引禁止にしてたし(これにより独占禁止法違反で公正取引委員会が調査に入った)、「割引」を敗因にしてしまうと、「割引は儲からない」と業界全体に影響を与えてしまうのでは?それでは映画館に人は集まらないでしょう。
女性の集客が良かった、というのはいい現象。これはもちろん俳優と、悲劇的な物語が要因でしょう。
CNN.co.jpより。
ロケットエンジン搭載の飛行機で空中レース 07年開催へ
ニューヨーク(CNN) ロケットエンジンを搭載した飛行機の一群が、時速数百キロで空中のコースを周回する――。SF映画さながらのレースが、07年から本格的に開催される見通しとなった。民間の宇宙船による初飛行を競って話題となったコンテスト「エックス・プライズ」の創始者、ピーター・ディアマンデス氏がこのほど、構想の具体像を明らかにした。
ディアマンデス氏はニューヨークでの会見で、主催団体となる「ロケット・レーシング・リーグ」の設立を発表。映画「スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス」(1999年)でアナキン少年らが砂漠で繰り広げた「ポッドレース」に言及し、「あの場面を再現したい」と目を輝かせた。
ただし、同氏が描く構想は「遠い昔、はるか銀河のかなた」での話ではない。06年10月には飛行機4台によるエキシビションレースを実施し、07年以降は毎年、9月にネバダ州で予選、10月にニューメキシコ州で決勝を開催するという。
「エックス・レーサー」と呼ばれる飛行機は液体酸素とケロシンを燃料とし、最高時速が約480キロ。すでに試作機として「EZロケット」が開発されている。エックス・レーサーは1機100万ドル以内となる見通し。ディアマンデス氏らは現在、参加チームとスポンサーを募っている。
同氏によれば、レースは長さ3.2キロ、幅1.6キロ、高度1500メートルほどの空間を舞台に、約1時間にわたって展開される。観客は、長い煙の尾を引く飛行機の姿を見上げて応援するほか、各機の操縦席などからリアルタイムで送られる映像を大画面スクリーンで楽しむこともできる。
リーグの共同設立者となったグレンジャー・ホワイトロー氏は「カーレースのサーキットを傾けて空中に浮かべれば、3次元のコースができる」と説明。「ロケットレースは、何百万人にも上るカーレースファンや、人類が宇宙へ踏み出す次の一歩を待ち望む多くの人々から注目を集めるだろう。今後数十年、恒例の一大イベントとして人気を呼ぶはずだ」と力を込めた。
というわけで、今度はポッドレースが実現!胸が躍るなぁ!
ただ、「エックス・レーサー」ってネーミングはどうなんだ・・・
近未来のレースといえばデス・レース2000!人をたくさん轢けばポイントアップ!「エックス・レーサー」にもぜひ見習って欲しい。
突然タスケンの銃撃が!妨害工作やマシンに火炎放射機を取り付けるのも忘れるな!
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