スター・ウォーズ・ヴォールトが届いた

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スター・ウォーズ・ヴォールト (講談社トレジャーズ)

 10月19日、ついに「スター・ウォーズ・ヴォールト」が発売!発売日当日に届きました。まださらっと目を通しただけですが、ちょっと中身のご紹介を。

 本書は、『スター・ウォーズ』にまつわる関連資料を片っ端から集めた一冊。これまで『スター・ウォーズ』書籍は大量に出版されてきましたが、こうしたタイプの本は初。

 ルーカス自身がノートに書き留めたストーリーや、スタッフなど内部のみで配られたノベルティ、ルーカスフィルムの社員向け試写状などといった一般には手に入らないものから、おもちゃのカタログや新聞広告、ファストフードのおまけといった、ファン以外の人から見ればゴミ箱行きになりかねないようなものまで、幅広く収められている。

 レプリカとして当時を再現したアイテムが50点収録されているのが、通常の書籍とは違う大きなポイント。実際に資料を手に取ることが出来るので、さながらルーカスフィルムの資料庫にやってきたような気になります!

 また、『新たなる希望』が世に出るまでが詳細に記されており、製作段階の資料から、作品が成功した後のメディアの反応や当時の関連商品などを順を追って紹介。
 1人の頭の中にあったアイデアが抜け出て、様々な人達の協力を得て少しずつ形を成して作り上げ、世の中へと発信し人々の心の中や、生活の中へと行き着く過程がよくわかる。

 日本での展開に関してもかなり取り上げられている。松下電器の浮世絵広告は今見てもかなり面白い。
 1997年の『特別編』の時の3部作チケットは、半券だけ持ってます。当時の日比谷スカラ座で、モギリに絵柄部分を少しちぎられたのも今では思い出・・・

 付属のCDにはラジオドラマやインタビューなどの音源が収録。楽しみにしていた「スター・ツアーズ」のサウンドトラックも満足。海外のテーマパークのものなので、なじみのある日本語版ではありませんが「スター・ツアーズ」音源はこれまでほとんどなかったのでディズニーファンにもおすすめ。

 初回配本分には、「週刊少年マガジン」で連載されたマーベルコミックの和訳版「コミック スター・ウォーズ」と特製ビニール袋が付属。
 映画ではカットされたシーンが描かれていたり、フォースが<原力>と訳されていたりと興味深いし、当時の森永やタカラの広告も復刻されているのも素晴らしい。

 ボリュームのある本書を毎日少しずつ読んでいくのもよし、ステッカーやTシャツ用アイロンプリントなどを実際に使うもよしと、ただの書籍とは一味違うの楽しみ方があるのがこの「スター・ウォーズ・ヴォールト」。

 これだけ関連資料を見せられると、自分の手持ちの紙モノを集めてスクラップブックにして、オレ版「スター・ウォーズ・ヴォールト」を作ろうかなという気に・・・ブログでやってみようかな・・・まぁ、大したものはないのですが。

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