starwars.comより。
『スター・ウォーズ』シリーズのコンセプトアーティストであるラルフ・マクォーリーが、カリフォルニアにて現地時間3月3日に82歳で逝去されました。
『スター・ウォーズ』の世界観をビジュアル面で構築
『スター・ウォーズ』のビジュアルやキャラクター、メカデザインなどに惹かれて『スター・ウォーズ』を好きになった人達は、ラルフ・マクォーリーにたくさん感謝するべき。
なぜなら、ダース・ベイダーやストームトルーパー、C-3POとR2-D2などなど、『スター・ウォーズ』の人気キャラクターが今、世界中の人々がよく知るあの姿なのは、ラルフ・マクォーリーのコンセプトアートのおかげだから。
もっと言うと、『スター・ウォーズ』の映画企画に20世紀フォックスからGOサインをもらうために、ジョージ・ルーカスが持つ映画の構想を視覚化し、映画の製作決定に一役買ったのはラルフ・マクォーリーのコンセプトアートなので、『スター・ウォーズ』が今の形で存在すること自体に全てのファンは感謝するべきでしょう。
『スター・ウォーズ』旧三部作のビジュアルは、ジョージ・ルーカスの世界というよりもラルフ・マクォーリーの世界といっても過言ではないくらい、『スター・ウォーズ』の世界観をビジュアル面で構築した功績は図り知れません。
旧三部作だけではなく、現在展開中の新作シリーズである「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」でも、映画には使われなかったラルフ・マクォーリーのコンセプトアートを元にしたキャラクターや舞台設定、コスチュームが登場するほど、多大な影響を及ぼしています。
また、『エピソード5 帝国の逆襲』でラルフ・マクォーリーは、ホスの反乱軍基地のシーンでファール・マクォーリー将軍として出演しています。
著名人からのコメントも
The Official Star Wars Blogには、著名人からのコメントが掲載されています。
C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、『ファンボーイズ』監督のカイル・ニューマン、イライジャ・ウッド、『ホット・ファズ』のサイモン・ペグ、Ain’t It Cool Newsのハリー・ノウルズ、マーク・ハミルの息子であるネイサン・ハミルといった面々が、ラルフ・マクォーリーへの敬意を表しています。
ラルフ・マクォーリーが残したものは、これからも作品とともに永遠に生き続けることでしょう。
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