『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の最新予告編フォース編が公開!これは日本向けに公開された予告編となり、初公開カットがかなり多く含まれています!
これで日本で公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の予告編は、ティーザーから数えて4つ目となり、これまで公開された予告編よりもかなり本編のストーリーに踏み込んだ内容になっています。
初公開カットを中心に、最新予告編で注目すべきシーンを見ていきましょう。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 予告編<フォース編>の見どころ5点
映画『スター・ウォーズ』史上初の回想シーンが 『ローグ・ワン』に登場
ピアノで弾かれた「帝国のマーチ」から始まる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』予告編 フォース編のオープニングは、先日公開された希望編と同様に、海岸線の空を飛ぶオーソン・クレニックのインペリアル・シャトルが登場。上空にはうっすらとこの惑星の環が見えるので、ここは『スター・ウォーズ』ギャラクシーで言うとジオノーシスのような輪を持った惑星なのでしょう。
ここで登場する初公開カットは、このインペリアル・シャトルの接近から逃げるように走る幼少期のジン・アーソ!髪型は三つ編みおさげと、この後不良になるとは思えないあどけなさ!
ジン・アーソの子どもの頃を描いたシーンがあるということは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』には、これまで『スター・ウォーズ』にはなかった現在進行形の時間軸よりも過去のシーンが登場するということ。
フォースのビジョンという形であれば、『フォースの覚醒』レイがアナキンのライトセーバーを通して過去の出来事を垣間見るというシーンがありましたが、1本の映画の中で大きく時間を隔てて描くのは『スター・ウォーズ』映画史上初となります。
荒れ地に着陸したインペリアル・シャトルから山沿いの家に向かって歩いてくるのは、デス・トルーパー!白い家の周囲には、水分凝結機も点在しています…
マッツ・ミケルセン演じるジン・アーソの父、ギャレン・アーソは、自分が何をしようとも彼女を守るとジンに言い聞かせます。父を信じようとする子のドラマは、ルークとアナキンの父子のような関係性が重なります。
そして、オーソン・クレニックの前に姿を現わすギャレン・アーソ。この頃のオーソン・クレニックはまだ階級が長官ではないのか、帝国軍将校の帽子を被っています。
ジン・アーソの母、ライラ・アーソが渡すクリスタルとは
ここで、初公開となるジン・アーソの母親が登場!「フォースを信じて」という言葉とともに、クリスタルのペンダントをジンに渡します。成長してもジンは、このクリスタルのペンダントを身に付けています。
はたして、このクリスタルのペンダントが持つ意味とは…
クリスタルといえば、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ではデス・スターのスーパーレーザーにカイバー・クリスタルが使われており、惑星ジェダはカイバー・クリスタルの産地であることから、カイバー・クリスタルは本作で重要な役目を持っていそうです。
ジン・アーソの母が渡したクリスタルがカイバー・クリスタルなのかは不明ですが、重要な意味がありそうですね…
ジン・アーソの母はライラ・アーソというキャラクターで、演じるのはTVドラマ「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」などに出演のヴァレン・ケーン。
発射されたデス・スターのスーパーレーザー
そして、デス・スターのスーパーレーザーが緑の稲妻のように惑星の地表に照射されるシーンも!これまでの予告編に登場した北半球(スーパーレーザー側)が下向きで惑星軌道上にいたデス・スターは、スーパーレーザーの発射準備中だったんですね…
続いて、スーパーレーザーが放たれて惑星が崩壊していく中をUウィングが飛んでいると思われるシーンも。まだこの時のスーパーレーザーは、最大出力ではないのかも知れません。
今やレジェンズとなった過去のスピンオフ作品では、デス・スターはスーパーレーザーの試し撃ちとして、惑星デスペイヤーを破壊しています。
この時は、フルパワーでの発射ではないのでオルデランのように一気に粉砕されるのではなく、惑星全体が火の海になるという地獄絵図を引き起こすことに。一気に破壊してくれた方がマシと思うほどの、凄惨な有り様です…詳しくは小説「スター・ウォーズ デス・スター」を!
今回の予告編であるフォース編を見ると、同じようにフルパワーでのスーパーレーザー発射ではなく、惑星の地表に破壊の嵐を巻き起こしているように見えるので、レジェンズと同様に試射をするのかも知れません。
そのスーパーレーザーの試射の対象となった場所ですが、予告編からは岩場の多い地形が確認出来たので、おそらくジェダなのでしょう。
ジェダはフォースを信じる者の巡礼地であるので、帝国軍にとっては破壊してしまいたい場所でしょうし、スーパーレーザーの完成のためにカイバー・クリスタルを採り尽くしたのであれば、資源的にも放棄してしまって良いのでしょう。むしろ、カイバー・クリスタルはライトセーバーに内蔵されているので、ジェダイの再興を防ぐことにもつながります。
はたして、ジェダの運命は…
チアルート・イムウェ&ベイズ・マルバスのコンビネーション!
そのジェダの市場での帝国軍との戦闘シーンで、チアルート・イムウェとベイズ・マルバスの連携を描いたカットが初めて公開!
棒術でストームトルーパーをシバくチアルート・イムウェと、棒では届かない中距離にいるトルーパーたちを正確な射撃で一気に倒すベイズ・マルバス!彼らは相棒と言われてきましたが、こういう戦い方をするのか!
予告編ではこの直後に、AT-STも出現。帝国軍に対してチアルート・イムウェとベイズ・マルバスがどのように立ち向かうのか、アクションに期待です。
ダース・ベイダーの新カットが登場!
前回の予告編に続き、ダース・ベイダーの新カットが今回も盛り込まれています。スモークがたかれているような場所で、振り返るという一瞬ですが…
前後を考えると、おそらくこの場所でダース・ベイダーとオーソン・クレニック長官は出会うのでしょう。オーソン・クレニックは「この兵器の破壊力は無限だ」とか言っているから、『エピソード4/新たなる希望』のモッティ提督のようにダース・ベイダーにフォースチョークされなければ良いですが…
『エピソード4/新たなる希望』 オープニングクロールが、ついに映像化
予告編の終盤では、これまでの予告編にも登場した惑星スカリフの砂浜での地上戦はもちろん、おそらくスカリフであろう青い惑星の軌道上にある宇宙ステーションに対して攻撃を加えるXウィング部隊の姿も描かれ、最新技術で描かれる反乱軍と帝国軍の宇宙戦闘に興奮!
この戦いは、おそらく『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のオープニングクロールで語られているものでしょう。
Rebel spaceships, striking from a hidden base, have won their first victory against the evil Galactic Empire.
During the battle, Rebel spies managed to steal secret plans to the Empire’s ultimate weapon, the DEATH STAR, an armored space station with enough power to destroy an entire planet.
秘密基地から攻撃した反乱軍の宇宙船は、邪悪な銀河帝国に対して最初の勝利を収めた。
この戦いの最中、反乱軍のスパイたちは惑星全体を破壊出来る力を持った武装宇宙ステーションである、帝国軍の究極兵器デス・スターの設計図を奪取することに成功する。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、この反乱軍の「最初の勝利」を見ることが出来るはずです。ヒット&アウェーな、Xウィングによる反乱軍ならではの戦い方に期待!
キャスリーン・ケネディから 日本のファンへのメッセージビデオ
ルーカスフィルム社長でプロデューサーである、キャスリーン・ケネディから日本のファンへのメッセージビデオも合わせて公開されました。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も、これまでの『スター・ウォーズ』映画と同様に日本文化や、黒澤明の映画から影響を受けていることを明かしています。
特に『七人の侍』について言及しており、確かにソウ・ゲレラまで含めたチームローグ・ワンの人数は7人。他にもオマージュがあるのか、これも注目したいところです。
シリーズの原点『エピソード4/新たなる希望』との つながりポイントにも期待
ちなみに、前回の希望編で気になったカットもメモ。
ジェダーと思われる街頭には、『エピソード4/新たなる希望』に登場のRA−7ドロイドが。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、新キャラクターが楽しみなのももちろんですが、こうしたおなじみのキャラクターとの再会も楽しみだったりします!
また、逮捕されたジン・アーソを牢からキャシアン・アンドーが助けるシーンは、扉の爆破の仕方が『エピソード4/新たなる希望』のタンティヴⅣへの突入シーンのようでした。
当然ですが、色々とシリーズの原点である『エピソード4/新たなる希望』との関連が多そうな映画になりそうです。
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