『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』本予告編が公開されました!
2月にティーザー予告編が公開されてから2か月、そして5月25日の世界公開まであと1か月あまり(!)というタイミングで、第2弾となる予告編がようやく登場。
ティーザー予告編に続き、本作の高いエンタテイメント性を感じさせる仕上がりとなっています!
目次
ハン・ソロの過去を知る女・キーラ
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』本予告編のはじまりは、都市惑星の夜景から。
建造中と思われるスター・デストロイヤーを上空に見上げながら、ねずみのようなクリーチャーが這い回るビジュアルは、時代背景の説明とダーティーヒーローが活躍しそうな本作を象徴しそうなショットとなっています。
オールデン・エアエンライク演じるハン・ソロと、クラブのような場所で出会ったエミリア・クラーク演じるキーラは、昔と変わっていないと発言しており、2人は昔なじみであることがわかります。ティーザー予告編でハン・ソロとキーラはランドスピーダーに乗っているシーンがありますが、これが少し過去の時間軸を描いているのかも知れません。
また、同じティーザー予告編では「本当のあなたを知っているのは私だけ」というキーラのセリフもあり、2人の関係は深いものであると思われます。
ハンとランドの出会い
そんなキーラが、ハン・ソロの求めるものとして尋ねるのは、復讐、お金、または別の何か。
このうちのどれを求めているのかはわかりませんが(3つすべてかも)、ウディ・ハレルソン演じるトビアス・ベケットは大物ギャングがクルーを集めていると語り、「運転も操縦も一発当てるために磨いてきた」と、ハンはこれに加わることになりそうです。このセリフのあたり、オールデン・エアエンライクはだいぶハリソン・フォードのセリフ回しを研究していることが伺えました。
そして、仕事に必要な船とともに腕利きの運び屋として紹介されたのが、ランド・カルリジアン。
「俺についてお前が聞いたことは、すべて真実だ」とドヤ顔で語るランドですが、同じく『エピソード4/新たなる希望』の前の時代を描きランドが登場する「スター・ウォーズ 反乱者たち」を見ていると、絶対ウソだと思ってしまいます!
そしてランドのコップに飲み物を注ぐドロイドにも注目してしまいます!2種類の液体を同時に注いで、カクテルを作ってくれるのでしょうか…
そして、ランド・カルリジアンのこの当時の所有ドロイドと思われるフィービー・ウォーラー=ブリッジ演じるL3-37にもセリフがあり、ティーザー予告編よりもフィーチャーされています。
このランドと出会う酒場のシーンのほか、ハンがブラスターを収めているホルスターに手を伸ばすカット、またレンジトルーパーと列車の上で繰り広げる列車強盗のような銃撃戦シーンなど、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』からは西部劇の雰囲気を随所に感じられます。
あのおなじみのセリフが、まさかの反対語?
「イイ予感しかしないぜ」
『スター・ウォーズ』映画全作に登場するセリフといえば「イヤな予感がする」ですが、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のハン・ソロは「イイ予感しかしないぜ」と発言!
ハン・ソロは、本作の後年の出来事となる『新たなる希望』、『ジェダイの帰還』、『フォースの覚醒』の3回も「イヤな予感がする」と言うことになりますが、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の時点ではより楽観的だったのか…それとも、『ハン・ソロ』での出来事でイヤな予感を感じるようになってしまうのか…
トビアス・ベケットは、予告編の中で仲間に裏切られることになっても失望するなとアドバイスをしていますし、ハン・ソロはチューバッカとともに歩んでいくことを我々は知っています。つまり、『ハン・ソロ』の劇中で組んだ仲間とは将来別れることになるのですが、こうした経験が「イヤな予感」を察知出来るようになってしまった要因になったりして…
ランドをはじめとして、トビアス・ベケットの仲間はいずれもクセが強そうな連中ばかり。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では、騙し騙されのコンゲームの要素もあったりするのかも知れません…
チューバッカ役・ヨーナス・スオタモが
『ハン・ソロ』予告編を見てみた
本予告編では、チューバッカの年齢が当時190歳であることにハンが驚くシーンがあります。
ということは約200歳だった『エピソード4/新たなる希望』の約10年前なのか、と大体の時代設定のヒントになっていたりするのですが、そんなチューバッカを演じたヨーナス・スオタモは、Youtubeで『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』本予告編を見たリアクション動画を公開しています。
子どもを見ていなければならなかったのか、赤ちゃんを抱きながら見ている時点ですでに微笑ましいヨーナス・スオタモ。やはり最大のリアクションポイントは例の190歳のシーンだったようで、笑い声とともにウーキーの雄叫びまで聞こえてきます!
ちなみに、この動画でヨーナス・スオタモが被っているキャップにはミレニアム・ファルコンのシルエットとオーラベッシュがデザインされています。
このオーラベッシュを読むと「SOLO」と描かれているので、おそらく映画のスタッフ・キャスト向けのキャップなのではないでしょうか。
ファンと同様に、現在制作中の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の映像を見て興奮している様子のヨーナス・スオタモ。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は5月15日(火)に、カンヌ国際映画祭の特別上映作品としてお披露目されることが決定していますが、この時にはヨーナス・スオタモも作品を見られるのでしょうか…
Chewie’s going to Cannes. Solo: A Star Wars Story will be presented in Official Selection Out of Competition at the forthcoming Festival de Cannes. pic.twitter.com/MDUReVJTNS
— Star Wars (@starwars) 2018年4月6日
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
本ポスターも公開
Check out the new poster for Solo: A Star Wars Story and see it in theaters May 25. #HanSolo pic.twitter.com/ddWgzswfGt
— Star Wars (@starwars) 2018年4月9日
本予告編とともに、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の本ポスターも公開されました。
色褪せたような赤やオレンジなど、ヴィンテージ感のある色使いは『スター・ウォーズ』のポスターとしては異色の仕上がり。シリーズとしての統一感は欠いていますが、ミレニアム・ファルコンのコクピットをモチーフにしたデザインも施され、これはかなりかっこいいです!
そしてポスターには二つの太陽が描かれていますが、これはタトゥイーン登場の可能性があるのでしょうか…?
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。