Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第8話「本当の正義の味方」レビュー/トリビアチェックポイントです。
この記事では、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第8話「本当の正義の味方」のストーリーやレビュー(感想・考察・批評)、トリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストを綴っています。
この記事はネタバレがございますので、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第8話「本当の正義の味方」の本編鑑賞後にご覧ください。
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」の他のエピソードについては、以下のカテゴリーからご参照ください。
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第8話「本当の正義の味方」レビュー
海賊の攻撃に、子どもたちが親とともに立ち向かう!
少年が憧れの眼差しを向けた男が、少年の家族や故郷を襲う…
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」最終話である第8話「本当の正義の味方」は、子どもたちの冒険の出発点・そして帰るべき故郷であり、海賊たちにとっては宝島のようなアト・アティンを舞台として、この惑星を侵略しようとするジョッド・ナ・ナウッドに子どもたちが親とともに立ち向かう。
アト・アティンを飛び出して、各地での様々な冒険を描いてきたシリーズのフィナーレにふさわしく、息つく間もない危機、また危機の連続に加え、ともに冒険してきた保護者のような立場から一転して、ライトセーバーを持って子どもたちとその家族を脅かす、ジョッド・ナ・ナウッドがもたらす緊張感が張り詰めた、テンションの高い出色のエピソードだ!
ウィム、ニール、ファーン、KBはその保護者たちと再会を果たすも、共和国の密使を騙るジョッド・ナ・ナウッドは、ドロイドに見張らせて子どもたちを自宅軟禁させる。一方で、ジョッドは管理官と会うにあたってファーンとファラを連れて行くことに。
自宅に帰ったウィムだったが、セーフティ・ドロイドは常に監視を続けており、ジョッドが海賊であることをウェンドルに伝えられず、ファーンを救うためニールと連絡することも上手くいかない。
管理官の塔を登る最中、ファラはファーンにその歳で管理官に謁見出来るのは大変な栄誉だと言う。その塔の中にいた管理官とは、巨大なドロイドだった。共和国の密使でジェダイであると自己紹介するジョッドに、管理官は密使はもう造幣局を訪れないのかと疑念を抱き始めていたと言う。
ジョッドは僚船の着陸許可を求めるが、管理官はアト・アティンが受け取った共和国からの最後のメッセージは、「すべてのジェダイは反逆者だった」であり、密使であることとジェダイであることのいずれが偽りなのかと問う。
ファーンが彼は造幣局を狙う海賊であると叫ぶと、管理官はセーフティ・ドロイドにジョッドを捕えるように命じるが、ジョッドはライトセーバーで管理官を破壊。セーフティ・ドロイドは停止してしまい、アト・アティンの街中に停電が広がった。
ジョッドがファーンにライトセーバーを突きつけられる中、ファラはアト・アティンの住民の生存の要であるバリアを維持しつつ、ファーンの生命のため海賊のフリゲートがバリアを通る方法を教えることに。
ジョッドは惑星のシステムを掌握し、バリアを通過出来ることをグンターに連絡し、海賊たちに侵略開始を指示する。アト・アティンに現れた海賊のフリゲートは、街中を砲撃。
ウィムは見張りのセーフティ・ドロイドが停止したことで、ジョッドが悪党であることをウェンドルに伝える。そしてウィムの元に、ニールとKBがホバー・バイクでやって来た。キムに連絡を取り、Xウィングに海賊を追い払ってもらうため再び宇宙船でバリアを超えるというのだ。
ウィム、ニール、KBが走り出す中、ウェンドルもボンジ・ファルファのホバー・バイクで子どもたちに追い付き、彼らを止めようとする。しかし、ヴェインが率いる海賊のエア・スピーダーに遭遇してしまい攻撃される。4人は攻撃をかいくぐりながら、森の中、学校の中へと逃げ続けるも、ニールのホバー・バイクが砲撃を受けて破壊されてしまう。
ニールは援護に回ることにし、残る3人はオニックス・シンダーに到着。着陸脚に着けられているドッキング・クランプを外すためには、動力を復旧させる必要がある。ウェンドルは自分はレベル7のシステム・コーディネーターであるとウィムに言い、管理官の塔へと向かう。
ファーンはファラに、セーフティ・ドロイドが持つブラスターでジョッドを気絶させることを提案するも、ジョッドはブラスターを撃って2人を牽制し、アト・アティンの市民に対して今後、俺の手下となるのだと放送を流す。
ウィムとウェンドルは、管理官の塔に向かう。ジョッドと対峙したウィムは、北の山奥で見つけた古代の戦士が守っていた「始祖の水晶」があるから、バリアがある状況でもXウィングを呼んだと言う。ジェダイの軍隊が向かっているから降参しろと迫るウィムに、ジェダイは滅んだと言うジョッド。ファーンも、ジェダイは滅んだと思わせているだけで「始祖の水晶」を見つけて以来、ウィムはジョッドをおびき出すためジェダイと作戦を立てていたのだとウィムに合わせる。
子どもたちがジョッドの注意を引いている間に、ウェンドルは動力の復旧に成功。KBは、頭部を切断されても起動しているSM-33とともにオニックス・シンダーで上空へ。これを攻撃しようとする海賊のフリゲートに、アト・アクランにあった建物と同じ構造である学校の屋上のターボレーザー砲塔を見つけたニールが、砲撃を加えて援護する。
アト・アティンのバリアを抜けたKBはキムに連絡を取ることに成功し、海賊にアト・アティンが襲われているためXウィングの救援を求める。キムは新共和国に連絡すると応えたが、KBがアト・アティンのバリアを通り抜ける方法に言及している最中に、オニックス・シンダーは海賊のスナブ・ファイターの攻撃を受けてアト・アティンの地表に落下してしまう。
KBが乗るオニックス・シンダーの墜落を目撃し、動揺したファーンはバリアを破壊出来るレバーに目を留めて走り出すが、ファラに止められる。制止を聞かないファーンにジョッドはブラスターを発砲し、さらにこれを咎めたウェンドルをフォース・プッシュで倒すとライトセーバーを起動。ウィムはレバーに手をかけ、ジョッドはウェンドルにライトセーバーを突き付ける。
レバーを引けば、バリアは壊れて新共和国のXウィングの救援をアト・アティンに呼ぶことが出来るようになる。しかし、バリアが壊れればアト・アティンは暗く、わずかな光しかない銀河系にさらされることになる。
ウィム、ファーン、ウェンドル、ファラの選択は…
危険な銀河にも、良い人たちはいる
危機に瀕したアト・アティンが舞台ということで、これまで子どもたちの身を案じる様子が中心であったウェンドルとファラが、子どもたちの冒険の最前線へ!
さらに第3話「航行に問題のあるとても面白い星」での月の天文台のキム、第4話「アト・アティンは記憶にねえ」でアト・アクランのヘイナが教えてくれたターボレーザーと、これまでのエピソードで歩んできた旅の足跡が収束し、事態を打開する要素となっていく展開はそのスピード感と相まって最終話ならではの快感がある。
子どもたちを愛する家族だけではなく、旅の中での出会いがピンチの際に活きてくる。これはファーンがファラに言う、銀河は怖くて危険でも、行く先々に、たとえ最悪な場所にだって良い人たちがいたというセリフにも表れている。
安全で安心、ただし退屈なアト・アティンで暮らしてきた子どもたちが、危険で恐ろしい海賊や戦争、怪物などが跋扈する外の銀河に飛び出してしまうという対比が「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」では主に描かれてきたが、そんな状況下でもわずかな光はあって、助け合えるということは『ファントム・メナス(エピソード1)』でも据えられていた「共生」を再び語っているようにも思える。
第8話「本当の正義の味方」は、鮮烈なビジュアルイメージも印象を残す。
住宅街の中に浮かび上がる巨大な海賊のフリゲート。渦巻く緑色のバリアを突き抜ける、オニックス・シンダーの俯瞰ショット。バリアに覆われた緑色の空が晴れて、満天の星空へと変わる。金貨のような黄金のクレジットとともに、オニックス・シンダーから流れ落ちてくるKB。
日常の中での非日常的な光景や、これまでの当たり前が一変するような情景、そして『未知との遭遇』や『グーニーズ』などの1970~1980年代のスティーヴン・スピルバーグが携わった作品のファンタジックなエッセンスを盛り込んだように感じられるビジュアライゼーションは、新しくもどこか以前、夢の中で見たかのようななつかしさを感じさせるようでこのシリーズ固有の雰囲気を作り出している。
幼年期の終わり
バリアに囲まれて安全だったアト・アティンは、バリアの消失によって危険で闇深い銀河にさらされることになった。
ジョッドら海賊たちは退けたものの、おとぎ話の惑星が実在したと知られればこれを狙う者たちはこれからも現れてしまいそうだ。
これは、これまで子どもとして守られてきたウィム、ニール、ファーン、KBたちが、危険で恐ろしく、闇に覆われた外の銀河を知ってしまったために、そのイノセンスの一部が失われたことを比喩しているように感じる。
ジョッドが「大人になれ!」とウィムに言ったように、4人の子どもたちはそれぞれにこの冒険を通してアト・アティンの外の世界の現実を知る。
1度、バリアの外に出てしまえば、何も知らずにアト・アティンで暮らしていた頃に戻ることは出来ない。大人へと成長していくことは止めることが出来ず、また成長してしまえば何も知らなかった子どもの頃に戻ることは出来ないように。
しかしながら、エピソードを通してそんなほろ苦さは強いものではない。それは数々の危機の中を走り抜けていくドライブ感、爽快感とともに、子どもたちが西部劇における騎兵隊のように「本物の正義の味方」である新共和国の戦闘機を呼んで、つらく冷徹な現実に打ち勝つというジュブナイル・アドベンチャーらしい大団円だからだろう。
ウィムとジョッドに通じる「想像力」
ジョッド・ナ・ナウッドは、そんな銀河の冷徹な現実を表したキャラクターだ。
ジョッドはウィムと同じ年の頃、飢えないため必死で穴蔵で暮らしていた。同じように生きることに必死で身なりもボロボロなジェダイが見つけてくれ、彼女はジョッドに素質を見出し、教えを授けはじめてくれたが、追っ手に狩り出されてしまう。そして追っ手たちは、ジョッドに彼女を殺す様子を見させたのだという。
ジョッド・ナ・ナウッドの人生は、常に生き延びることが第一だったのだろう。生い立ちとしては、悲劇の多かったアサージ・ヴェントレスを彷彿とさせるようなフォース感知者だ。
第5話「お前たちは海賊を分かっていない」で、ジョッドはウィムにその強い想像力があれば、腐った銀河でも壮大な冒険を夢見られると励ましていた。
その想像力によって、ウィムはジョッドの注意を惹くために「始祖の水晶」の作り話をする。以前までは子どもっぽいウィムの考えをバカにしていたファーンも、一緒になってジェダイはまだ滅んでいないと話を膨らませる。
これはつまり、想像力によって物語を作り、それを演じるということだ。
ジョッド・ナ・ナウッドと名乗る男も、生き延びるためにいくつもの名前を使い分け、その時の状況や設定に合わせて臨機応変にその人物を演じてきたのだろう。ジョッドがウィムを励ましたのは、根底に通じるものがあったからではないだろうか。
ただウィムが純粋に想像力を広げていることに対して、ジョッドはおそらく生き延びるために必要に迫られて偽りの話を作り、なりすましてきたという違いがあるはずだ。ジョッドは、環境が異なっていれば自分もこうであったかも知れないとウィムを見ていたのかも知れない。
しかしジョッドには、危機の際に「本当の正義の味方」は来なかった。
第7話「あたしたち絶対怒られる」で、ジョッドはひ弱で過保護に甘やかされたガキどもと子どもたちを罵倒する。それは、ジョッドから見るとこの子どもたちは安全と平和の中で暮らす、恵まれた境遇であるためだろう。
このように考えると、ジェダイで共和国の密使であるジョッド・ナ・ナウッドに扮することは、ジョッドにとって最もなりたかったものなのかも知れない。反乱を起こされて投獄されていた海賊が、子どもたちと出会うことによってなりたかったジェダイになることが出来た。ジョッドの視点から「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」のストーリーを振り返ってみると、こうした側面に思いを馳せることも出来る。
子どもたちと、かつて子どもだった大人たちが楽しめるシリーズ
全8話を振り返って、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」は『グーニーズ』や『E.T.』などといった、スティーヴン・スピルバーグが立ち上げたアンブリン・エンターテインメントが1980年代に製作した作品をストーリー、ビジュアルなどの下敷きとしながら、子どもたちによる日常を飛び出して古典的な海賊の伝説を思わせる非日常的な冒険譚を描いており、子どもたちと、かつて子どもだった大人たちが楽しめるシリーズとなっている。
これは、ジョージ・ルーカスが子どもたちのための映画を作ろうとして『スター・ウォーズ』を制作したことに通じており、人気キャラクターの登場やシリーズらしいストーリー上の連続性がなくとも、同様のベクトルの作品が出来ることを証明した。
ワクワク、ドキドキの物語で楽しませながら、この年頃の子どもたちの友情のかけがえのなさ、助け合いといった道徳に触れていく。子どもたちは自身と近い年代のキャラクターたちに共感し、『グーニーズ』などの映画を見て育った当時の子どもたち、つまり子どもたちの親と同じ大人の世代にとっては、幼少期に見た映画の空気を感じられてノスタルジーを感じ、あらゆる世代が楽しめる作品だといえるだろう。
前述のように「スター・ウォーズ:アコライト」を除く他のディズニープラス配信ドラマシリーズと異なり、既存の『スター・ウォーズ』作品とのストーリー上の連続性や、人気キャラクターの顔見せは一切ない上に、ストーリーとしても子どもたちのジュブナイルアドベンチャーであるということで、これがはじめて見る『スター・ウォーズ』であっても良い、シリーズの導入となり得る作品だ。
そしてこの「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」を実現させる上で大きな要素は、子どもたちを演じた俳優の演技だ。キャリアの初期に、『スター・ウォーズ』に出演することのリスク、重圧も大きかったことだろう。視聴者がノイズなく、ストーリーに没頭して楽しめる、自然で時に胸に迫る表情やセリフ回しといった演技表現をしたことに拍手したいと思う。
最終話については、ウィムとウェンドル、ファーンとファラという2組の親子が自分たちが暮らす街のために力を合わせる展開となったが、これまで問題のあった家族関係が非日常的な危機を通して改善されるというドラマ描写に踏み込みが足りない印象を受けた。
ここは大団円のすっきりとした締めくくりを優先するため、取捨選択した結果なのかも知れない。
バリアを超えて、自由と可能性と危険に満ちた星空へ
ウィムがオニックス・シンダーのボタンを押さなければ、アト・アティンは外の銀河から隠されたままだっただろう。住民は平穏な生活を続けられたに違いない。
しかし、その好奇心が機械にコントロールされたシステムを壊し、危険はあれどもっと自由で、広い銀河にわずかにいる良い人たちとつながるチャンスが出来た。
将来に悩んでいたウィムは、アト・アティンの「大いなる事業」に関する決められた道ではなく、アト・アティンが外の銀河とつながったことで自分が望む人々を助けられる仕事に就くことも出来るだろう。ジョッドはウィムに、自身が持つビジョンを大事にすること、生きたい人生を作るのは自分自身だと語っており、ウィムはそのようにする状況に近付けそうだ。
危険はあるものの、自由と可能性も広がった。バリアが解かれ、星空が広がったアト・アティンの夜空のように。
だとしたら、そのちょっとしたイタズラ心は大きな意味があった。
例えば「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」の約25年後となる『フォースの覚醒(エピソード7)』の頃には、ウィムたちは生きていれば35歳ほどとなっているはずだ。
子どもの頃に海賊と伝説の惑星を巡っての冒険を繰り広げたウィム、ニール、ファーン、KBが、どんな大人になっているのか、いつの日か見てみたい。
その前に、「マンダロリアン」と同時代であり、アト・アティンの封鎖も解かれたことで今度はおなじみのキャラクターのドラマに登場する可能性も広がっているのだ。
そして再び財宝への夢が破れてしまった海賊のジョッドが、また別の名前で銀河の片隅に現れ、新たな儲け話を語る…あるいは、フォース感知者の海賊という、大雑把に書けばルーク・スカイウォーカーとハン・ソロを一緒にしたような魅力的なキャラクターなので、これまでの冒険譚も面白そうだ。
数えきれないほどの銀河の星々の中には、そんな可能性も広がっている。
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第8話「本当の正義の味方」トリビアチェックポイント
管理官のデザイン
管理官のデザインは、『宇宙戦争』と『オズの魔法使い』といったクラシック映画へのオマージュが込められているほか、R2-D2のドーム型の頭部にもインスパイアされている。
すべてのジェダイは反逆者
管理官は、アト・アティンが共和国からの最後のメッセージは、「すべてのジェダイは反逆者だった」とジョッド・ナ・ナウッドに指摘する。
『シスの復讐(エピソード3)』にて、パルパティーンによるジェダイは反逆者だという主張のもと、オーダー66が発令され、銀河共和国は銀河帝国へと変貌した。
「すべてのジェダイは反逆者だった」が共和国の最後のメッセージであるということで、プリクエル・トリロジーの頃まではアト・アティンは共和国からの通信を受け取れる状態だったということだ。
つまり、外の銀河ではクローン戦争が勃発していることも管理官は知り得たということになる。
共和国の密使はもう造幣局を訪れないのかと疑念を抱いていたという管理官のセリフから、共和国は存在していないとは思っていないようだ。このことやアト・アティンがこれまでバリアを維持出来ていたことも含めて、アト・アティンの存在は共和国から帝国には引き継がれなかったものと考えられる。
通貨を作る造幣局が、約28年間も共和国から連絡がなかったということで、管理官以外の大人は疑問に思わなかったのか、やはり管理官以外には外の情報は伝えられていなかったのか、製造した通貨はこの間、アト・アティンのみで流通させていたのかなど、疑問点は出てくるが…
『E.T.』のようなバイクチェイス
ウィム、ウェンドル、ニールがホバー・バイクで、街中や森の中を海賊たちから逃げ回り、アト・アティンの夜空を背景に崖を飛び越えるシーンは、『E.T.』でエリオットとE.T.たちが自転車を走らせ、夜空を飛ぶシーンにオマージュされている。
Bウィングの合成ビーム・レーザー
アト・アティンに駆けつけた新共和国の戦闘機の中には、Bウィングもおり、海賊のフリゲートに合成ビーム・レーザーを浴びせていく!
Bウィングの合成ビーム・レーザーは、「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン2 第7話「名パイロットの翼」にて、シャンティポールでクアリーによって作られた、Bウィングのプロトタイプであるブレード・ウィング(プロトタイプB6)に搭載されていた。
ヘラ・シンドゥーラはこのブレード・ウィングに搭乗し、合成ビーム・レーザーの強力な火力で帝国軍によるアイバーの封鎖を突破した。
ブレード・ウィングの活躍によって、Bウィングは量産化が決定するが、量産型には合成ビーム・レーザーは搭載されていないという設定だ。新共和国の元で、量産されたBウィングにも合成ビーム・レーザーが搭載されたモデルが生産されたということになるだろう。
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。
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