「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」で4月19日(土)にセレブレーション・ステージにて開催された、「キャシアン・アンドー」パネルの模様をレポート!
ナーキーナ5の囚人たちが、セレブレーション・ステージで自由を叫ぶ!
「キャシアン・アンドー」パネルの入場中は、「スター・ウォーズ セレブレーション」ではおなじみとなっているDJ エリオット、アトミック・ブロンドDJが場内のファンを盛り上げます。
そんな中、セレブレーション・ステージの一画にはナーキーナ5の囚人たちが集まっていました…
誰かが「On Program(所定姿勢)!」と言うと、「キャシアン・アンドー」の劇中と同様に両腕を頭にするポーズを一斉に取る!このノリが最高です!
DJ エリオットに招かれて、120人ものナーキーナ5の囚人たちはセレブレーション・ステージの壇上へ集結!さらに、会場内を手を降り上げて「One Way Out(道はひとつ)!」と叫んで走り回りました!
私もナーキーナ5の囚人服を着ていたため、セレブレーション・ステージへと登って場内をランニングするという、貴重な経験ができました!パネル開始の前に、まぁまぁの距離を走ることになるとは…!こんなことがあるのも、「スター・ウォーズ セレブレーション」!
ナーキーナ5の囚人たちは、「キャシアン・アンドー」パネルの後も「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」の会場を「One Way Out!」と集団で走り、文字通り幕張メッセから脱走!幕張メッセの階段にて、ナーキーナ5の囚人たちの集合写真が実現しました!
シーズン2を見終わったら、『ローグ・ワン』は全く違った映画に見える
「キャシアン・アンドー」パネルの司会進行は、DJ TAROとサッシャ!日本の『スター・ウォーズ」公式イベントでおなじみのお二人を、「スター・ウォーズ セレブレーション」の進行をされるのはうれしい限り!
「キャシアン・アンドー」パネルに登壇したのは、キャシアン・アンドー役兼製作総指揮を務めたディエゴ・ルナ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に続き「キャシアン・アンドー」シーズン2で再びK-2SOを演じるアラン・テュディック、エグゼクティブプロデューサー兼脚本のトニー・ギルロイ、製作総指揮のサンネ・ヴォーレンベルク、モン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリー、ビックス・キャリーンを演じたアドリア・アルホナ、デドラ・ミーロ役のデニース・ゴフ、シリル・カーン役のカイル・ソーラー!
「キャシアン・アンドー」シーズン2の配信開始直前となったタイミングでのパネルにて、ディエゴ・ルナは「こんなに歓迎をしてくれて、この愛、このエネルギーをありがとうございます。とても特別です」と、なんと125カ国からセレブレーション・ステージに集まった世界中のファンに感謝を語り、さらにスペイン語でも話すと場内からは大きな歓声と拍手が巻き起こりました。
「キャシアンの物語に戻るというアイデア、それが皆さんにとってどれだけ意味があるのか、今ははっきりわかります。『キャシアン・アンドー』には観客がいて、皆さんが期待してくれている。この2年半、僕たちにとって本当に幸せな時間でした」と全世界から期待を集める本作への想いを語りました。
「キャシアン・アンドー」シーズン2は、フェリックスでのマーヴァ・アンドーの葬儀から1年後が舞台となり、キャシアン・アンドーはすでに反乱活動に深く関わっていることが明かされます。
ディエゴ・ルナによると、あらゆる面でより多くの冒険とアクション、そしてドラマがあり、シーズン1に登場したすべてのキャラクターの物語がありながら、シーズン2では多くの新しいキャラクターも登場し、『ローグ・ワン』のはじまりへと向かっているので、ファンが期待しているおなじみの顔もたくさん登場するといいます。
そして、最後のシーズンとなるシーズン2を見終わったら『ローグ・ワン』は全く違った映画に見えるはずとのこと!
そんな「キャシアン・アンドー」シーズン2のストーリーを手掛けた脚本のトニー・ギルロイは、「シーズン1は、12話で丸々1年を描いていましたがシーズン2では4年分を描きます。3話ずつで1年を表現していきます。それを毎週3話ずつ配信されるので、毎週1本の映画を観るような感覚です。そして、それぞれの年ごとに最も重要な3~4日を切り取って描いていきます」と、シーズン2のシリーズ構成を語りました。
製作総指揮のサンネ・ヴォーレンベルクは、「キャシアン・アンドー」シーズン2の制作にあたり、7つのステージにまたがる140のセット、2つのバックロット、異なる24か所のロケーション、700着の衣装、156体のクリーチャー、30体のドロイド、そして4100以上のVFXショットが用意されたという数字を挙げ、いかに壮大なシリーズであるかをアピール。
トニー・ギルロイはさらに、「キャシアン・アンドー」シーズン2はタイトルロールを中心に据えつつも、キャシアン・アンドーの周囲の深みのある脇役たちのすべての物語を語り尽くす合唱団のようなものだと語ります。
シーズン1登場キャラクターたちのドラマの一部が明かされる
モン・モスマを演じるジェネヴィーヴ・オーライリーは、モン・モスマの故郷であるシャンドリラでの結婚式からシーズン2での彼女の物語がはじまることを明かしました!
「モン・モスマは帝国軍の監視下や裏で動かなければならず、このシーズンではいくつか暗い場所に行きます。そして影から踏み出し、真実を語るためにすべてを危険にさらさなければなりません」と、シーズン2でモン・モスマがリスクの中を歩むことについても示唆。
「キャシアン・アンドー」シーズン2では、『ローグ・ワン』に登場したオーソン・クレニック長官も再登場!スクリーンにベン・メンデルソーン演じるオーソン・クレニック長官の場面写真が映し出されると、ファンから大きな歓声が!
そんなオーソン・クレニック長官とともにISB(帝国保安局)で働くことになるデドラ・ミーロ役のデニース・ゴフは、「キャシアン・アンドー」シーズン2で女上司というよりさらにファシスト的になるといい、観客からは笑い声が!
また、デドラ・ミーロが「おかしなことになる」というデニース・ゴフの言葉の後を追って、シリル・カーン役のカイル・ソーラーが話し始めると、スクリーンにはデドラ・ミーロと見つめ合うシリル・カーンのシーンを撮影しているメイキング写真が映し出されます!
カイル・ソーラーによると、シリル・カーンは「キャシアン・アンドー」シーズン2では少し昇進してかなり良い気分でスタートし、帝国においてのわずかな権力を振りかざしているとのこと。
デドラ・ミーロと見つめ合うシリル・カーン、2人の関係性の行方が気になるところですが、カイル・ソーラーいわく「ただじっと見つめ合うだけ」ということです!
ただシリル・カーンとデドラ・ミーロは掘り下げていくのに最高の関係性で、2人はお互いのストーリーアークの中心であり、互いに近づき心を開き合うことで、彼らが全く予想していなかった極限の状況へと追い込まれていくといいます。
ビックス・キャリーンを演じたアドリア・アルホナは、故郷であるフェリックスを離れる中、帝国軍のISBのドクター・ゴーストから受けた拷問の影響にも苦しみつつ、キャシアン・アンドーとの美しい関係が形成され始めるのを垣間見ることができると、自身が演じたキャラクターについて明かしました。
アラン・テュディックがK-2SOを再演!キャシアンとK-2SOの出会いが描かれる
「キャシアン・アンドー」シーズン2で見逃せないのは、『ローグ・ワン』に登場したK-2SOの再登場!再びパフォーマンス・キャプチャーによってK-2SOを演じたアラン・テュディックに質問が投げかけられると、会場からは大きな歓声が上がりました!
アラン・テュディックは、「しばらくの間、スピンオフ作品「K2 Fast K2 Furious(『ワイルド・スピード』の原題「The Fast & Furious」をネタにしたもの!)を粘っていましたが、(K-2SOとキャシアンの)2人のキャラクターがどのように出会うか、そしてK-2SOの誕生をこのシーズンで見られます。それをやること、誕生を描くことは、とても興奮しました」と、K-2SOのオリジンや、キャシアン・アンドーと出会って名コンビ結成が「キャシアン・アンドー」シーズン2で見られることを明言。
一方のディエゴ・ルナは、「あのぴっちりしたスーツで彼を再び見た瞬間、私は笑っていました」と言い、7年経っても何もかもが全く同じ場所にあるのを見て、コックピットで動かずに長時間過ごす中、アラン・テュディックは一緒に撮影するパートナーとして、最も寛容で親切だと賞賛。
世界中のファンと「キャシアン・アンドー」シーズン2 第1話を最速鑑賞!
最後に、ディエゴ・ルナから「ロンドン(「セレブレーション ヨーロッパ 2023」)は私たちが行った最初のコンベンションで、手ぶらで行かないことを学びました。そして今回はただのシーズン2ではなく、最後のシーズンなので特別です。だからこのコンベンションは、僕たち全員にとって本当に大きな意味を持っていて、とても特別なものを持ってきたいと思っていました」と、「キャシアン・アンドー」シーズン2の第1話の世界最速試写が行われることが告げられました!
一足早く鑑賞できるということで、ファンは総立ちで拍手喝采!
直後に上映された「キャシアン・アンドー」シーズン2の第1話は、ディズニープラスオリジナル作品のオープニングからセレブレーション・ステージの大スクリーンで上映され、モニターではなく迫力の映像と音響で楽しめただけではなく、拍手と歓声、そして随所で笑いが起こるなどする「スター・ウォーズ セレブレーション」ならではの鑑賞体験ができました!
そんな「キャシアン・アンドー」シーズン2の第1話は、スリリングで随所にユーモアのあるオープニング、そしてシーズン2を通じて描かれる出来事の端緒が描かれており、シーズン2の導入部としてシリーズ全体の期待感を高める滑り出し!
ディエゴ・ルナの言葉通り、125カ国から集まった世界中の『スター・ウォーズ』ファンとともに同じ空間で最新作を楽しむ…これまで、日本でもディズニープラスオリジナル作品を映画館で鑑賞することはありましたが、世界の『スター・ウォーズ』ファンのノリの良さによって、「スター・ウォーズ セレブレーション」特有の興奮を体感。
配信作品を歓声と拍手の中で、世界中のファンとともに楽しめるという、他にはない体験となりました。
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