2020年8月に開催される『スター・ウォーズ』公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション アナハイム 2020」のチケットが、日本時間6月22日1:00から発売されました。
今回のチケット販売は、世界規模での恐るべき激戦となりました…深夜の「セレブレーション アナハイム 2020」チケット販売に参戦した体験を通して、最新の「スター・ウォーズ セレブレーション」事情をレポート。
目次
900ドルのジェダイ・マスター・パッケージが15分で完売!
6月22日(土)午前1:00より少し前から、「スター・ウォーズ セレブレーション」のWEBサイトは重くなり始め、いよいよ1:00を過ぎてからリロードすると、動作が固まりエラー表示が出つつも、なんとかチケット販売のページにアクセス出来ました。
都内の主要な劇場(TOHOシネマズ六本木ヒルズ、かつてのTOHOシネマズ日劇)での『スター・ウォーズ』新作映画の初日初回のチケットも、発売時刻になると同じように壮絶なチケットWEB販売が展開されることが恒例となっていますが、こちらは日本だけではなく世界中からのアクセスが集まります。
そのトラフィックは半端ではないでしょうが、それでもなんとかアクセス出来ることがすごいなぁと。かなり対策しているのでしょうね。
チケット販売ページにアクセス出来たといっても、バーチャルキューと呼ばれるWEB上での行列に並ぶことになります。
先日発売された東京オリンピック2020のチケットも、混んでいる時に自分の順番をWEB上で待つことになりましたが、これと同じ仕組みですね。
ブラウザを開いている限りは自分の順番はキープされますので、しばらく待ちます。
約15分後、ようやくチケットの券種を選ぶページにたどり着いたら、様々な優先特典が付いたジェダイ・マスター・パッケージはもう完売!
900ドルの高額なチケットですが、このプレミアムチケットは毎回あっという間に完売します…
そのため、ここまでは想定通り。ひとまず4日間券(大人)を押さえます。
「セレブレーション アナハイム 2020」販売決定グッズ
チケットの券種を選んだら、一緒に「スター・ウォーズ セレブレーション」グッズを購入することが出来ます。グッズの一覧は以下の通り。
- 記念ガイド(パンフレット) $25.00
- 公式ポスター $15.00
- 刺繍ワッペン(ロゴ) $8.00
- 公式ランヤード $10.00
- ロゴピンズ $10.00
- オンライン限定キャラクターピンズ $10.00
- 『帝国の逆襲』40周年シャツ $27.00
- 『帝国の逆襲』40周年キャップ $30.00
- オンライン限定シャツ(予約) $27.00
- キーアートシャツ $27.00
- 公式ロゴシャツ $27.00
- ロゴシャツ(女性用) $27.00
- 公式ロゴパーカー $55.00
- ロゴキッズシャツ $22.00
- 公式ロゴ 3⁄4(七分袖)ラグラン $32.00
- 公式キャップ $30.00
まだ「スター・ウォーズ セレブレーション アナハイム 2020」まで1年以上あるというのに、もうグッズを販売するとは…
また来年2020年は『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』公開40周年となりますので、40周年記念グッズとしてTシャツとキャップの販売も確認出来ました。
当然ながら、ほとんどのグッズのビジュアルは出来ていないので商品欲求はそこまで起こらず、ひとまずグッズはパスして決済へ進みます。
4日間大人券も1時間で完売!
チケット販売開始から1時間後の日本時間午前2:00からは、オフィシャルホテルの販売が開始されました。チケットと同様に、バーチャルキューで待機します。
と、その頃、「スター・ウォーズ セレブレーション アナハイム 2020」の4日間大人券がまさかの完売に!
前回の「セレブレーション シカゴ 2019」では、発売から2日での完売でしたが、開始から1時間とは早過ぎる…かつてないスピードでの4日間パスの完売に、『スター・ウォーズ』仲間でのチャットにも動揺が走りました…!
オフィシャルホテルの方も、最初は希望の旅程で2件ほどが表示されていたものの、閲覧しているうちにいつのまにかホテルの候補が表示されなくなりました…
「ギャラクシーズ・エッジ」近隣会場であることで過熱か
「セレブレーション アナハイム 2020」、これまでにない異例の人気です。
「スター・ウォーズ セレブレーション アナハイム 2020」のチケットが、これまでにないほどのスピードで売れた理由は、会場の至近距離に「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」を持つディズニーランドがあり、「セレブレーション」と合わせてこの機会に「ギャラクシーズ・エッジ」に行きたいと思ったファンが多かったことによると思います。
「セレブレーション シカゴ 2019」は、「スター・ウォーズ エピソード9」の公開年に開催されるため最新発表があることは予想がつきましたが、「セレブレーション アナハイム 2020」は映画公開年の開催ではないため、最新発表があるとすれば「ザ・マンダロリアン」やキャシアン・アンドーのシリーズなどの実写ドラマに関するものがあるかどうかというところなので、まだどのようなメインイベントがあるのか不明な状態。
そんな中でここまでチケット販売が過熱したのは、5月末に「ギャラクシーズ・エッジ」がオープンし、世界中にそのエリア内部の様子が報じられたことで訪問意欲が増して、アメリカ国内の方々も含めてせっかくだから「セレブレーション」と一緒に訪れようと計画したファンが多かったからではないでしょうか。
この他にも、「セレブレーション シカゴ 2019」よりも会期が1日少ないことや会場のキャパシティという要素もあるのかも知れませんが、開催場所が主な要因なのかと思われます。
6月23日現在、ジェダイ・マスター・パッケージ、4日間券に加えて、土曜日の大人券も完売となり、会期すべてに参加する方法がなくなってしまった状態です。
これはもう、会期中で参加出来ない日をディズニーランド訪問にあてて割り切った方が良いでしょうね…
4月に「セレブレーション シカゴ 2019」に参加して、世界中のファンと交流を楽しむために多くのファンが集まっていることを実感しました。
そのため最新情報の如何によらずとも、チケットの完売が続出している状況であれば「セレブレーション アナハイム 2020」も大変な盛り上がりになるのは間違いなさそうです。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。