マーベルの『スター・ウォーズ』邦訳コミック「スター・ウォーズ:ダース・モール」が、8月23日(木)に発売されます。
「スター・ウォーズ:ダース・モール」は、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』以前のダース・モールのストーリーを描いたカノン(正史)のスピンオフコミック。原書は「Star Wars: Darth Maul」で、2017年に刊行されました。
『エピソード1/ファントム・メナス』以前の ダース・モールを描いたスピンオフコミック
ダース・モールの様々な一面を統合するような作品
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の公開後に、ダース・モールのスピンオフコミックを発売するとはタイムリーなところ(あと1か月ほど早く刊行してくれればバッチリでしたが)!
『エピソード1/ファントム・メナス』で鮮烈な登場を果たしたダース・モール。ダース・モールは『エピソード1/ファントム・メナス』劇中で死んだと思われたものの、その人気ゆえにTVアニメ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」で生存していたことが明らかになり、続く「スター・ウォーズ 反乱者たち」にも登場。映画1作にとどまらず、様々な顔を見せています。
「スター・ウォーズ:ダース・モール」のライターのカレン・バンが、『エピソード1/ファントム・メナス』で見せた戦士としてのダース・モール、「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」での狡猾な戦略家のモールといった、各作品で様々な一面を見せたモールの描写を橋渡しするような役割の作品であると語るように、本作は様々な媒体で描かれたダース・モール像を統合するような作品となるでしょう。
様々な作品のキャラクターが登場!
『エピソード1/ファントム・メナス』よりも以前、ジェダイと共和国を打倒して銀河を支配する緻密で壮大な計画を進めている師のダース・シディアスにより、ジェダイとの戦闘を禁じられていたダース・モール。
しかし、ジェダイ・パダワンのエルドラ・ケイティスが犯罪組織に捕まったことを知り、ジェダイと戦うことを望んでいたダース・モールも動き出し…
見どころは、『エピソード1/ファントム・メナス』はもちろんのこと、「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」、さらには『フォースの覚醒』といった様々な作品に登場したキャラクターや要素の登場!
『エピソード1/ファントム・メナス』で初登場し、その他のスピンオフでも活躍したオーラ・シング、「クローン・ウォーズ」に登場した賞金稼ぎのキャド・ベイン、続く「反乱者たち」でも顔を見せたホンドー・オナカーなど、銀河の代表的なならず者たちが共演。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場したパイク・シンジケートや、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でハン・ソロが捕まえていたラスターも登場。ハン・ソロが乗るエラヴァナの船内を大混乱に陥れたラスターとダース・モール、もし戦わば!というシーンも見られます。
キャラクターだけではなく、「反乱者たち」シーズン2ラストの舞台となったマラコアの古戦場で何が起きていたかにも触れられています。
短編「プローブ・ドロイド・プロブレム」同時収録
また、『エピソード1/ファントム・メナス』の最中を描いた短編「プローブ・ドロイド・プロブレム」も同時収録されています。こちらは、タトゥイーンでダース・モールがアミダラ捜索のために放ったシス・プローブ・ドロイドのうちの1体と、あるドロイドとの出会いを描いたストーリー。
価格は1944円(税込)。出版が、最近再び『スター・ウォーズ』コミックをリリースし始めている小学館集英社プロダクションである点も注目です。
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