スター・ウォーズの日 2022『エピソード3/シスの復讐』特別上映イベントレポート!3年ぶりのリアルイベント

スター・ウォーズの日
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 2022年5月4日(水)の「スター・ウォーズの日」にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』特別上映イベントの模様をレポート!

 2015年以降、この5月4日に六本木では数々の「スター・ウォーズの日」イベントが開催されてきましたが、この地でファンが集うリアルイベントが行われるのは3年ぶりのこと。ついにこの時が来たかと、感慨深い思いです…

 TOHOシネマズ 六本木ヒルズの前には、「スター・ウォーズの日」のフォトスポットも。

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オビ=ワン&アナキンの声優の森川智之、浪川大輔と、武田真治が登壇!

 上映前には、1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』から、最新作である「オビ=ワン・ケノービ」まで、ユアン・マクレガーが演じるオビ=ワン・ケノービの日本版声優を務めてきた森川智之さん、『エピソード2/クローンの攻撃』、『エピソード3/シスの復讐』でヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカーの日本版声優を務めた浪川大輔さん、さらにスペシャルゲストとして、『スター・ウォーズ』のファンとして知られる武田真治さんが登壇。

 MCは、直前まで配信されていた配信特番「みんなのスター・ウォーズの日 〜MAY THE 4TH BE WITH YOU〜」でもMCを務められていたDJ TAROさん。

 まずは、「スター・ウォーズの日」を記念して行われた「スター・ウォーズ推し事キャンペーン」に応募されたファンによる写真やイラストなどをスクリーンにて紹介。

 そして森川智之さんはオビ=ワン、浪川大輔さんはアナキン・スカイウォーカーを、それぞれ演じてきた20年間を振り返っての想いについての質問が。

 森川さんは当日持参してきたライトセーバーを指して、「これ10年ほど前にロサンゼルスで買ったものなんですけど、帰るときに飛行機内に持ち込もうとしたらセキュリティーで引っ掛かってしまったんです。そこで屈強な係員に『これは何だ?』と聞かれて、『俺は、ジェダイだ』と言ったら通してくれたんですよ」と、『スター・ウォーズ』が文化に根付いているアメリカならではのエピソードを披露。

 さらに、「『エピソード1』の頃のユアン・マクレガーが演じるオビ=ワンと比べると、今回のオビ=ワンは『エピソード3』の10年後なので、演じるユアンも年を重ねてきたように、僕自身も声優として20年キャリアを積んできたので、うまく演技に活かせている部分があるかなと思います。」と、ユアン・マクレガーと自身のキャリアを重ねて語りました。

 浪川さんは、「皆さんが20年間好きでいてくれるのがありがたくて、長い年月やらせて頂いたたまものだなと思っていますし、お仕事でもこの役以降ダークサイドに堕ちるキャラクターをやらせていただくことが多くなったのでありがたいです」と、アナキン役が自身のキャリアへ大きな影響を与えていることも明かしました。

 武田真治さんからは「『スター・ウォーズ』シリーズは素敵な名言にあふれていて、僕が好きなのは『失う事を怒れると、ダークサイドに堕ちるぞ』というセリフなんです。時は流れていくけどそこに固執しないよう、今日を楽しもうといつも肝に銘じてるんです。」と、これから上映される『エピソード3/シスの復讐』での「喪失への恐れはダークサイドにつながる」というヨーダのセリフの引用が。

 ここで5月27日(金)からディズニープラスで初回2話の同時独占配信が開始される「オビ=ワン・ケノービ」の予告編がスクリーンで上映。

 本作でも引き続きオビ=ワン・ケノービの声を担当することが発表された森川さんは、「すごく嬉しくて小躍りしちゃいました!以前ユアンが会見で本作がスタートすることを発表していて、僕もそれを見て楽しみにしていたんですけど、とうとうやってきたなという感じです。『スター・ウォーズ』ファンの皆さんが本当に知りたい部分の話じゃないですか!」と喜びを語ります。

 さらに、森川さんの口から「オビ=ワン・ケノービ」は全6話であることが明らかに!浪川さんからは「楽しみです。オビ=ワンというキャラクターは葛藤の連続で、そこがどう描かれるのか、またオビ=ワンらしい色合いや作風がどういう風に描かれているのか楽しみです。」とコメントが。

 そして「May The Force BE With You」と一斉に祝う午後5時4分を前に、会場にダース・ベイダーとストームトルーパーが登場!

 観客が持参したライトセーバーや配布されたペンライトを手に立ち上がり、5時4分ちょうどに「May The Force BE With You!」とゲストと観客が一斉に光を掲げました!

 このカウントダウンライブ配信の模様は、アーカイブ配信でも視聴出来ます。

「スター・ウォーズの日」イベントのために用意された、『エピソード3/シスの復讐』DCP版上映!

 カウントダウンの興奮が冷めやらぬ中、ついに『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』が特別上映!

 20世紀フォックスファンファーレが、『スター・ウォーズ』を上映する映画館で鳴り響く!

 冒頭のコルサントの戦いで、アナキンとオビ=ワンのジェダイ・スターファイターが息ぴったりに飛ぶシーンで、2005年の夏に一気に引き戻された!

 一糸乱れず縦横無尽に飛び続ける両機のスピード感と、眼下の戦場の全貌が見えた時の奥行きあるスケールは、映画館で見ると劇場が動くはずないのにあたかもライド式のアトラクションに乗っているかのような臨場感が!

 この感覚は、2005年に劇場で『エピソード3/シスの復讐』を鑑賞した時と同じもの…

 まだまだフィルム上映が主流の当時、一部劇場で公開されていたDLP版もその画面のクリアさと情報量に感動したものですが、今回のイベント上映に際して、2022年の映画館で上映するためのDCP(デジタルシネマパッケージ)版も、4K画質で細部により気付くような美麗さ。

 そう、『エピソード3/シスの復讐』は現在の劇場で使用出来るDCP素材が存在しなかったため、今回のイベント上映のためにDCPが作成されています!

 字幕も貼り直されているものの、一見したところ字幕のバージョンは現在ディズニープラスで配信されているバージョンと同じ模様。

 『エピソード3/シスの復讐』は基本的に映画館で再上映の機会がないので、この『エピソード3/シスの復讐』DCP版は現状、日本での「スター・ウォーズの日」のためだけに作成されたものと言えます!

 また、今回の『エピソード3/シスの復讐』鑑賞で、個人的に心動かされたのはアナキンがパドメの妊娠を知って「人生最高の時だ」と言ったシーン。

 これまではシーンの中のセリフの一つと感じられていたものが、「あぁ、ここがアナキンの人生の頂点だったのか…」としみじみする思いに…

 「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」などで、アナキンの人生が時間をかけて描かれ、積み重ねられてきたこと、また公開から17年経って、自分自身がライフイベントをある程度経験したことにより、当時と違う見方が出来たのだと思います。

 自身の中の時間の流れにより、違う見方が出来るようになるのも、何度も見返す映画の魅力です。

 2005年の公開当時の鑑賞体験をよみがえらせつつも、新しさや、これまでになかった発見も感じさせてくれる上映となりました。

 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』DCP版上映後は、続けざまに「オビ=ワン・ケノービ」予告編を上映!ディズニープラス作品の予告編を、またストーリーが直結する『シスの復讐』鑑賞直後に大スクリーンで見られた!

 また、イベントの最後には座席番号を用いたグッズ抽選会も開催。さらに来場者全員に「オビ=ワン・ケノービ」のチラシと、金のフォースことサントリー 伊右衛門 特茶が配布されました!

 2020年、2021年と、ステイホームな楽しみ方となっていた「スター・ウォーズの日」。

 3年ぶりに5月4日を六本木で過ごせたこと、そして17年ぶりに劇場のスクリーンで『エピソード3/シスの復讐』が見られたことは感慨深いものがありました。

 この2年を経て、「スター・ウォーズの日」はインターネットで場所を問わずつながりつつ、リアルでも思い思いに『スター・ウォーズ』を楽しんでいくという、2019年以前よりも幅広い楽しみ方が出来るようになったと思います。

 来年も、また多くのファンが「スター・ウォーズの日」を楽しめることを願っています!

 その前に、5月27日(金)16時よりディズニープラスにて独占配信される「オビ=ワン・ケノービ」を楽しみましょう!

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2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。

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