昨年末に発売され、そのドライブレコーダーとは思えないインパクトのある見た目で話題を呼んだ、デス・スターとタイ・アドバンスト×1をモチーフにした「スター・ウォーズ ドライブレコーダー」。
帝国軍のデス・スターと、ダース・ベイダーが搭乗したタイ・アドバンスト×1が、自動車の運転においてもしものために役立つドライブレコーダーとなったということで、『スター・ウォーズ』グッズ、また幅広くキャラクターグッズとして見てもユニークな商品です。
今回は、この「スター・ウォーズ ドライブレコーダー」の販売元であるMSネット株式会社のご担当の方に、商品開発の過程やこだわりのポイントについて、お話を伺いました!
『スター・ウォーズ』の原点を元に作られた、魅せるドライブレコーダー
―― タイ・アドバンスト×1とデス・スターⅠをカメラのモチーフにされた理由をお教えください。
MSネット まず、今回のプロジェクトは、発売元の株式会社プレックスや、製造の株式会社プロジェクト琉球、そして販売のMSネット株式会社が、企画段階から話し合いながら開発を進めました。その中で、プロジェクトに関わった関係者の中で最も熱狂的な『スター・ウォーズ』ファンより、「『スター・ウォーズ』といえば、原点である『エピソード4』だ!」の一声から、カメラレンズを搭載しても違和感がなく、ディスプレイ、内部基盤の設計が可能なデス・スターをモチーフにする企画がスタートしていました。
―― なるほど、ファンの方の意見を元にしながらも現実的に商品設計が可能なデザインを採用していったのですね。
商品化されなかったものの、他にモチーフとして検討されたキャラクターやメカニックがございましたらお教えください。
MSネット リアカメラについては、R2-D2やXウイング、タイ・ファイターなど議論がありましたが、デス・スターと関連深くカリスマ的人気のダース・ベイダーを軸に考えようということになり、専用機のタイ・アドバンストx1が採用されました。
―― 商品化にあたり、こだわられたポイントを教えてください。
MSネット やはり【魅せるドライブレコーダー】に仕上げるために、設定資料や過去の商品などを参考にタイ・アドバンスト×1とデス・スターⅠの細部を緻密に再現することにこだわりました。
また、電源を入れた時に鳴るファンファーレ音と、電源を切った時に鳴る、ダース・ベイダーのライトセイバーの音も、この商品の喜んでいただきたいポイントです。
―― ドライブレコーダーとしてはユニークな形状を実現する上で、調整された点などはございましたか?
MSネット 開発の段階で、カメラレンズのサイズや視野角、ボタンやコネクタの位置などが影響して、劇中の設定とどうしても異なる箇所が発生してしまったのですが、ディズニー様から、違和感が出ないように様々な助言やアイデアを頂きました。
そして半年以上のやり取りを繰り返した結果、ようやく満足のいくディテールが完成しました。
―― ドライブレコーダーはもしもの時に役立ちますが、性能面で重要視されたことは何でしょうか。
MSネット ただのキャラクタードライブレコーダーとして見られたくないという思いがありましたので、前後ともフルHD、HDRとWDRのW画像補正、70Km/h以上の速度で走行中に車線を逸脱した場合に警告する安全運転支援機能などといった、基本的な性能にも力を入れて開発を行いました。
長い時間をかけ、こうして完成した「スター・ウォーズ ドライブレコーダー」が発表された際、特にプレミアムバンダイでの発売時に大きな話題となったのも記憶に新しいところです。
プレミアムバンダイは期間限定販売でしたが、現在は家電量販店やカー量販店、一部ホビーショップやインターネットショップにて購入可能ということです。
さらに、本日4月1日(木)からは店頭想定価格49,800円(税込)と、お求めやすくなった新価格に!
ファンの思いを汲みつつ、性能面でも妥協しないことを前提としながら、タイ・アドバンスト×1とデス・スターというユニークな形状を実現した「スター・ウォーズ ドライブレコーダー」。見た目で目を惹くだけではなく、多くの方々の熱意が込められた商品がドライブレコーダー利用者の安心を作っていることが伝わってきました。
車に乗るみなさんが、どうか今日もフォースとともに安全に運転されることを願います!
発売元:プレックス
販売元:MSネット
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