2015年に公開予定の『スター・ウォーズ エピソード7』の脚本を手掛けるのはマイケル・アーントであることがルーカスフィルムから正式発表され、主要スタッフが初めて明かされることになりましたが、そうなると今度は『エピソード4/新たなる希望』と新三部作を監督してきたジョージ・ルーカスがクリエイティブ・コンサルタントという立場になるため、映画の舵取りを左右する新たな監督の人選がやはり気になるところ。
『スター・ウォーズ エピソード7』の制作が発表されて以来、監督の噂は各方面で飛び交っています!
マシュー・ヴォーンの噂
movieweb.comは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を監督したマシュー・ヴォーンが務めることになるのではという噂を紹介。
http://movieweb.com/star-wars-episode-7-rumored-to-get-director-matthew-vaughn/
その根拠としては、『スター・ウォーズ エピソード7』の制作決定のニュースが流れる5日前に、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の続編「X-Men: Days of Future Past」の監督続投を降りる情報が流れたため、『スター・ウォーズ エピソード7』を監督するためでは?というもの。
マシュー・ヴォーンは、『キック・アス』の監督としても知られている他、初監督作『レイヤー・ケーキ』では第58回英国アカデミー賞新人賞にノミネート。ガイ・リッチーの出世作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』などガイ・リッチー作品のプロデュースもした実績があります。
『X-MEN』の続編を断ったことだけでは、根拠が少し弱い気がしますが同じく多くのコアなファンを持つ『X-MEN』シリーズでは観客を唸らせたので、実現すればファンのツボは押さえそうな気はします。
コリン・トレボロウの噂
マシュー・ヴォーンの他にも、今年のサンダンス映画祭で上映された「セイフティ・ノット・ギャランティード(Safety not Guarenteed)」を監督した新星、コリン・トレボロウの噂も。
内部情報筋によると、「セイフティ・ノット・ギャランティード」が高い評価を得ているため、ルーカスは数か月前にコリン・トレボロウと会って話し合いをしており、無名のコリン・トレボロウに対して多額のギャランティが提示された模様。
まだ知名度がない監督が、いきなり超大作『スター・ウォーズ』の監督を任せられることになれば、まさにハリウッドドリーム!ただ、世界中に多くのファンを抱えるシリーズだし、今後の監督生活を考えるとものすごいプレッシャーでしょうが・・・
マシュー・ヴォーン説よりもコリン・トレボロウ説の方が、具体的な情報な気がします。また、根はインディペンデント映画作家なルーカスが、サンダンス映画祭に出品したインディフィルムメーカーに目を付けるのも、なんとなく納得な感も。さて、どうなんでしょうか・・・
スピルバーグが監督することはなさそう
また、ファンならば『インディ・ジョーンズ』でもルーカスとタッグを組んでいる盟友スティーブン・スピルバーグがもし、『スター・ウォーズ』を監督したら・・・と夢想したくなるもの。
ただAccess Hollywoodで配信されている、スピルバーグ最新作『リンカーン』のロサンゼルスプレミアで本人が語ったところによると、これはなさそうです。
「もし、『スター・ウォーズ』の監督を頼まれたら?」という記者からの問いに対して、「自分の領域ではないから断るね。それは僕の親友のジョージの領域だから」と答えています。
久しぶりですな、『スター・ウォーズ』新作に関する噂合戦・・・脚本家が正式発表されたことで、より加熱していくのではないでしょうか。この『スター・ウォーズ』新作についてあることないこと出てくる感じは数年ぶりなので、この高揚感がなんだかなつかしい感じです。
しかし2015年って実はあと3年程度なのですが、まだキャスティングをしているとしたら、はたして間に合うのでしょうか・・・
コメント