Star Wars: Episode VII to Open December 18, 2015 | StarWars.com
starwars.comより。
『スター・ウォーズ エピソード7』の世界公開日が、2015年12月18日(金)に決定したことが正式発表されました!
これまで、アメリカ映画界のサマーシーズンの始まりである5月に公開されることが通例だった『スター・ウォーズ』シリーズでしたが、『スター・ウォーズ エピソード7』は初のホリデーシーズンの公開となります!
『エピソード7』公開日に関する経緯のまとめ
『スター・ウォーズ エピソード7』の公開日に関する噂は、大きく分けてシリーズの通例である夏公開、そして年末のホリデーシーズンという2つの説がありました。
8月に開催されたディズニーのファンコンベンション「D23エキスポ」では、ウォルト・ディズニー・スタジオの会長兼最高責任者(CEO)であるアラン・ホーンが、『スター・ウォーズ エピソード7』は2015年夏に公開されることを明言(『スター・ウォーズ エピソード7』、世界・日本ともに2015年夏に公開!公開時期について推察してみたのエントリー参照)。
さらに10月にロンドンで配布されたディズニーの冊子にも、2015年春~夏に『スター・ウォーズ エピソード7』劇場公開と記載されていました。
日本でも先日10月22日にウォルト・ディズニー・ジャパンが『スター・ウォーズ エピソード7』は2015年7月日本公開と発表したばかり。
このように、2015年夏公開の話はオフィシャルな場から出続けてきたこと、また『スター・ウォーズ』と言えば夏!という従来のイメージもあって、どちらかというと夏公開が有力視されてきたように思えます。
その一方で、Badass Digestは『スター・ウォーズ エピソード7』が2015年12月中旬公開と複数の情報源が明かしていると報じていました。結果的にこちらが正解だったということになりましたね。
そんな中、10月に『エピソード7』の脚本家がマイケル・アーントから、J・J・エイブラムスとローレンス・カスダンに交代されること、また撮影開始は2014年春となることが発表。製作発表から1年後のこのタイミングでの脚本家変更、また製作スケジュールがタイトであるなど不安な要素の多いニュースが出てきました。
さらに10月末にはThe Hollywood Reporterから、製作総指揮のキャスリーン・ケネディをはじめとした多数のスタッフが、『スター・ウォーズ エピソード7』公開を2016年に延期する事を求めたものの、ディズニーCEOのボブ・アイガーはその申し出を拒否している模様であることが報じられており、公開時期に関する社内調整が行われていることが伺えました。
おそらく『エピソード7』公開時期の調整はウォルト・ディズニー本社でも、製作の中枢に近い一部でのみ行われていたのではないでしょうか。しかも、内部でも2015年12月公開と決めたのは最近のことなのでしょう。
『スター・ウォーズ エピソード7』がクリスマス時期に公開されるということは、映画自体の興行収入はもちろん関連商品などの玩具の売上も大きなものになると期待出来そうですが、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、売り上げの計上は2016年9月期にずれ込むことになり、この遅れはディズニーにとって大きいとしています。
『エピソード7』の現実的な製作スケジュールと、早く『スター・ウォーズ』の恩恵に預かりたいビジネス面の折り合いが付けられる、ディズニーにとっても苦肉の選択が2015年12月公開だったのかも知れません。
『エピソード7』日本公開日はどうなる?
さて、気になる『スター・ウォーズ エピソード7』の日本公開については、個人的には2通りの可能性があるかと考えています。
まず1つは、2015年12月中下旬のほぼ世界同時公開。
年末年始のお正月映画という映画館への集客が増す時期に合わせて、インターネットが発達した中で現地からの評判や情報が完全に伝わりきらないうちに、世界的なお祭り感と共に観賞意欲を高めることが出来ると思います。
2つめは、世界公開から少し間を置いて2月~3月頃の春休み映画として公開すること。
世界同時公開は一刻も早く見たいファンからは支持されるのですが、宣伝側にとっては作品の情報がギリギリまで本国から降りて来ず、宣伝のネタや画像素材なども充分ではない不利な状態で展開しなければなりません。
例えば、こちらのインタビュー記事によれば、J・J・エイブラムス版『スター・トレック』はアメリカから2週間後の公開だったことが日本で興行が不振だった要因とされています。
ほぼ世界同時公開だったものの日本での興行が振るわなかった『ホビット 思いがけない冒険』が、続編『竜に奪われた王国』では年末の全米公開から遅らせた2月28日に日本公開日を設定したのも、おそらく同じ理由でしょう。
『アベンジャーズ』の時もそうでしたが、ウォルト・ディズニー・ジャパンは世界よりも遅らせた日本公開日を設定することが多いので、可能性としては考えられそうです。
思えば、これまでの『スター・ウォーズ』シリーズも5月の世界公開から約2カ月後の7月に日本公開という、世界からしばらく時間を置いた公開日でしたね。
さて、具体的な公開日がついに決まったので、文字通り指折り数えて公開日を待つことが出来ます!早速、howmanydaysuntilstarwars.comというカウントダウンサイトも登場!
一緒に『スター・ウォーズ エピソード7』公開のその時まで、カウントダウンしましょう!
コメント
投稿者:summer2005 2013/11/13 0:03
>takoさん
同感です。元々、去年までは『エピソード7』が
制作されるとは思ってもみなかったので、待てますから
『スター・ウォーズ』サーガの名に恥じない作品を作って欲しいと思います!
http://star.ap.teacup.com/summer2005/
投稿者:tako 2013/11/11 23:21
公開日決定は喜ばしいことなんでしょうけど、なんだか不穏ですね。
もちろん早く見たい気持ちはありますが、急ぎすぎて微妙な作品になったら目も当てられませんし・・・
映画の公開延期を望んだのは生まれて初めてです