シカゴで開催中の「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」にて、待望の「スター・ウォーズ エピソード9」のトークパネルステージが開催されました!予告編と、サブタイトル発表の瞬間を現地からレポート!
「エピソード9」のトークパネルは「セレブレーションステージ」で観覧出来るものですが、事前抽選に当選しなければなりません。このメイン会場のほか2箇所のステージでその模様が配信されますが、私は残念ながら抽選に外れてしまったため、本会場の中央にある「The Star Wars Show Live Stage」へ。
立ち見ではありますが、ここでも巨大モニターでパブリックビューイングのように「セレブレーションステージ」の模様が配信されるのです。開場とともに多くのファンが駆けつけ、あっという間に会場を埋め尽くしました。広大な展示会場での観覧ということもあり、熱気と一体感は十分!
LIVEステージ前では、MCが「エピソード9のパネルが楽しみな人~!」のように煽り、大勢のファンが歓声を挙げ、節分の豆まきのようにステッカーを配るなどして、11時からの開演の間を盛り上げます!
その模様の一端は、上の動画からご覧ください。
撮影現場に不在のキャリー・フィッシャー それでも、スクリーンでレイアと会える
大歓声の中、ついに始まった「スター・ウォーズ エピソード9」パネルは、スティーヴン・コルベアを司会に、まずは監督のJ.J.エイブラムスとルーカスフィルム社長でプロデューサーのキャスリーン・ケネディが登壇。
J.J.エイブラムスは、『フォースの覚醒』の未使用フッテージを用いてレイア役のキャリー・フィッシャーが出演することについて、改めてCGなどは使わないことを説明。レイアについては、この未使用フッテージを利用して構築出来るストーリーが中心になっているようです。
キャリー・フィッシャーが不在であるにも関わらず、まだ一緒に働いているということに不思議な感覚を抱くというJ.J.エイブラムス。「エピソード9」で観客がスクリーンでレイアと再会する時、我々も同じように感慨深い体験をすることでしょう。
時代設定は、『最後のジェダイ』の直後ではない
また、J.J.エイブラムスは劇中の時間経過について『最後のジェダイ』の直後ではないことを明かしました。どの程度なのかは発表されていませんが、『フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』の間のようにダイレクトな間隔ではなく、しばらくの時間が経過している模様。
各キャラクターの成長や変化も楽しみなところ。
合わせてトークの中では、ミレニアム・ファルコンがジャングルの中に着陸しているカットなど、いくつかの場面写真が初公開!
ランド役、ビリー・ディー・ウィリアムズ再登場!
続いて、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズがR2-D2とともに登場!『スター・ウォーズ』サーガ全作に出演したアンソニー・ダニエルズ。オリジナル・トリロジーの頃から現在まで同じポーズで撮影した3枚の彼の写真が紹介され、変わらないC-3POと、時と共に変化していくアンソニー・ダニエルズの対比にシリーズが持つ時の流れを感じさせられました。
そして、ランド・カルリジアン役を演じるビリー・ディー・ウィリアムズが、大きなファンからの拍手とともに登場!オリジナル・トリロジーのメインキャストの中で、再登場してこなかったランド・カルリジアンが、ファン待望のカムバック!
久しぶりにランドを演じることについて、「ランドは僕から離れたことはないよ」という言葉ととともに公開されたのは「エピソード9でのランドの場面写真!衣装は、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場した若き日のランドを彷彿とさせる黄色い服と青いケープ。
さらに、レイ役のデイジー・リドリーやフィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、チューバッカ役のヨーナス・スオタモ、ローズ役のケリー・マリー・トラン、そして新キャラクターを演じるナオミ・アッキー、BB-8が登場!
ナオミ・アッキー演じる新キャラはジャナ!
ナオミ・アッキーが演じるキャラクター名は、ジャナであることがこのステージで初公開カットとともに明かされました。
このジャナは、ランド・カルリジアンの娘なのかという質問には「ランドはとても魅力的な男性だから、銀河中に子どもがいるかも」と明言を避けたナオミ・アッキー。
ちなみに、ナオミ・アッキーは「エピソード9」のパネルの後「The Star Wars Show Live Stage」にポー・ダメロン役のオスカー・アイザックとともに登場していました。
ケリー・マリー・トランにファンが大きな拍手!
ローズ・ティコ役のケリー・マリー・トランに話が振られると、会場からひときわ大きな拍手と歓声が!そう、ローズは「エピソード9」に再登場するのです!
ユーザーからの攻撃的なコメントにより、Instagramの投稿をすべて削除するというトラブルに巻き込まれてから、彼女は多くの味方を手にしたと実感…
感極まっている様子のケリー・マリー・トランを見ると、こちらもこみ上げてくるものがありました。
新ドロイドD-0(ディーオー)登場!
新キャラクターでは、ドロイドのD-0(ディーオー)が紹介されました!
大きなホイールの上に、カメラ状の頭部が付いたまったく新しいデザインのドロイドです。実際のD-0がステージ上にやってくるところを見ると、「これは一体、どうやって動いているの?」というはじめてBB-8を見た時の感覚がよみがえってきました。
もっと動くところを見ると、より魅力的に感じることでしょう。新たなマスコットキャラクターとなり得るでしょうか⁈
ポーは何でも飛ばせる。ミレニアム・ファルコンも?
レイ、フィン、ポーのシークエル・トリロジーのメインキャラクターについては、このパネルで新たに明らかになったことは少なかったです。
レイは超常的な何かをするということ、フィンはレジスタンスの中でアイデンティティを確立すること(ファズマについては、もういないと言い切っていたのが笑えました)、そしてポーは、「誰もハンのように、ミレニアム・ファルコンを操縦出来ない。しかしながら(強調するような言い方で)、ポーは何でも飛ばせる。ポーはウーバーのドライバーよりも腕はいいよ」と、ミレニアム・ファルコンの操縦について示唆しました!
トークの中では、レイとカイロ・レンなどの新カットが次々と公開。また、場面写真の中にはスナップ・ウェクスリーが写っているものも!
『フォースの覚醒』の後、別動隊として新共和国艦隊の生き残り、そしてレジスタンスの仲間を探しに行ったスナップ・ウェクスリーは、やはり「エピソード9」でその姿を見せます…
「エピソード9」ティーザー予告編&サブタイトル発表!
そして、トークパネルの最後には待望の「エピソード9」ティーザー予告編が公開!
砂漠の中にたたずむレイがライトセーバーを抜き、彼女に向って突進するカイロ・レンのタイ・サイレンサーに向かってひらりとジャンプすると、観客は大歓声!
その後も、ミレニアム・ファルコンを操縦するランド、ヤヴィンの戦いでルークが授与されたメダルといった随所で会場は大盛り上がり!
そして、パルパティーンの笑い声で会場のテンションはおかしいことになり、とどめにタイトルロゴでサブタイトルが「THE RISE OF SKYWALKER(ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー)」であると発表!
これだけでは終わらないのが「セレブレーション」。
予告編上映後のステージ上にいたのは、パルパティーン役のイアン・マクダーミド!
「Roll it again」と言うと、再び予告編を上映!
これが予告編の再上映の指示とともに、パルパティーンを再び演じることも示唆しているようにも聞こえ、最後の最後で観客に衝撃を与えました!
このイベントの模様は以下の動画に収められています。
大勢のファンの大歓声に囲まれるセレブレーション体験!
「スター・ウォーズ セレブレーション」の会場で、世界から集まった大勢のファンとともに「THE RISE OF SKYWALKER(ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー)」の予告編を見ましたが、多くの拍手と大歓声の熱狂に包まれることで、かつてないほどの興奮を感じました!
この熱狂に囲まれるような、驚きと興奮をともにするような感覚は、まさに「セレブレーション(祝祭)」!
また、予告編やサブタイトルの発表そのものがエンタテイメント性にあふれるものであることにも感心。いかにしてファンを熱狂させるか、そしてその熱を世界へ伝播してプロモーションにつなげることが考えられた、驚きに満ちた演出で、ファンのことがよくわかっていますし随所の工夫を感じる演出でした。
スカイウォーカー・サーガの最終作ということで、早くもファンの興奮はピークに近い「エピソード9」の「THE RISE OF SKYWALKER(ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー)」。
ようやくその一部が明らかになりましたが、今後も新たな驚きと興奮が12月まで続くことでしょう…
コメント