新年明けまして、おめでとうございます。本年も、「スター・ウォーズ ウェブログ」をよろしくお願いします。
この記事では、2024年の『スター・ウォーズ』新作のリリース、イベント、またアニバーサリー(記念日)といったスケジュールを現在わかっている範囲でまとめました!この1年も、『スター・ウォーズ』をともに楽しみましょう(情勢により、随時変更の可能性がございます)!
2024年ディズニープラス配信『スター・ウォーズ』新作シリーズ
2023年は「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2、「マンダロリアン」シーズン3、「ヤング・ジェダイ・アドベンチャー」、「スター・ウォーズ:ビジョンズ」ボリューム2、「スター・ウォーズ:アソーカ」と、バラエティに富んだラインナップを配信したDisney+ (ディズニープラス)。
2023年12月時点でのウォルト・ディズニー・カンパニーのプレスリリースによると、2024年はアニメ、実写ドラマといった4本の新作『スター・ウォーズ』シリーズが配信予定となっています。
これらの作品の具体的な配信時期は未定となっていますが、2024年にディズニープラスで配信が予定されている『スター・ウォーズ』新作シリーズは以下の通りです。
「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズン
「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ ファイナル・シーズン」に登場した不良分隊、バッド・バッチと呼ばれるエリート・クローン・コマンドー部隊「クローン・フォース99」が主役のアニメシリーズ「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」も、ついにこのシーズン3で最終シーズンとなります!
クローン戦争が終わって共和国が帝国へと変貌する中、故郷や帰るべき場所を失い、生きる道を探していくバッド・バッチ。「バッド・バッチ」シーズン2の続きが気になるエンディングから、どのようなシリーズの締めくくりを果たすのでしょうか?
イアン・マクダーミドが演じるパルパティーンや、フェネック・シャンドも再登場!
「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズンは、初回3話が2月21日(水)に日米同時配信開始となります。
「Star Wars: Skeleton Crew(スター・ウォーズ スケルトン・クルー)」
「Star Wars: Skeleton Crew(スター・ウォーズ スケルトン・クルー)」は、『スパイダーマン:ホームカミング』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のジョン・ワッツが手掛ける『スター・ウォーズ』作品。
製作総指揮はジョン・ワッツ、クリストファー・フォード、そしてジョン・ファブローとデイヴ・フィローニ。
主演を務めるのはジュード・ロウ!「マンダロリアン」や「スター・ウォーズ:アソーカ」と同じく、『エピソード6/ジェダイの帰還』以降の帝国の崩壊後が描かれます。
また、エピソード監督としてジョン・ワッツはもちろん、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のダニエルズ(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)、マーベル・シネマティック・ユニバースの新作映画『サンダーボルツ(原題)』のジェイク・シュライアー、ブライス・ダラス=ハワード(「マンダロリアン」)らが参加します。
「The Acolyte(ザ・アコライト)」
『エピソード1/ファントム・メナス』の200年前の銀河共和国とジェダイ・オーダーが栄華を極めていた時代であるハイ・リパブリック。「The Acolyte(ザ・アコライト)」は、その末期を舞台にダークサイドの力の台頭を描くミステリースリラー!
Netflixのドラマ「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」の制作陣の1人であるレスリー・ヘッドランドがショーランナーとなり、脚本、製作総指揮を務め、主演は「イカゲーム」が大ヒットしたイ・ジョンジェ。
また『フォースの覚醒』以降、チューバッカを演じているヨーナス・スオタモがウーキーのジェダイ・マスターであるケルナッカを演じることも発表されています!
ジョージ・ルーカスが影響を受けた黒澤映画、侍映画にインスパイアされ、様々な流派や、孤高の戦士、マスターとパダワンのような師弟関係、親子関係など精神的な戦いを描き、『用心棒』や『隠し砦の三悪人』など『スター・ウォーズ』創造のインスピレーションとなった作品へオマージュを捧げられているということです。
「スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ」シーズン2
プリクエル・トリロジーの時代のジェダイたちにフォーカスしたショートアニメーションのアンソロジー作品である「スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ」。
「スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ」シーズン1ではアソーカ・タノとドゥークー伯爵のストーリーが描かれましたが、シーズン2ではどのジェダイの知られざるエピソードが語られるのでしょうか…
2024年「スター・ウォーズ」ブルーレイ/ビデオゲーム リリーススケジュール
「マンダロリアン」シーズン1・シーズン2 ブルーレイ/4K UHD日本発売
「マンダロリアン」シーズン1、シーズン2のブルーレイ/4K UHD コレクターズ・エディションが、ついに2024年に日本発売!シーズン1は2024年3月27日(水)、シーズン2は2024年4月24日(水)に発売となります。
ディズニープラス(Disney+)で独占配信されていた『スター・ウォーズ』シリーズで初のビデオグラム化となり、これまでディズニープラスに加入していなかった方々も「マンダロリアン」を視聴出来るようになります。
ゲーム「スター・ウォーズ 無法者たち」発売
『スター・ウォーズ』初のオープンワールドを採用した新作ゲーム「スター・ウォーズ 無法者たち(Star Wars Outlaws)」が、2024年に発売されます!
「アサシン クリード」シリーズのユービーアイソフトとLucasfilm Gamesが協力し、オープンワールドゲームの「Tom Clancy’s The Division」シリーズなどで知られるMassive Entertainmentが主導して開発する「スター・ウォーズ 無法者たち」の時代設定は、『エピソード5/帝国の逆襲』と『エピソード6/ジェダイの帰還』の間の帝国が反乱同盟軍を追い詰める中で、裏社会の犯罪組織が繁栄を極めた時期。
プレイヤーはハンバリー・ゴンサレスが演じるケイ・ヴェスと、『スター・ウォーズ』アニメーション作品でのクローン・トルーパーの声でおなじみのディー・ブラッドリー・ベイカーが演じるその相棒、ニックスとなって犯罪組織と戦い、盗み、巧妙に立ち回ってアウター・リム史上最大の窃盗を試み、銀河系の最重要指名手配犯の仲間入りをしていきます。
プラットフォームは、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Windows PC(Ubisoft Connect)。
ゲーム「スター・ウォーズ 銀河のハンター」リリース
iOS/Android、Nintendo Switchで配信される予定のゲーム「スター・ウォーズ 銀河のハンター(Star Wars:Hunters)」も、2024年にリリースの予定とされています(現在は一部地域・プラットフォームでの配信)。
「スター・ウォーズ 銀河のハンター」は、帝国の崩壊後を舞台としたアリーナ・コンバットゲーム。チームを組んでアリーナ内にて戦闘を繰り広げ、勝敗を決します。
2024年『スター・ウォーズ』イベント
スター・ウォーズの日 2024年
5月4日(木)は、毎年恒例となった『スター・ウォーズ』の日!
『スター・ウォーズ』シリーズの名ゼリフ「May the force be with you(フォースと共にあらんことを)」から、May→5月、the force→the4th→4日、という言葉遊びに由来するもので、日本では一般社団法人・日本記念日協会に「スター・ウォーズの日」として制定されており、正式な記念日となっています。
2024年の『スター・ウォーズ』の日のイベントやグッズ、キャンペーン、配信・放送などについては、以下のエントリーをご参照ください!
過去9年間、『スター・ウォーズ』の日にどのようなイベントが行われていたかについては、以下を参照ください。
大阪コミコン2024/東京コミコン2024
「大阪コミコン2024」が2024年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)にインテックス大阪で開催!また「東京コミコン2024」も開催されます!
これまでも『スター・ウォーズ』キャストによるトークステージやサイン会・撮影会のほか、『スター・ウォーズ』関連ブースが出展してきた東京コミコン/大阪コミコン。2024年も、『スター・ウォーズ』関連イベントが開催されることが期待されます。特に大阪コミコン2024は、会期中に5月4日のスター・ウォーズの日を含んでいます…
2024年 スター・ウォーズ アニバーサリー
『ファンボーイズ』全米公開15周年
死ぬまでに『エピソード1/ファントム・メナス』を見たいと願った友達のため、スカイウォーカーランチまで旅をする仲間たちを描いた、カイル・ニューマン監督によるコメディ映画『ファンボーイズ』が、2009年2月6日の全米公開から15周年を迎えます!
キャリー・フィッシャーやビリー・ディー・ウィリアムス、レイ・パークといった『スター・ウォーズ』キャストのカメオ出演はもちろん、『スター・ウォーズ』をはじめとした様々な作品をネタにしたギャグで笑いつつも、余命わずかな友達との旅を描いたエモーショナルな本作は、15年の歳月を経ても面白いのでぜひ多くの方々に見て頂きたい映画です。
この『ファンボーイズ』は、アメリカで封切られた2009年当時には日本での公開予定がなかったため私が日本公開署名運動を主宰しまして、翌年2010年に日本での劇場公開、DVDの発売・レンタルがされました。
署名運動のきっかけになったエントリーがこちら。
昨年2023年には、『スター・ウォーズ』ファンによるファンのための交流イベントを運営するファンコミュティである水分農場組合によって一夜限りの『ファンボーイズ』上映会も開催されました。
2024年1月現在、『ファンボーイズ』はAmazonでのレンタル/購入配信のほか、U-NEXTにて見放題配信されています。
『エピソード1/ファントム・メナス』公開25周年
1999年5月19日に公開された『エピソード1/ファントム・メナス』は、今年2024年で公開25周年となります!
『ジェダイの帰還』以来、実に16年ぶりの新作となった『エピソード1/ファントム・メナス』は当時大きなフィーバーとともに熱狂的に迎えられ、プリクエル・トリロジーの皮切りとなりました。
オリジナル・トリロジーでは見られなかったシーンや世界観が広がる『エピソード1/ファントム・メナス』は、現在まで続く『スター・ウォーズ』サーガを80年代で終わらせずに再始動させた重要な作品と言えます。
レゴ スター・ウォーズ発売25周年
レゴ『スター・ウォーズ』が、1999年の発売から2024年で25周年となります。
『エピソード1/ファントム・メナス』に合わせて、レゴから発売された『スター・ウォーズ』商品は20年後の今も人気を誇るロングセラーに。
今ではディズニー作品やDCコミックなど、様々なキャラクターライセンス商品でおなじみのレゴですが、初めてのライセンス商品が『スター・ウォーズ』でした。写真は、レゴランド・ジャパンのレゴ・ファクトリー・ツアー内にあるヒストリー展示です。
レゴ『スター・ウォーズ』は玩具だけではなく、数々のアニメーションやゲームでも独自の世界観とオリジナルキャラクターを作り上げており、他のトイには見られない独立したユニークな展開に成功しました。
「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」オープン5周年
『スター・ウォーズ』のテーマエリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」が、カリフォルニアのディズニーランドと、フロリダのディズニー・ハリウッド・スタジオに2019年にオープンして5周年となります。
「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」は、惑星バトゥーのブラック・スパイア・アウトポストを舞台としたテーマランド。
アトラクション「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」、「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」のほか、フード&ドリンク、ショップを揃え、テーマランド内では様々なキャラクターたちと出会うことも出来ます。
『スター・ウォーズ』のテーマエリアは、今後フランスのディズニーランド・パリにあるウォルト・ディズニー・スタジオ・パークにオープンされることが発表されていますが、まだ完成には至っていません。
また、カリフォルニアのディズニーランドでは2024年4月5日~6月2日に『スター・ウォーズ』サーガを祝うスペシャルイベント「シーズン・オブ・ザ・フォース」が開催され、「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」では花火やフード、グッズなどが登場するとともに、パーク内のアトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」に「スター・ウォーズ:アソーカ」の要素が追加され、「スペース・マウンテン」が『スター・ウォーズ』をテーマにした「ハイパースペース・マウンテン」に再び改装されます。
『エピソード1/ファントム・メナス』日本公開25周年
『エピソード1/ファントム・メナス』の日本公開日は1999年7月10日だったので、日本公開25周年は7月となります。
1999年の夏休み映画として、鳴り物入りで公開された『エピソード1/ファントム・メナス』は、海外と同様に日本でも大きな話題を起こしました。
人気が高かったダース・モールのフィギュアは一時的に品薄となり、定価よりも高値で販売する店舗も当時見かけるほど。
企業のタイアップキャンペーンも盛んに行われ、特にペプシのキャンペーンはボトルキャップが開始早々にあっという間に店舗から姿を消し、夏過ぎには追加生産分が流通。その話題性に、『スター・ウォーズ』ファンではなくても多くの方々が手に取ったノベルティだったのではないでしょうか。
結果的に、ペプシの『スター・ウォーズ』キャンペーンは翌年2000年春のVHS発売まで断続的に実施され、以降の映画でもタイアップが行われるほどになりました。
あの夏から25年なんて…信じられない…
「スター・ウォーズ 反乱者たち」10周年
テレビアニメシリーズ「スター・ウォーズ 反乱者たち」は、2014年10月3日に初放映されてから2024年で10周年のアニバーサリーとなります。
ウォルト・ディズニー・カンパニーによるルーカスフィルムの買収があり、「クローン・ウォーズ」がシーズン5でひと段落となった後、新たにルーカスフィルム・アニメーションが制作した本作。
『エピソード4/新たなる希望』の5年前を舞台に、ロザルに住む孤児、エズラ・ブリッジャーを主人公として、ケイナン・ジャラス(ケイレブ・デューム)、ヘラ・シンドゥーラ、サビーヌ・レン、ゼブ(ガラゼブ・オレリオス)、チョッパー(C1-10P)の反乱グループであるゴースト・チーム(スペクターズ)による帝国への抵抗が、やがて反乱同盟軍の成立へとつながっていきます。
アソーカ・タノ、キャプテン・レックスの登場といった前シリーズである「クローン・ウォーズ」との続編的なつながりだけではなく、2023年に発表された「スター・ウォーズ:アソーカ」では、サビーヌ・レン、ヘラ・シンドゥーラ、チョッパーらが登場し、シーズン4で姿を消したエズラ・ブリッジャー、スローン大提督の行方が主要なストーリーラインに配され、「反乱者たち」で描かれた物語の続きがさらに後の作品で語られていくなど、発表から10年を経てますます重要なシリーズとなっています。
ゲーム「スター・ウォーズ ジェダイ: フォールン・オーダー」発売5周年
「スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー」が2019年11月15日に発売されてから、5周年となります。
2010年発売の「スター・ウォーズ フォース・アンリーシュドⅡ」以来、9年ぶりのシングルプレイヤー専用『スター・ウォーズ』ゲームとなった「スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー」は、『エピソード3/シスの復讐』の直後を舞台にジェダイ・パダワンだったカル・ケスティスの旅を描きました。
2023年には続編「STAR WARS ジェダイ:サバイバー」が発売。「フォールン・オーダー」から5年後のカル・ケスティスのストーリーが語られています。
「イウォーク・アドベンチャー」放送40周年
1984年11月25日に放送されたテレビスペシャル「イウォーク・アドベンチャー」は、2024年で放送から40周年となります。
ウィケットをはじめとしたイウォークが、ルークたちと出会う前に繰り広げた冒険を描いた本作。
DVDの発売からも久しく経ってしまいましたが、クリーチャーのゴラックスはアニメ「スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー」にも登場し、正史(カノン)となるなど設定の一部は今も生かされています。
「イウォーク・アドベンチャー」は、「イウォーク・アドベンチャー 勇気のキャラバン」のタイトルでディズニープラス(Disney+)にて配信されており、配信開始以前よりも視聴しやすくなっています。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開5周年
2019年12月20日に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、2024年で公開から5周年となります!
スカイウォーカー・サーガ九部作の締めくくり、2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から続いてきた『スター・ウォーズ』シークエル・トリロジーの最終章であった『スカイウォーカーの夜明け』。1977年の『スター・ウォーズ』公開から42年が経ってのスカイウォーカー・サーガ最終作の上映は記憶に新しいところですが、もう5年が経とうとしています…
『スカイウォーカーの夜明け』以来、映画作品の公開がない『スター・ウォーズ』ですが、旧三部作の25,000年前に遡りフォースを操る最初のジェダイについての物語を描いた『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のジェームズ・マンゴールド監督作、帝国残党と新共和国の間で激化する戦いの物語であるデイブ・フィローニ監督作、そして『スカイウォーカーの夜明け』から15年後を舞台にデイジー・リドリー演じるレイが登場するシャルミーン・オベイド=チノイ監督作の3作が予定されています。
2024年の『スター・ウォーズ』 イベント情報がわかり次第、随時更新します
上記の2024年の『スター・ウォーズ』イベントは、現在わかってる範囲での情報であり、変更される可能性があるほか、今後様々なトピックスも追加で公開されていくことでしょう。情報が追加されましたら、随時更新します。
2024年も、「スター・ウォーズ ウェブログ」をよろしくお願いします。
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