『スター・ウォーズ』新作アニメーション「Star Wars Resistance(スター・ウォーズ レジスタンス)」の制作が発表されました!
「スター・ウォーズ レジスタンス」は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の前の時代を舞台に、レジスタンスに入隊した若きパイロット、Kazuda Xiono(カズダ・シオノ)を主役に、増大するファースト・オーダーの脅威をスパイするという最高機密任務を描くもの。
そしてその作風は、「Anime-inspired style」と謳っているように日本のアニメ風となるようです!公開されたビジュアルでは、青い空と海を背景に、飛ぶXウィングをあしらったタイトルロゴと、BB-8の姿が見られます。
新キャラクターのほか、BB-8、ポー・ダメロン、キャプテン・ファズマといったシークエル・トリロジーでおなじみのキャラクターも登場。声の出演も、オスカー・アイザック、グウェンドリン・クリスティーが務めます。
「反乱者たち」デイヴ・フィローニの 次回作は、『スター・ウォーズ』の空戦モノ!
スタッフは、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」、「スター・ウォーズ 反乱者たち」を手掛けたデイヴ・フィローニが製作。
「反乱者たち」終了後、デイヴ・フィローニによる次回作が注目されてきましたが、やはり引き続き『スター・ウォーズ』アニメーションを作り続けていくのですね!
「スター・ウォーズ レジスタンス」のアイデアは、デイヴ・フィローニの第二次世界大戦の戦闘機やパイロットたちへの興味から生まれたそう。デイヴ・フィローニの祖父はパイロットで、叔父は飛行機の復元などを行っている方で、デイヴ・フィローニに大きな影響を与えたということです。
パイロットが主人公であり、第二次世界大戦の戦闘機やパイロットが創作の元となったこと、また公開されている青い空が印象的なビジュアルイメージから、「スター・ウォーズ レジスタンス」は『スター・ウォーズ』での空戦モノと言えるような印象を受けます。
時代設定として、ジェダイやシスのライトセーバーやフォースによる戦いが登場しないであろう代わりに、戦闘機同士のドッグファイトシーンが好きな方にはたまらない作品になりそう…
日本アニメテイストの『スター・ウォーズ』
さて、なんといっても「スター・ウォーズ レジスタンス」で注目すべきポイントは、日本のアニメ風の作品になるということ!
デイヴ・フィローニはかねてから、日本のアニメからの影響を公言しており、特に宮崎駿作品は『もののけ姫』からアソーカ・タノのインスピレーションを受けたほか、「反乱者たち」のビジュアルも宮崎アニメの影響を受けたと語っていました。
新作「スター・ウォーズ レジスタンス」では、そんなデイヴ・フィローニが日本アニメ風の作品を製作するということで、スタジオジブリ作品をはじめとした、これまでの引き出しが遺憾なく発揮されそうです。
なにしろ、題材が『スター・ウォーズ』ギャラクシーでの空戦もの!宮崎アニメの大きな魅力となっているのが、空を駆けるシーン、そして飛行機ですが、デイヴ・フィローニが敬愛する宮崎駿と近いフィールドでどのような描き方をするのか、期待したいと思います。空戦シーンは日本アニメテイストと相性が良いと思うので、思いっきり振り切った作品だとインパクトありそう。
主人公の名前も、Kazuda Xiono(カズダ・シオノ)と日本人の名前をイメージさせられるので、そのビジュアルも気になるところです。
そして、『フォースの覚醒』の前の時代を描いた作品ということで、よりレジスタンスとファースト・オーダーの戦いのバックグラウンドを知ることが出来そうです。時期的に、「エピソード9」とのブリッジもあるかも知れませんね。
「スター・ウォーズ レジスタンス」は、アメリカのディズニーチャンネルにて秋にプレミア放送され、その後ディズニーXDや世界各国で放送されます。
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