マーベルの『スター・ウォーズ』コミックにして、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』と『フォースの覚醒』の間を描いた「スター・ウォーズ:砕かれた帝国」が、1月30日(土)に発売されます。
原書は、全4編のミニシリーズ「Star Wars:Shattered Empire」。
もちろん、『フォースの覚醒』の前の時代を描いた作品なので『フォースの覚醒』に関連するスピンオフシリーズ「ジャーニー・トゥ・フォースの覚醒」の中のひとつです。
『ジェダイの帰還』の 「ハッピーエンド」の後も、帝国との戦いは続く…
「スター・ウォーズ:砕かれた帝国」は、その表紙の通り『エピソード6/ジェダイの帰還』のエンドアの戦いで第2デス・スターは破壊、パルパティーンとダース・ベイダーも倒されて大団円となった後の「ハッピーエンド」のその先のストーリー。
エンドアの戦いでの反乱同盟軍の勝利は、強大な軍事施設と帝国を収めた統治者の死をもたらしたにも関わらず、銀河全体で見れば局所的なものでしかなく帝国軍はまだ健在。帝国軍のモフや総督達は、コア・ワールドからアウター・リムまでの重要な星系の支配を、帝国軍艦隊によって維持していたのです。
エンドアでのイウォーク達との宴会も、ちょっとひと休みというだけだったようで「砕かれた帝国」である帝国軍の残党と、反乱同盟軍の戦いは続いていきます…
ポー・ダメロンの両親が登場! シャラ・ベイとケス・ダメロン
この「スター・ウォーズ:砕かれた帝国」では、ルーク、レイア、ハン・ソロといった面々と共に、『フォースの覚醒』のポー・ダメロンの両親であるシャラ・ベイとケス・ダメロンが登場!
ポー・ダメロンの母であるシャラ・ベイは、グリーン中隊でAウィングのグリーン4として第2デス・スター攻撃に、父であるケス・ダメロンはハン・ソロ将軍の元で第2デス・スターのシールド発生機破壊の任務でエンドアの戦いに参加。
ルーク達の他にも、この2人を通して帝国軍の残党との戦いのストーリーが描かれます。
『フォースの覚醒』で大活躍したポー・ダメロンのルーツを知ることも出来るとは、映画を見た後だと実に読みたくなりますね…
『ジェダイの帰還』から『フォースの覚醒』へ 正史(カノン)スピンオフが解き明かす「空白」
あの『ジェダイの帰還』から、いかにして『フォースの覚醒』につながったのか?
まだ謎が多く、映画を見たならば気になってしまう『スター・ウォーズ』ギャラクシーの知られざる歴史の一端は、この「スター・ウォーズ:砕かれた帝国」のような正史(カノン)スピンオフによって少しずつ明かされていきそうです。
それにしても、このスピードでの『スター・ウォーズ』スピンオフコミック邦訳は本当にありがたやありがたや…
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