講談社より、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』日本語版ノベライズが本日11月15日(木)に刊行です。
アメリカでは、2018年3月に発売された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ノベライズですが、日本ではまもなく映画公開から1年が経とうとする頃の発売となりました。
ジュニアノベルは既刊も 『最後のジェダイ』の本格的なノベライズは初刊行
実は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のノベライズの日本語版は、これまでに若年層を対象とした書籍がすでに2冊刊行されています。
ひとつは、マイケル・コッグ著によるジュニアノベル。日本では講談社のディズニーストーリーブックから2018年6月に発売されています。
もうひとつは、エリザベス・シェーファー著のストーリーブック。こちらは、日本では偕成社から2018年7月に発売。
いずれもジュニア向けのノベライズとなっているため、『最後のジェダイ』の本格的なノベライズは今回が初の刊行となります。
3冊も並べられるとややこしいですね!ジュニアノベルとストーリーブックは、書名をもう少し明確にした方がターゲットもより分けられて良いと思います。
映画本編にはないシーン描写も!
この『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のノベライズでは、小説だから出来るキャラクターの心理描写はもちろん、映画本編には収録されていないシーンが多数含まれています。
この中には、ケアテイカーの村が襲撃されていると聞いて助けに行こうとするレイと、助けて賊を撃退したら次はさらに大掛かりな襲撃へと膨らんでしまうと言うルークによる「第3のレッスン」(実際には、ケアテイカーの村は襲撃を受けているのではなく祭をしていた)という『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ブルーレイに収録されている未公開シーンもあります。
また、ブルーレイの未公開シーンにも収録されていない、ディカーのレジスタンス基地の撤退前に行われたハン・ソロの葬儀や、もしルークに『エピソード4/新たなる希望』の出来事が起こらず、あのままタトゥイーンで暮らしていたら…という夢を見るシーンといったノベライズだけの描写も。
映像化されていないシーンは小説ならではで、いずれも想像力を刺激される気になる場面ですね…
公開後に大きな波紋を巻き起こし、賛否ともに様々な意見が飛び交った『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。公開からまもなく1年が経とうとしていますが、ノベライズを読むことなどで改めて作品を冷静に俯瞰すると、また当時とは違った見方が出来るかも知れません。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ノベライズの価格は1058円(税込)。電子書籍のKindle版の価格は864円(税込)と安価になっています。
電子書籍は便利ですよね〜!ただ、書籍を手元に置いておきたいというグッズ化した欲求もあり、悩ましいところです…
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