『スター・ウォーズ』公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション オーランド 2017」にて、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のトークパネルが開催され、ティーザートレーラー(予告編)、そしてポスタービジュアルが公開されました!
公開まであと8カ月、ファン待望の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のトークパネルとティーザー予告編からわかった事実はこれだ!
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』トークパネル
司会は『最後のジェダイ』ネタバレを狙うジョシュ・ギャッド
「セレブレーション オーランド 2017」での『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のトークパネルの模様はYoutubeにて生配信され、その模様は生配信終了後の現在も視聴可能です。
トークパネルの司会は、『アナと雪の女王』でオラフ役を演じたジョシュ・ギャッド。ジョシュ・ギャッドは、2017年11月にアメリカで公開予定の映画『オリエント急行殺人事件』にてデイジー・リドリーと共演した際に、執拗に『最後のジェダイ』のネタバレを迫る動画をSNSに投稿し、話題となりました。
これは面白かったし、『最後のジェダイ』の内容に迫るトークパネルとして良いキャスティング!ちなみにジョシュ・ギャッドは、「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン3の「Double Agent Droid」にて声優として参加しています。
そしてルーカスフィルム社長で『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のプロデューサーであるキャスリーン・ケネディと、監督のライアン・ジョンソンがステージに登壇。
『最後のジェダイ』撮影中の写真が多数公開
ライアン・ジョンソンによると、『最後のジェダイ』のアイルランドでの撮影は素晴らしく地元はとても歓迎してくれたとのこと。また、『LOOPER/ルーパー』で使用したカメラで『最後のジェダイ』のセットを数千枚も撮影したそうです。
トークパネルでは『最後のジェダイ』の撮影中の写真が公開され、以下のようなショットが確認出来ました。
- Xウィングのコクピットで飲み物を手にした
ポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザック - レジスタンスの戦略指令室と思われる場所にいるポー・ダメロン、フィン(ジョン・ボイエガ)、レイア(キャリー・フィッシャー)。キャリー・フィッシャーは、足をコンソールに乗っけている!
- コニックス中尉を演じるビリー・ロード
- C-3POのコスチュームを着て顔を出しているアンソニー・ダニエルズ
- キャプテン・ファズマ役のグウェンドリン・クリスティーとジョン・ボイエガ
- ライトセーバーを構えたレイ役のデイジー・リドリー
また撮影中のキャリー・フィッシャーの写真も公開され、キャスリーン・ケネディはキャリー・フィッシャーは「この映画で注目に値する」と発言しており、その役柄が期待されます。
デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、BB-8が登場!
そして、レイ役のデイジー・リドリーがステージに登壇。
これまでジョシュ・ギャッドの質問に答えてこなかったデイジー・リドリーですが、ジョシュ・ギャッドはここぞとばかりに「ルークと血縁関係なの?スカイウォーカーなの?レイ・スカイウォーカー?それともレイ・ケノービ?」と直球過ぎる質問を連発!
相変わらずの質問攻撃を笑顔でかわしながら、デイジー・リドリーは『最後のジェダイ』ではレイのストーリーを深く描くということを語ります。レイはルークから何かを期待しているが、それはレイが期待しているものではないかもしれないと話し、ライアン・ジョンソンの脚本は「素晴らしい」と発言。
また、アク=トゥーでおなじみのクウォータースタッフを持ったレイ、雨が降る中で停泊しているミレニアム・ファルコンの側にたたずむレイの写真が公開されました。
さらに、2年前の「セレブレーション」で衝撃のデビューを飾ったリアルBB-8もステージに登壇!ここでもジョシュ・ギャッドが「最後のジェダイって誰?」とBB-8に直球質問!ライアン・ジョンソンとデイジー・リドリーに口止めされるBB-8も面白かった!
そして、フィン役のジョン・ボイエガも登場。残念ながら来場出来なかったオスカー・アイザックが演じるポー・ダメロンについて、フィンとの関係はより強くなっているということを語りました。
新キャラクターの名前はローズ!レジスタンスの整備員
『最後のジェダイ』の新キャラクターを演じるキャストからは、ケリー・マリー・トランが登壇。ケリー・マリー・トランが演じるのは、ローズというレジスタンスで整備員を務めるキャラクターであることが明かされました!
ライアン・ジョンソンによると、ローズはルークがかつてそうだったように、何者でもない人物がヒーローになるという役柄ということです。
ローズはただの整備員から、大きな活躍によりヒーローとなるのでしょうか…『最後のジェダイ』の新キャラクターであるローズについて、とても気になる発言となりました。
『最後のジェダイ』でルークは大きな役割を果たす
ファンお待ちかね!のマーク・ハミルは、今回はルークにセリフがあると明かしました。そりゃそうだ!
キャスリーン・ケネディによると、当然ながらではありますが『最後のジェダイ』ではルークは大きな役割を果たすと発言。その一方で、マーク・ハミルはある程度もはやルークの物語ではなくなっているとも。物語でレイが果たす役割も大きくなっているのでしょうね。
ビジュアルではローブを被ったルークの写真が公開され、ジェダイマスターの風格を感じさせてくれました。
またマーク・ハミルは、自身が出演しておらず純粋に楽しめるということで、『スター・ウォーズ』プリクエル・トリロジーを気に入っているそうです。
Thanks @FloridaHospital 4 letting me visit the kids in your care & @StarlightUS 4 providing #SW backpacks filled w/goodies! #ForceForChange pic.twitter.com/xXWeHsK3nm
— Mark Hamill (@HamillHimself) 2017年4月12日
マーク・ハミルについてぜひ知って頂きたいのは、「セレブレーション オーランド」に参加する直前にフロリダの小児病棟へ訪問し、子どもたちにお見舞いをしていること。
病院の子どもたちにとって、ルーク本人が来てくれるなんて夢のようなひとときだったことでしょう。こうしたチャリティ精神には本当に頭が下がります。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 ティーザー予告編 11のチェックポイント
そして、ついに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ティーザー予告編が公開!「セレブレーション オーランド」の会場が熱狂したこの最新予告編を、早速分析した11のチェックポイントを語ります!
レイのジェダイ修行
『フォースの覚醒』の直後から始まる『最後のジェダイ』では、やはりルークの元でのレイのアク=トゥーでの修行の日々が中心に描かれるようです。
海に面した崖の上でライトセーバーの修行をするレイや、細かい石の破片がフォースによって浮遊するカットはかっこいい!ライトセーバーを手に走るレイのシーンも。
『フォースの覚醒』でフォースに目覚めたレイは、本格的にフォースの使い方を学び、ジェダイへと近付いていくことになるのでしょう。
レイが見た「フォースのバランス」
『最後のジェダイ』ティーザー予告編でのセリフで、フォースの瞑想をしていると思われるレイは光と闇、そしてバランスを見たと話しています。「バランス」とは、アナキン・スカイウォーカーがもたらすと予言されていた、「フォースのバランス」のことを指しているのか?
さらに本棚にある古い本、そして色褪せたジェダイのマークに触れる手のカットも。これは旧共和国時代のジェダイの知識についての古書なのでしょうか?
『最後のジェダイ』では、『スター・ウォーズ』プリクエル・トリロジーも含めたこれまでのフォースの解釈や「フォースのバランス」、ひいてはこれをもたらすとされた「選ばれし者」アナキン・スカイウォーカーについての新たな側面も明かされるのかも知れません。
最初のジェダイ・テンプルを探していたルークのことだから、おそらく旧共和国時代のジェダイの知識も収集していたはず。『最後のジェダイ』は、『スター・ウォーズ』オリジナル・トリロジーとプリクエル・トリロジーをよりつなぐ役割を果たすことも考えられそうです。
カイロ・レン
レイの「闇」というセリフと、カイロ・レンのテーマとともに映し出されるのはファースト・オーダーの施設らしき場所で粉砕された黒い物体。これはカイロ・レンのマスクのように見えますが…
そして、カイロ・レン自身も登場。トレードマークのクロスガード・ライトセーバーも健在で、何者かに突き付けている様子が伺えます。レイに付けられた顔の傷からは、アナキンに似た印象を与えられます…
今回のティーザー予告編ではわずかな登場でしたが、カイロ・レンも連想させる赤がテーマカラーとなっている『最後のジェダイ』での役割も大きなものになることでしょう。
レイアの後ろ姿
レジスタンスの戦略指令室と思われる場所で、ホログラムの星図を見ている後ろ姿はレイアのものでしょう。
ルークがいるアク=トゥーへレイを送り出した後、レイア自身はルークの元へ行くことがあるのでしょうか?それともファースト・オーダーとの戦いの戦略を思案中?
ウォーカーに立ち向かうスピーダー! 『帝国の逆襲』を連想する新惑星の名前は「クレイト」
真っ白な地表に、スピーダーと思われる乗り物からの赤い煙が立ち昇るシーンはとても印象的。
地面に激突するスピーダーを後方から捉えたカットでは、前方に無数のAT-ATのようなウォーカーらしき姿が確認出来ます。同じく三部作の中編である『帝国の逆襲』でのホスの戦いのような戦闘シーンが繰り広げられるのかも知れません!
そして、EW.comによるとこの新惑星の名前はクレイト(Crait)であるとライアン・ジョンソンが明かしています。
クレイトは、鉱山のある鉱物資源に恵まれた星図には記されていない惑星で、今は放棄された古い反乱軍基地があるとのこと。
辺境の地で放棄された反乱軍基地と、こちらもホスの戦いを想起させるような印象ですが、一体クレイトでは何のための戦いが繰り広げられるのでしょうか…
ポー・ダメロンとBB-8
ポー・ダメロンとBB-8は、レジスタンスの施設内を走るシーンに登場。どうやら攻撃を受けているようで、ポー・ダメロンが自分のXウィングであるブラック・ワンに近付くと大きな爆発が…
ポー・ダメロンとBB-8は、無事に出撃出来るのか?
フィンの容体は安定した
『フォースの覚醒』でカイロ・レンに受けた傷を癒すため、医療カプセルと思われる中に入っているフィン。
フィンが入る医療カプセルには『スター・ウォーズ』ギャラクシーの文字であるオーラベッシュの表示が浮かんでいますが、早速これを解読した猛者も出現!
ComicBook.comによると、このオーラベッシュは「stable」、つまり「安定」と書かれていたことを発見したファンがいたということで、これでフィンの容体も安心です。
フォースビジョン、再び?
燃え盛る建物の手前でたたずむR2-D2とローブの人物。これは『フォースの覚醒』でレイがアナキンのライトセーバーに触れた時に見た、フォースビジョンのシーンを俯瞰で捉えたものなのか?
だとすると、再びフォースによって過去のビジョンが映し出されるシーンが『最後のジェダイ』にあるかも知れません。ルークが率いた新ジェダイ騎士団に起きた事件の全容が明かされるのか?
キャプテン・ファズマの逆襲?
『フォースの覚醒』でまんまとスターキラー基地のダストシュートに投棄されてしまったキャプテン・ファズマ。その後、スターキラー基地も破壊されてしまいましたが、キャプテン・ファズマは「エピソード9」まで登場すると以前から公表されているので、なんとか生き延びて『最後のジェダイ』に登場するようです。
炎の中、ストームトルーパーを率いるキャプテン・ファズマは『フォースの覚醒』とは違う凄みを感じさせます(でも、またやられちゃったりして)…
ファースト・オーダーとレジスタンスの宇宙戦闘! Aウィングにも注目
『フォースの覚醒』では宇宙戦闘シーンがありませんでしたが、惑星の軌道上でのファースト・オーダーとレジスタンスの戦闘が確認出来ます。
軌道上にずらりと並ぶ新しいメカニックも気になるところですが(しかし、タイ・ファイターは素通りしていく)、Aウィングの姿も見えることに注目!
また、惑星の大気圏内での戦いではミレニアム・ファルコンも活躍。ミレニアム・ファルコンはレイがアク=トゥーに乗って来ているので、修行したレイが操っているのか?
ジェダイが終わる時
『最後のジェダイ』ティーザー予告編の最後では、「ジェダイが終わる時だ」とルークが自ら語っています…はたして、ルークの真意とは?『最後のジェダイ』というタイトルの通り、ジェダイはついに終焉してしまうのか?
『最後のジェダイ』のストーリーの核心は、まさにジェダイの終わりについてとなるのでしょう。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 ティーザーポスタービジュアル公開!
#スターウォーズ のイメージを一新してしまう!? 驚愕の“赤”ポスターが解禁!
ついにベールを脱いだ最新作『スター・ウォーズ/#最後のジェダイ』の衝撃的なポスター!
レイ、カイロ・レン、そしてルークを待ち構えている運命は果たして…!? pic.twitter.com/0PpSX54Rde
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) 2017年4月14日
さらに、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のティーザーポスタービジュアルも初公開されました!
全体的に真っ赤な配色がインパクト大なポスタービジュアルです。やはり『最後のジェダイ』のテーマカラーは赤なのでしょう。
赤に染まる中で、レイが掲げるライトセーバーの青い光が輝き、残された希望を象徴しているようにも見えます。また十字型に放射される光は、40周年アニバーサリーの『新たなる希望』のポスタービジュアルのオマージュのようでもあります。
そして「最後のジェダイはルークか、レイか、それとも両方か…」というような問いかけをされているかのようなデザインですね。
宣伝素材が登場し、『最後のジェダイ』も本格始動!
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の最初の宣伝素材が登場したことで、これからプロモーションも本格化するでしょう。その一部がほんの少し明かされ、これから多くのファンがその考察に励むことになりそうです。
まぁ、『フォースの覚醒』と『ローグ・ワン』の経験から、「予告編のシーンがすべて本編に使われるわけではない」ということは肝に銘じておきたいものです…
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