『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の最終予告編が発表されました!
この予告編は、アメリカ現地時間10月21日(月)のNFLの試合のハーフタイム中に発表されたもの。日本のYoutubeディズニー・スタジオ公式アカウントでも、日本語字幕付きで世界同時発表されました。
『フォースの覚醒』からのシークエル・トリロジーの完結編、そして3つの『スター・ウォーズ』三部作を締めくくる、スカイウォーカー・サーガ9作目にして、最後の予告編です…
『スカイウォーカーの夜明け』最終予告編の各カットを分析!
「本能に従え」
冒頭、ジャングルの中を走り抜けるレイ。パイロットのヘルメットがその足元を転がっていきます。「本能に従え」というセリフは、『エピソード1/ファントム・メナス』でのクワイ=ガン・ジンの言葉を彷彿とさせます。
このセリフはフィンのもの。フィンがフォースを語っています。
舞台は変わり、レイは『フォースの覚醒』でのジャクーで廃品回収をしていた時のような構造物へ。
“スナップ”・ウェクスリー再登場
レジスタンスは『最後のジェダイ』の後、メンバーが大幅に増員されたようです。
— Greg Grunberg (@greggrunberg) October 22, 2019
J・J・エイブラムス作品でのカメオ出演の常連であるグレッグ・グランバーグは、自身のTwitterアカウントで予告編のカットに写っていることを示唆!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で演じたレジスタンスのパイロット、テミン・“スナップ”・ウェクスリーが帰ってくるようです!
アクバー提督の息子登場か?
このカットでは、ランド・カルリジアンやC-3PO、そしてモン・カラマリの姿も。
このモン・カラマリはその衣装から、アクバー提督の息子であり、コミック「Allegiance」にて登場したアフタブ・アクバー(Aftab Ackbar)のように見えます…アクバーの意思を継ぐ者の登場に期待しましょう。
ローズが登場しているカットでは、背後にJ・J・エイブラムスの「LOST」や『ロード・オブ・ザ・リング』三部作でメリーを演じたドミニク・モナハンが演じているらしきキャラクターの姿も見えます!
オレンジのポー専用機、コレリアン・コルベット
ジャングルの惑星では、オレンジにカラーリングされたポー・ダメロンの新しいXウィングや、上空に迫るコレリアン・コルベット(ブロッケード・ランナー)に驚きます!
ポー・ダメロンの新しいXウィングは、バンダイからプラモデルが発売されます。その機体には、R2−D2が搭乗しているようですが…
コレリアン・コルベットはこの時代にはかなりの旧型機のはずですが、そんな古い機体が『新たなる希望』の時と印象が変わらずに登場するとは…
レイとカイロ・レン、再び近づく心
そして波が押し寄せる中での決闘のシーンとともに、レイの「誰もが私を理解してると 本当は違う」に対して、カイロ・レンの「俺は分かる」というセリフがかかり、『最後のジェダイ』で断絶したかに見えた2人が、再び心を通わせることが示唆されています。
やはり、レイとカイロ・レンはお互いが必要な存在なのでしょうか…
玉座は『ジェダイの帰還』ラルフ・マクウォーリーのコンセプトアートから引用
結晶のような天体に都市が付いた場所にタイ・ファイターが押し寄せるカットは、クラウド・シティのコンセプトアートを彷彿とさせます。
パルパティーンのものと思われる玉座は周囲に突起物が付いていますが、ルーカス・フィルムのクリエイティブアートマネージャー、フィル・スゾスタックのTwitterアカウントによると、1981年に『ジェダイの帰還』用に描かれたラルフ・マクウォーリーのコンセプトアートから取られたもののようです。
1981 Emperor’s throne room thumbnail sketches by Ralph McQuarrie for #ReturnoftheJedi. #StarWars #TheRiseOfSkywalker pic.twitter.com/I6insw60vJ
— Phil Szostak (@PhilSzostak) October 22, 2019
地中からスター・デストロイヤー出現!
地中から現れるスター・デストロイヤー、という画はレジェンズにおけるスーパー・スター・デストロイヤー、ルサンキアがコルサントの地中から出現したことが思い起こされます…
歴代の反乱軍の宇宙船が集結!
続く、ミレニアム・ファルコンがフレームの上から登場するカットでは、背後におびただしい数のレジスタンスの宇宙船団が!
中には、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場したハンマーヘッド・コルベット、Uウィング、「スター・ウォーズ 反乱者たち」のゴーストと同型機であるVCX-100の姿も…
これらの宇宙船が、上記の作品に登場した機体と同じものなのか、またはただの同型機なのかは不明ですが、スカイウォーカー・サーガの最終作ということで、様々な作品からのカメオがあることは間違いなさそうです。
C-3POは何を決意した?
C-3POの頭部をいじっているのは、新キャラクターのバブ・フリック(Babu Frik)。
アンゼランのバブ・フリックは、惑星キジミのスパイスランナーで、ドロイドを改造したり再プログラムすることが出来るというドロイドスミス。
ポーが「そこで何してる?」と言う中で、「最後にもう一度だけ 友人たちに」と言うC-3POは何を決意したのか?何やら不穏なことなのか…
アドベンチャー&大規模宇宙戦闘で締めくくる
砂漠の惑星パサーナでのチェイスシーンは、インタビューでも言われているようにアドベンチャー感がありますし、スター・デストロイヤーに立ち向かうYウィングが登場する宇宙戦闘も迫力が期待出来そう。
『スター・ウォーズ』の名の通り、大規模な宇宙戦闘が繰り広げられるのはファンの期待が叶えられそうですが、スター・デストロイヤーの上をクリーチャーに乗って移動出来るというのはどういうシチュエーションなのでしょうか…
第2デス・スターの皇帝の謁見の間を再訪!迫るパルパティーンの影
そして、レイとカイロ・レンが黒い像をともに打ち壊すのは、囚われていたダース・ベイダーの偶像を打ち砕くということなのか?!
第2デス・スターの皇帝の謁見の間の廃墟を訪れ、レイの前にローブの人物が現れるなど、その最終局面はパルパティーンの影が強く現れるようです…
スカイウォーカー・サーガを総括するエンディングは、一体どのようなものになるのでしょうか。
今回の最終予告編は、『スカイウォーカーの夜明け』が持つであろう様々な魅力をバランスよく盛り込んでおり、その期待感を十分に盛り上げてくれたと思います。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』本ポスタービジュアル公開!
Check out the new poster for @StarWars: #TheRiseOfSkywalker. In theaters December 20. Get your tickets now: https://t.co/MLbzRXrCJb pic.twitter.com/4jwGJOaFZi
— Star Wars (@starwars) October 22, 2019
また、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の本ポスタービジュアルも公開されました。
ライトセーバーを構えたレイを大きくあしらい、ポー・ダメロン、フィン、そしてチューバッカとランド・カルリジアンが描かれています。
そして、新キャラクターのゾーリ・ブリスが二丁ブラスターを構え、ジェナがクリーチャーに騎乗している姿が比較的大きくフィーチャーされています。
さらに、ローズ・ティコ、C-3PO、R2-D2、BB-8、D-Oらのドロイドたちの姿が。
対するファースト・オーダーは、カイロ・レンのみが大きくデザインされていますが、インペリアル級スター・デストロイヤーの艦隊と、『スカイウォーカーの夜明け』で初登場のタイ・ダガーが登場しています。
今回の『スカイウォーカーの夜明け』の最終予告編でも随所に登場していた、インペリアル級スター・デストロイヤーは、やはり本作でのレジスタンスの前に立ちはだかる主要な敵となるようです…
ところで、ファースト・オーダーの艦隊はどこにいったのでしょうか…?
今回は、ティーザーポスターで大きく背景に浮かび上がっていたパルパティーンの影はありませんが、レイとカイロ・レンの決闘シーンはティーザーポスターと同じモチーフがそのまま使われています。
また、『スカイウォーカーの夜明け』の本ポスタービジュアルの大きな特徴として、スタッフ・キャストなどの文言が書かれたビリング表記が、ビジュアルの外に書かれている点が昔の映画のようで少しレトロな印象も受け、『スター・ウォーズ』42年の歴史も感じさせてくれるようです。
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