アプリゲーム「Tiny Tower(タイニータワー) 」の『スター・ウォーズ』版「Star Wars: Tiny Death Star(スター・ウォーズ:タイニーデス・スター)」が11月上旬にリリースされました。
ひとしきり遊んでみて、無料でプレイ出来る上に日本語版でもローカライズされたことはうれしいものの、不自然な邦訳によって個人的に詰まった箇所もあったので、その攻略ポイントも交えながらこのゲームをご紹介します。
「Star Wars: Tiny Death Star」とは
「Star Wars: Tiny Death Star(スター・ウォーズ:タイニーデス・スター)」は、デス・スターを建設・発展させていく経営シミュレーションゲーム。
ビジュアルはファミコンのような8ビットのドット絵でかわいらしく、BGMも『スター・ウォーズ』のテーマがどこかなつかしさを感じるようなアレンジになっています。
実はデス・スターには映画で描かれていた軍事区画だけではなく、多くの商業店舗やその従業員が住む居住区があって、このゲームはそうした飲食店やサービス、娯楽、小売などのテナント店舗をデス・スターの上部階層に作り、その売上を元に下層に帝国軍の設備を充実させて最終兵器に近付けていくというものなのだ!
店舗を作って従業員を雇い売り物の在庫を補充しながら、左側のエレベーターでやってくるキャラクターを送客して店舗で買い物してもらったり、住居に入居させ新たな労働力を手に入れる・・・という流れがゲームの進め方の基本。
集まった資金で下層に作った帝国軍の施設では、「補給担当将校」というキャラクターを使って「帝国のアイテム」を制作。これは帝国軍からのミッションに関係し、クリアすると報酬がもらえます。
また、左上の皇帝のアイコンからは皇帝からの様々なミッションが下され、これをクリアすると報酬がもらえます。
ゲーム中の資金は、デス・スター内の店舗の売上で獲得出来る黄色いクレジットと、緑色の帝国ドルがあり、帝国ドルはいわゆる課金で購入出来る他、ゲーム中でも手に入ることがあります。
デス・スターを拡張すればするほど、たくさんのクレジットを得ることが出来、そのクレジットでさらに多くの設備投資が出来るという発展のさせ方が経営シミュレーションの醍醐味。
軌道に乗って勝手にクレジットが増えていく様子は、最近一瞬だけ流行ったCookieClickerにも通じるものがあるかも。
おなじみの『スター・ウォーズ』キャラクターも登場
もちろん、『スター・ウォーズ』の世界観で経営シミュレーションが楽しめるのが大きなポイント。『スター・ウォーズ』ギャラクシーのあらゆる種族や施設が幅広く登場します。住居の名称は、スピンオフなどに登場する惑星もあって結構マニアック!
ちなみに、この「帝国の賓客」という訳は下の原文と比較するとずいぶん仰々しく感じる・・・
こちらのボバ・フェットのように、『スター・ウォーズ』のメインキャラクター達も顔を見せます。発見したキャラクター達は、以降たまにデス・スターに現れるようになりアルバムに収録されます。
また、特定のキャラクターがある場所に現れた時にだけ見られるシーンもあり、こうしたコレクション要素は『スター・ウォーズ』ファンにとって大きな見どころです。
不自然な邦訳で、ゲームが進行出来ない場合は…
さて、ここからは不自然な邦訳によって個人的に詰まった箇所の攻略法を共有します。
たまに画面左下に登場する青い反乱軍アイコンは、反乱軍のスパイを探すミッション発生の合図なのですが、日本語版の「Star Wars: Tiny Death Star(スター・ウォーズ:タイニーデス・スター)」では、このアイコンを押しても何も起こらない・・・どうやら、日本語版のバグのようです。
これをクリアするには、お使いのスマートフォン/タブレット端末自体の言語環境を日本語以外にする必要があります!なんと面倒な・・・
この通り、端末自体の言語環境を英語にした状態で青い反乱軍アイコンを押せば、スパイ探しへ移ることが出来ます。
この他にも「Star Wars: Tiny Death Star(スター・ウォーズ:タイニーデス・スター)」日本語版は、本当に日本語に堪能な人が訳したのか疑問な文章が多々あります・・・
「技能を持つ9人のワーカー1つの職場で就業させよう。」と、まったく意味がわからず頭を抱えたのですが、これは1つの店舗に数値が9の市民を全3名雇用するとクリア出来るミッションでした。ネット翻訳でも使ったのか?
「チップのために働くのは悪くない。1の市民を見つけるのだ。」は、たまに発生する市民探しのミッションをクリアすることを指しています。ディズニー・インタラクティブ・グループ・ジャパンは、ちゃんとアプリの中身を見ているのだろうか・・・
エレベーターでの送客や店舗の在庫ストックが途切れなく続くため、だんだんと作業ゲーっぽく感じてしまう点はこの手のゲームでは仕方ないところ。
ちなみに、私は在庫ストックが切れたことをアプリが通知する「お知らせ」機能は切りました。頻繁に通知が来るため、アプリが生活に侵入しないようにしています。
まだまだロックされている要素も多く、これらを発見するのも楽しいので気長に遊べそうなゲームです。
コメント