「STAR WARS/ジェダイ・チャレンジ」レビュー!ジェダイになりたいすべての人が必見の、夢の体験!

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Lenovo Star Wars™/ジェダイ・チャレンジ ARヘッドセット ZA390004JP / ライトセーバー・コントローラー付属

 ARを用いて『スター・ウォーズ』の世界がリアルに体験出来る、レノボ「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」。先月の発売以降、各地で体験イベントが行われ話題となっています。

 ARヘッドセットを使ってプレイするゲームという性質上、実際に体験してみなければそのクオリティを完全には実感することが出来ませんが、体験イベントに参加出来ない方も多いと思いますので、「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」の実際の商品を遊んでレビューします!

 イベントでは体験出来ない部分も含めてご紹介しますので、イベントに参加された方も商品購入の検討材料としてご活用ください。

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「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」 パッケージ開封!

STARWARS ジェダイ・チャレンジ

 これが「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のパッケージ。カイロ・レンと戦うキービジュアルが用いられた大型のボックス型パッケージは、開ける前からワクワクします…

パッケージを開けると、そこには輝くライトセーバーが!

STARWARS ジェダイ・チャレンジ

 パッケージの箱を開けると、まず飛び込んでくるのが輝くライトセーバー!箱からライトライトセーバーを取り出すと、あたかもオビ=ワン・ケノービが保管していたアナキンのライトセーバーを手に取ったような気分になります…

 これがこの「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のコントローラーとなります。

コントローラーは『帝国の逆襲』のライトセーバーを再現

STARWARS ジェダイ・チャレンジ

 このライトセーバー・コントローラーはスカイウォーカーのライトセーバーを再現しています。アナキンとルーク、そしてレイが用いる、シリーズ歴代の主人公が使用するライトセーバーなので、各時代のフォースのダークサイドの使い手と戦うことが出来る「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」にはふさわしいデザインと言えるでしょう。

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 その造形は、ARゲームのコントローラーという役目があることを考えると、かなりリアルに再現されていると言えます。握ってみると想像よりも軽く、ARゲームをプレイする上での扱いやすさが考えられていることを感じます。ライトセーバーにはブレードの質量がないので、実際にあったらこんな感じかも…と思うと、余計に気分が高まります!

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 マスターレプリカの『エピソード4/新たなる希望』FXライトセーバーと比較してみます。形状の違いでわかる通り、「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のライトセーバー・コントローラーは『エピソード5/帝国の逆襲』をモデルにしています。

 いずれの作品のライトセーバーもストーリー上はもちろん同じものなのですが、プロップ(小道具)では、四角いコントロールボックス上のデザインの形状が変更されていたり、 向きが変わっていたり、起動ボタンの数など、よく比較すると異なるものになっています。

 また、「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のライトセーバー・コントローラーはFXライトセーバーと比べてメッキの輝きが強いです。

STARWARS ジェダイ・チャレンジ

 「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」の内容物の一覧。ライトセーバー・コントローラーのほか、LenovoミラージュARヘッドセット、トラッキング・ビーコン、ACアダプター、各端末に対応したMicro USB変換ケーブルが封入されています。

「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」 起動までのセットアップ方法

 まず、事前の準備としてライトセーバー・コントローラーとARヘッドセットをコンセントにつないだACアダプターで充電する必要があります。ACアダプターはひとつしかないので、順番に充電していきましょう。

 また、トラッキング・ビーコンには単三電池2本が必要(購入時はテスト用電池が入っています)となりますので、3つのデバイスで電力を使うことになります。

 次に、対応しているスマートフォンに「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のアプリをインストール。対応機種は、iPhone 6以降(Plus、iPhone X含む)のiPhone、またGalaxy S7, S7 edge,、S8、Google Pixel / Pixel XL,、LG G6、Moto Z2 Force EditionのAndroidスマートフォン。

 「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のアプリは先日、日本語ローカライズ対応にアップデートされたので、ここから先のセットアップの説明もゲーム内も日本語表記となりました。開始までの準備も、ゲーム内のストーリーやアドバイスも理解度100パーセントで楽しめますよ!これはうれしい。ゲーム内でのキャラクターの音声も日本語です。

 リリース時は、アプリが英語表記のみだったのでセットアップは人を選びそうな印象がありましたが、今では日本語ローカライズされているのでアプリのガイドの通りに進めれば良く、改善されました。

 同梱されている取り扱い説明書は、各部の説明や注意表記が中心で、どの機器をどのように接続すれば良いかなど、セットアップの詳細は書かれていません。アプリを用いてプレイするので、そのガイドに従えば良いということなのでしょう。

STARWARS ジェダイ・チャレンジ

 アプリを起動したら、ライトセーバーをBluetoothで同期させます。すると、ライトセーバーが白から青い輝きに!バイブレーションも加わり、まさにライトセーバーが起動したかのよう!

 続いてトラッキング・ビーコンの電源を入れ、プレイする場所の床に置きます。プレイするには、ある程度のスペースが必要です。また、照明は暗くした方がARの映像が見やすく、没入感が高まります。

※足元や周囲にはご注意ください!

 スマホをセットし、ARヘッドセットを装着。装着感は、思ったほど重くないです。また、メガネを着用していてもプレイすることが出来ます。

STARWARS ジェダイ・チャレンジ

 プレイする時には、衣装でも遊んでみると気分が盛り上がりそうです。ますはオーソドックスにジェダイのローブ!ジェダイローブ特有の長い袖やフードがあると、より五感がジェダイに近付きます!

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 あとはライトセーバーのモデル的に、ホスのルークをイメージした服装とか…ワンパと対決出来るコンテンツはまだありませんが、ホスのステージはあるのでこの時に着れば雰囲気アップ!これは激しく動き回ると暑くなるので、冬限定ですね。

 これでセットアップは完了です。いよいよ「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」で遊ぼう!

ライトセーバーを起動し、 『スター・ウォーズ』の世界へ!

 「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」は、プレーヤーがジェダイ・ホロクロンを通じてジェダイとしての訓練を受けるというストーリーとなっており、敵のキャラクターもホログラムという設定。半透明で現実世界に表示されるARであれば、ホログラムという設定は逆にリアルで、説得力のあるものになっています。

 現れたアーキビストというキャラクターの指示に従ってライトセーバーのスイッチを押すと、目の前に光刃が!実際に握っているライトセーバーのハンドルの動きと同期して、青い光のブレードが揺れ動きます。

 トイのライトセーバーはブレードの部分をどうしても物理的に表現しなければならないため、実際の剣のようにブレードの質量を感じてしまうわけですが、ブレードをARで表現し軽々と振り回せる「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のライトセーバー・コントローラーは、光の剣が実際にあったらこんな使用感だと思わせてくれます。

 そして、目の前には「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のステージとなる6つの惑星がホログラムで広がります!『フォースの覚醒』のミレニアム・ファルコン内でBB−8が見せた、星図のホログラムの中に入り込んだような感じ!

 しかも、ARなので自分で歩けば各惑星の都市のホログラムを近くで見ることも可能。『スター・ウォーズ』の世界観に一気に入り込むことが出来ます。

ジェダイになる夢が叶う!ライトセーバー・バトル

 「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」には、3つのモードがあります。

 まずは、「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」の目玉と言える「ライトセーバー・バトル」。ライトセーバーを手にジェダイになりきることが出来る、ファンの夢に近付けるコンテンツ!

 ステージは現在、ナブー、ガレル、ロザル、ホス、タコダナ、コアの6つの惑星があり、さらに各惑星でそれぞれバトルドロイドやストームトルーパーといったブラスターを使う軍勢と戦うステージと、ダース・モール、セヴンス・シスター、大尋問官、ダース・ベイダー、カイロ・レンといったフォースのダークサイドの使い手とのライトセーバー戦のステージがあります。

 映画だけではなく、テレビアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」の内容が収録されているのもファンには見逃せないところです。

 まずは、ナブーでバトルドロイドたちと戦闘。バトルドロイドが向こうからブラスターを撃ってきた!飛んで来る光弾を、ライトセーバーでブロック!で、できた…

 一見、難しそうに見えますが初心者でもちゃんと当たります!これまで長い間、イメージトレーニングを積んできたおかげかも知れない…ライトセーバーに光弾が当たった瞬間、コントローラーが振動するのも臨場感たっぷり。

 ジェダイになってライトセーバーを振るい、ブラスターを跳ね返す!近付いてきたバトルドロイドをバッサバッサと斬り捨てる!いつか見た夢だよ、これ…

 特にプリクエル・トリロジーでのジェダイのバトルシーンが好きな方は、これはぜひ1度やってもらいたい!

 バトルドロイドたちとの戦闘を2ステージクリアすると、いよいよダース・モールとの闘いへ。

 ライトセーバー戦では、次に来る敵の太刀筋が黄色いラインで表示され、そのラインにライトセーバーを合わせることで防御が成功します。連続攻撃を防いでいると、映画さながらにチャンバラしているような気分に!

 敵の攻撃の後はスキが生じ、オーブが現れる時があるので、一緒に表示されるラインに合わせて斬りつけるとダメージを与えられます。

 ステージが進んでいくと、敵の攻撃もバリエーションが出てきます。例えば、セヴンス・シスターはシーカー・ドロイドからのブラスターも防がなければなりません。また、ライトセーバーでブロックするだけではなく、横に移動したりかがんで相手の斬撃を避けたりする動作も加わるなど、より激しいアクションに。気づけば、結構呼吸がはずんでいたりします…

 また、フォースプッシュで敵を一掃するなど、フォースを用いた能力を使うことも出来ます。このフォースは、ステージを進めていくと能力がアンロックされていくので、これを集めていく楽しさもあります。

 あと、途中の訓練で『エピソード4/新たなる希望』でルークがライトセーバーのトレーニングに使用していたトレーニング・リモート(シーカー・ドロイド)からのブラスターを弾く場面もあり、ヘッドセットを付けているということもあって完全にルークになれます!

 まぁ、しっかりと目で見てブラスターを防いでしまったわけですが…まだ修行が足らない。

STARWARS ジェダイ・チャレンジ

 ライトセーバー・バトルでタコダナのカイロ・レンまで1度倒すと、ライトセーバーが緑色に!ステージをクリアしていくと、ライトセーバーの色を選択出来るようになるなど様々な要素がアンロックされていくようです。

あのデジャリックをプレイ出来る!ホロチェス

 映画ではミレニアム・ファルコンの船内にあり、R2−D2とチューバッカも遊んでいたデジャリック・ホロチェス。一体、どのようなルールだったのか気になりますし、実際に遊んでみたいというファンは多いはず。

 「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」ではなんと、このデジャリックもARで遊ぶことが出来ます!ホログラムを使っているという設定のゲームと、ARの技術はぴったり!

 このモードを選ぶと、眼前にホロチェス台が登場。ヘッドセットと連動した丸いカーソルでデジャリックの駒を選び、その駒ごとに決まった動き方で進めていき、接敵すると攻撃。それぞれのデジャリックの駒にはHPがあり、これがゼロになると盤上から退場。相手の駒をすべて倒せば勝利となります。

 このデジャリックが、映画と同様の動作をするのがたまらない!ARなので、デジャリックを周りこんで様々な角度から、また近づいて見ることも出来るという、あのシーンが好きな人にはたまらないゲームです!

軍勢を率いる指揮官になれる!戦略バトル

 戦略バトルのモードは、プレーヤーがライトサイドの軍勢を指揮し、ダークサイドの軍勢と戦うシミュレーションゲーム。クローン・トルーパーのリーダーや砲台、またオビ=ワン・ケノービといった強力なキャラクターを配備して自陣を防衛し、敵の軍を撃退していくという内容です。

 ナブーのステージを見回すと、一面がシード宮殿周辺になっています!ゲームのフィールドでは、クローン・トルーパーとバトルドロイドが戦闘を繰り広げており、スケール感から言えば、まるで部屋の中でアクションフィギュアが動き出して、戦いを始めたかのようです!

 フィギュアでジオラマのように戦いを再現するのは、子どもから大きなお友達まで経験があると思いますが、その光景がよりリアルに実現しちゃいました…

 各ユニットをどこに配置するか、またどの敵のキャラクターを優先して攻撃するのかなど、リアルタイムにARで展開される戦闘は、迫力とともにシミュレーションとしても本格的です。

 ただ1点、ホロチェスも戦略バトルも詳しいルールや操作方法は、公式サイトのFAQを見ないとわからなかったところ。チュートリアルなどを用意した方が親切だったでしょうね。

想像以上のやり込み要素! 追加コンテンツ配信により、拡張する面白さ

 このように「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」を遊んでみましたが、各モードともにある程度のステージのボリュームがあり、またそれぞれに設定されているミッションをクリアするという要素もあるなど、思った以上にやり込みポイントのあるゲームでした!

 事前情報からは、ライトセーバー戦といくつかのミニゲームがある、ARの先端性がポイントのガジェット、というイメージを受けていましたが、『スター・ウォーズ』の世界に文字通り飛び込むという夢の体験をしつつ、ゲームとしても長く遊べそうだと認識を改めました。

 今はロックされている惑星「コア」の詳細も気になるところですし、先日には『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場したクレイトでの戦略バトルや、ライトセーバーバトルで2人のエリート・プレトリアン・ガードと戦うステージなどの追加コンテンツが2018年1月から配信されることも発表されました!

 アプリを用いたゲームであるため、これから新しい追加コンテンツが随時更新されていくという面白さがあり、今見えているコンテンツだけではなく、この先も長く楽しませてくれるという期待も加味した方が良いでしょう。

 また、「反乱者たち」の要素が初期段階から組み込まれ、映画以外からの出典もあるので、スピンオフ作品のファンも今後のコンテンツ拡張に注目です。

 映画を見た後だと、プレトリアン・ガードと早く戦いたい!

 何より、ライトセーバーでブラスターを弾き返す、敵のセーバーと切り結ぶ、デジャリック・ホロチェスをプレイ出来るという「あ、これ夢叶っちゃったかも」な瞬間を体験出来るので、ファンは1度遊んでみるとテンションが上がるはず!

 またライトセーバー・バトルは、表示される太刀筋のラインの意味がわかればあとはコマンド操作などもない感覚的なものなので、ゲームをあまりやらない方にも直感的に操作出来ます。

 商品の箱は大きいですが、ライトセーバー・リモコンとARヘッドセット、トラッキング・ビーコンだけであれば結構軽く、バッグに入れて持ち運べる程度なので、この時期のパーティーゲームとしても盛り上がりそう!

 「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」は今後、汐留の日本テレビ2階日テレホールで12月22日(金)〜29日(金)まで開催される「映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』公開記念 衝撃のスター・ウォーズ展」と、109MEN’S 1階エントランスにて12月23日(土)〜25日(月)まで開催の「Star WarsTM/ジェダイ・チャレンジ体験イベント」にてそれぞれ体験出来ます。

 ジェダイを夢見たすべての人を、このライトセーバーが呼んでいる…

summer2005

2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。

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