「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」の開催を翌日に控えた4月17日(木)、会場となる幕張メッセにほど近いイオンモール幕張新都心に隣接する豊砂公園にて、前夜祭イベント「スター・ウォーズ祭り」が開催されました。
イベントには、『スター・ウォーズ』シリーズでオビ=ワン・ケノービ役、また「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」にてジョッド・ナ・ナウッドの吹替を務めた森川智之さん、アナキン・スカイウォーカー役の声優である浪川大輔さん、そして「スター・ウォーズの虜になった」というHey! Say! JUMPの中島裕翔さん、M-1グランプリの決勝でスター・ウォーズのネタを繰り出すほどの大ファンとして知られるミキの昴生さん、また『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』吹替版でカメオ出演もしている亜生さん、ファン歴40年以上で、同じく『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』吹替版でカメオ出演をしている宇宙飛行士の野口聡一さんが登壇。
集まった多くのファンと共に、翌日から開催される「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」の期待を込めたトークを繰り広げました。
縁日のような「スター・ウォーズ祭り」!
「スター・ウォーズ祭り」の会場には、マンダロリアンことディン・ジャリンとグローグーのねぶたが!
日本の縁日のようなブースが並び、まさにお祭りの雰囲気です。
ヨーヨー釣りのカラフルな水風船には、『スター・ウォーズ』キャラクターがデザインされています!
こちらは手拭いにキャラクターのスタンプを押して自分だけの手拭いを作れるブース。
MAY THE 4th タイムチャレンジは、5.4秒でぴったりで時計を止めるゲーム!
会場内のキッチンカーでは、ドリンクやポップコーン、緑の耳のカップケーキといったフード&ドリンクメニューを販売!
ダース・ベイダーの呼吸音だけを1時間練習!吹替版の裏側
多くのファンでにぎわう中、「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」のパネルでも進行を務めたサッシャさんんがMCを務め、浪川大輔さん、中島裕翔さん、ミキの昴生さん、亜生さん、野口聡一さんが登壇。
日本では2008年の「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン」以来、17年ぶりの開催となる「スター・ウォーズ セレブレーション」について、2015年にアナハイムで開催された際に参加したという中島裕翔さんは、「何と言っても17年ぶりですから日本でやるのは!本当に天体ショー並みの周期ですよ!これを逃すわけにはいかない。日本であの熱狂が見れるんだ!」とその意義を強調。「僕も(2015年に)現地で見ましたけど、老若男女スター・ウォーズ愛に満ち溢れた人達が各国からたくさん集まっていて。本当に色んな出店があって、出店する皆さんもスター・ウォーズ愛に溢れている方がたくさんいて。(今日のイベントの)会場にもいらっしゃるように、色んなコスプレをして、皆さんアイデアを持って会場にいる方がたくさんいました」と当時の熱気を振り返りました。
アナキン・スカイウォーカーの日本語吹替声優を務めた浪川大輔さんは、「スター・ウォーズは僕は25年前に初めて吹替をさせていただいたんですけど。アナキン・スカイウォーカーってダークサイドに落ちる役なので、そこからありがたいことに闇落ちキャラをたくさんやらせていただくようになりました」と、自身の声優人生における作品の重要性を語りました。
さらに、「収録のときもものすごくこだわっていて、本国から指示を出す方が来ていたんですけど、ダース・ベイダーになるときの呼吸の音。肺の使い方を教えてもらいながら、呼吸だけで1時間くらい練習の時間を取ったり、そのくらい吹替の方も気合を入れてやっていたので。これからもアナキン・スカイウォーカーを愛していただけたらと思います」と、当時の貴重な収録秘話を明かしました。
ミキ亜生、野口聡一が『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で演じた役柄は
ミキの昴生さん、亜生さんは「スター・ウォーズが好きでスター・ウォーズ漫才をやっていたら色んなスター・ウォーズのお仕事をいただいて、M-1でも披露させてもらいました!」とアピール。亜生さんが「僕は映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の吹替をやらせてもらいました!」と言うと、昴生さんから「皆覚えてはるんちゃう?セリフを言ったらあのシーンかってわかると思う!」と無茶ぶりが。亜生さんが「ギャー!足が!」というセリフを披露し、「本国から足を痛めるスペシャリストの方が来て、足をつねられながらやりました!」とボケて会場の笑いを誘いました。
これは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のてミキの昴生さんがミンバンの戦いで「足をやられた!」と叫ぶ帝国軍兵を演じていたことをネタにしたもの!
さらに昴生さんからは「最初はミキで吹替どうですか?と言われていたんですけど、本国からの返答で「昴生さんの声が「スター・ウォーズ」の世界観に合わない」っていう返りがきて、亜生だけになりました」という裏話も飛び出しました!
宇宙飛行士の野口聡一さんは、「スター・ウォーズが好きで宇宙飛行士になったらこういうイベントに呼んでいただけることになりまして、実は僕も映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の声優を一言やらせていただいています」と亜生さん同様に声優経験があり、そのセリフは「自由だ」であることを明かしました。
このことから、野口聡一さんが『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で声優を演じた役柄は、ケッセルのスパイス鉱山にいたDV-4D4であることがわかります!
さらに、「2020年に私が3回目にスペースXに乗って宇宙に行ったときに、「マンダロリアン」のシーズン2を全部宇宙で観ているんです!」と、宇宙で『スター・ウォーズ』を見たという驚きのエピソードを披露!「クルーが皆ファンで、NASAの担当者にお願いして毎週それを観て、宇宙にいる間にグローグーの名前が発表になったんです。宇宙で一晩中その話をしていました」と、宇宙で『スター・ウォーズ』を語り合うという宇宙飛行士にしか出来ない体験で会場を沸かせました。
2026年『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』公開!今後の展開に期待高まる
トークは「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」や、2026年に公開が予定され、約7年ぶりに『スター・ウォーズ』が映画館に帰ってくる『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』など、今後の『スター・ウォーズ』の展開へについての思いが語られました。
中島裕翔さんは、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』、野口聡一さんは「キャシアン・アンドー」シーズン2に期待のコメント。
ミキの昴生さんは、「僕はグローグーがこの先絶対にカギを握ってくる存在になってくると感じているので、このグローグーが映画になるというのはそういうこと!僕が断言します!」と熱弁。
ここで、オビ=ワン・ケノービ役の声優を長年務める森川智之さんが登壇。
アナキン・スカイウォーカーの日本語吹替声優を務めた浪川大輔さんの目の前で、「さらばだ友よ、フォースとともにあれ」というセリフを生で発すると会場のファンは大盛り上がり!
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」にてジョッド・ナ・ナウッドの吹替を務めたことも記憶に新しい森川智之さんは、『スター・ウォーズ』は自身を育ててくれた声優として⼀番ポイントとなる作品であることを明かし、「これからもずっと『スター・ウォーズ』と付き合っていけると思うと、楽しみで仕方ありません」と今後も作品がリリースされ続けることでのさらなる出演の可能性を語りました。
浪川大輔さんは、「ストーリーもシナリオもそうなんですけど、皆さんやっぱりキャラクターが脇の方まで好きじゃないですか。だから今回の新作でどんな新しいキャラクターが出て、どういう風に愛されていくのか、楽しみで仕方ないです」と、新たなキャラクターへの期待感をコメントしました。
一夜限りの吹奏楽ライブ&ダース・ベイダー登場!
イベントでは、吹奏楽団「源-Minamoto-」による一夜限りのライブも開催。
曲目は、「メインテーマ」、「帝国のマーチ」、「マンダロリアン」、「王座の間」の4曲による「スター・ウォーズメドレー」。
夜空のもとの生演奏は、一気に『スター・ウォーズ』の世界に包み込まれるようで、間近に迫った「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」への高揚感に満ちたものでした。
特に、「マンダロリアン」のテーマを吹奏楽アレンジで聴けたのは貴重な機会!木管楽器による幕開けと、後半の『スター・ウォーズ』の楽曲らしい金管楽器による壮大な広がりを、生演奏で堪能。
演奏を聴いた野口聡一さんは、「すごい!エピソード4から今年で48年ですけど、48年間こんなに興奮させてくれる映画ありますか?シーンが全部頭に戻ってくるような感じがしました!」と感動を語り、ミキの昴生さん、亜生さんも「映画1本分見たような満足感です!」、「すごかったですね、最高でした!」と興奮冷めやらぬ様子。
浪川大輔さんも「皆始まった瞬間同じリアクションで「お!」となっていて、どの人もそうなんだと思うと、音楽の力ってすごいなと思いました」とコメントしました。
その後「帝国のマーチ」が流れる中、ダース・ベイダーがストームトルーパーを率いて登場!
アナキン・スカイウォーカーを演じた浪川大輔さんと並び立つダース・ベイダーという貴重な場面となりました!
ダース・ベイダーとストームトルーパーたちとのフォトセッションでは、オビ=ワン・ケノービ役の森川智之さん、アナキン・スカイウォーカー役の浪川大輔さんとダース・ベイダーという並びが見られることに!
最後に、吹替キャストを代表して森川智之さんが「前夜祭ということで、皆さん相当気持ちも盛り上がっていると思うので、これから皆さんセレブレーションを思いっきり楽しんでいただければと思います。日本でやるということがどれだけ特別かというのは皆さんわかっていると思うので、期間中は全てのところを見て回って、「スター・ウォーズ」、皆さんと一緒に楽しみましょう!」と呼びかけました。
続いてファンを代表して中島裕翔さんが「17年ぶり2度目の日本開催。こんなこと本当にめったにないと思います。この期間はフォースを存分に浴びて、自分のミディ=クロリアンを活性化させてください!そしてフォースを強めてください!」と、翌日からの「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」への期待を煽りました。
そして、ゲストと会場に集まったファン全員で「May the Force be with you」をコールし、トークイベントは閉幕。集まったファンは「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」に向けて、「スター・ウォーズ祭り」会場でのイベントを引き続き楽しんでいきました。
トークの模様は、2025年6月30日(月)11:59までアーカイブ配信もされています。
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