タイカ・ワイティティ監督による『スター・ウォーズ』新作映画発表!「ロシアン・ドール」レスリー・ヘッドランド製作のDisney + 新作シリーズも正式発表

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 タイカ・ワイティティが、『スター・ウォーズ』新作映画の監督と共同脚本を務めることが発表されました!

https://www.starwars.com/news/taika-waititi-announce

 合わせて、Netflixのドラマ「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」の制作陣の1人であるレスリー・ヘッドランドがショーランナーとなる、Disney +(ディズニープラス)にて配信の新作『スター・ウォーズ』シリーズも正式発表!

 これはアメリカ現地時間の5月4日、「スター・ウォーズの日」に発表されたもの。『スター・ウォーズ』ファンにとって、すばらしいMay The 4thのプレゼントとなりました!

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「マンダロリアン」エピソード監督にしてIG-11役のタイカ・ワイティティ

タイカ・ワイティティ

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 ニュージーランド出身のタイカ・ワイティティは、マーベルの『マイティ・ソー バトルロイヤル』を監督したことで知られ、監督、脚本、俳優をこなす多才な人物。

 監督、脚本、出演した「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」で注目を集め、日本では今年2020年1月に公開された『ジョジョ・ラビット』では、第92回アカデミー賞にて作品賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞の6部門にノミネートされ、脚色賞を受賞しました。

マンダロリアン スター・ウォーズ

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 すでにタイカ・ワイティティは「マンダロリアン」第8話「贖罪」のエピソード監督を務めているほか、ドロイドのIG-11役で声の出演も果たしているなど『スター・ウォーズ』の仕事を経験しています!

 タイカ・ワイティティが監督した第8話「贖罪」では、セリフのやり取りの独特な間などでオフビートな笑いを起こしつつ、「マンダロリアン」シーズン1の最終エピソードとして大いに盛り上がる展開とアクションシーンが見られたので、タイカ・ワイティティによる新たな『スター・ウォーズ』劇場映画は期待したいところです。

 また、『1917 命をかけた伝令』のクリスティ・ウィルソン=ケアンズが、タイカ・ワイティティとともに『スター・ウォーズ』新作映画の共同脚本を務めることも発表。

ディズニープラス『スター・ウォーズ』新作シリーズも発表!

 『スター・ウォーズ』新作映画に関する発表が行われただけでもうれしいところですが、さらにディズニー独自の動画配信サービスであるディズニープラスで配信される新作『スター・ウォーズ』シリーズに関しても発表が!

 Netflixのドラマ「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」の制作陣の1人であるレスリー・ヘッドランドがショーランナーとなり、脚本、製作総指揮を務める『スター・ウォーズ』新作シリーズが正式発表となりました!

バチェロレッテ あの子が結婚するなんて! (字幕版)

 レスリー・ヘッドランドは、自身が手掛けた同名の舞台を映画化し、キルステン・ダンストが出演した『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』で映画監督デビュー。

 デミ・ムーアが主演した1986年の映画のリメイク『きのうの夜は…』で脚本、『愛とセックス』で監督・脚本を務めるなど、ロマンティックコメディを多く手掛けています。

 そして、2019年よりスタートしたNetflixのドラマ「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」でレスリー・ヘッドランドは製作、監督、脚本を務め、タイムループを用いたSFドラマとして話題を起こしています。

 4月下旬にはVarietyにて、レスリー・ヘッドランドがディズニープラスの新作『スター・ウォーズ』シリーズに参加することが報じられており、その中では他の『スター・ウォーズ』プロジェクトとは異なる時代設定にて、女性を中心としたシリーズとなることが情報源からの話として紹介されていました。

‘Star Wars’ Series From ‘Russian Doll’ Co-Creator Leslye Headland in the Works at Disney Plus (EXCLUSIVE)
Details of the exact plot of the series are being kept under wraps

 レスリー・ヘッドランドが手掛けた過去の作品を考えると、女性を描くシリーズというのは納得がいくところがあります。他のプロジェクトとは異なる時代設定ということは、『エピソード1/ファントム・メナス』よりも前の共和国の時代となるのか、ファースト・オーダーとレジスタンスの紛争が終わった後なのか…

 今回のディズニープラスでの新作『スター・ウォーズ』シリーズの発表では、現在ポストプロダクション中の「マンダロリアン」シーズン2、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場のキャシアン・アンドーを主人公にしたシリーズ、ユアン・マクレガーがオビ=ワンを再演し『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の8年後を舞台に描かれるオビ=ワン・ケノービのシリーズに加わる新たなシリーズとされています。

 そのため、レスリー・ヘッドランドの『スター・ウォーズ』はディズニープラスでの第4のシリーズということになります。

両作の公開時期は未定でも、示された「希望」

 今回の発表では、タイカ・ワイティティの映画、レスリー・ヘッドランドのディズニープラスのシリーズともに公開時期は明かされていません。

 『スター・ウォーズ』映画は、2022年、2024年、2026年に新作が公開されるスケジュールが発表されていますが、タイカ・ワイティティの映画については「a new Star Wars feature film」と表記されているので単独作品であると思われ、別作品であるかと思われます。

 ハリウッド映画界は新型コロナウイルスの感染拡大により、作品の出発点である制作から出口の映画館に至るまで、大きな影響を受けています。すでに発表されている『スター・ウォーズ』映画、ドラマシリーズともども、どのような公開スケジュールとなるのかは見えないところがありますが、これからも『スター・ウォーズ』映像作品が予定されていることは、製作サイドにとってもファンにとってもこの状況下での大きな希望となるのではないでしょうか。

 こうした今後の「希望」を明示したという点でも、「スター・ウォーズの日」に新作情報を発表したことは意義深いことだと感じます。

summer2005

2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。

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