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「スター・ウォーズ:アコライト」第6話「指導/堕落」レビュー/トリビアチェックポイント【ネタバレ注意】

(C)2024 Lucasfilm Ltd.

 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「スター・ウォーズ:アコライト」第6話「指導/堕落」レビュー/トリビアチェックポイントです。

 この記事では、「スター・ウォーズ:アコライト」第6話「指導/堕落」のストーリーやレビュー(感想・考察・批評)、トリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストを綴っています。

 この記事はネタバレがございますので、「スター・ウォーズ:アコライト」第6話「指導/堕落」の本編鑑賞後にご覧ください。

 「スター・ウォーズ:アコライト」の他のエピソードについては、以下のカテゴリーからご参照ください。

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「スター・ウォーズ:アコライト」第6話「指導/堕落」レビュー

入れ替わる姉妹、これまで見えなかった師の顔

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 コーファーでのジェダイたちとザ・ストレンジャーの激しい戦いの末、オーシャとメイは対話するものの相容れず、メイはオーシャを気絶させてオーシャになりすまし、最後の標的のジェダイであるソルに近付く。一方のオーシャはザ・ストレンジャーによって住み家へと連れて行かれる。

 オーシャとメイは、ライトサイドとダークサイドのそれぞれのマスターを交換して対話することになるのだ。

 それぞれが長い時間を過ごしたであろう師の考えに触れることで、双子の姉妹と視聴者は新たな発見をすることになる。だが一方で、ソルは不可解な行動をし始めてその真意は余計にわからなくなっていく。

 第6話のサブタイトルである「指導/堕落」は、第1話と第2話と同じく、再び2つの対照的な言葉が並ぶ形となった。まだ姉妹が一緒にいた16年前を舞台とした第3話「運命」、そしてコーファーでの衝突を描いた第4話「昼」、第5話「夜」は、2人が同じ場所にいたためひとつの単語のサブタイトルとなっていることが改めてわかる。

 オーシャとメイに物理的な距離があるエピソードでは、それぞれの異なる視点からのキーワードが二連のサブタイトルになっているというわけだ。常にひとつ、生まれて2つとなった2人が辿る光と影を表した言葉が並べられているといえよう。

「スター・ウォーズ:アコライト」第6話「指導/堕落」ストーリー

 オーシャは洞窟の中にあるベッドで目を覚ました。腰の傷は包帯で手当てされており、近くにはメイの短剣や衣服があった。オーシャが洞窟の外に出ると、そこは未知の惑星の海に囲まれた島だった。

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 ソルは、ポラン-717ジェダイ輸送船でコーファーを出発し、コルサントのジェダイ・テンプルにホログラム通信で緊急事態コード・ゼロにて任務中にチームが全滅したと連絡を取ろうとするが、通信状況は悪い。

 メイはナイフを手に、ヴァーネストラ・ロウに連絡を取ろうとするソルの背後に近付く。ソルはメイをオーシャだと思い、自身が通信機をリセットしている間の操縦を頼む。コクピットに付いたメイは、ポラン-717ジェダイ輸送船でコーファーから離れる。

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 1人になったソルは感情をあらわにするが、落ち着いてコンピューターを起動させてその場を離れる。その背後からはポラン-717ジェダイ輸送船に乗り込んだバジルが現れ、携帯型の修理ドロイドのピップを再起動させた。

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 オーシャは海岸を歩くザ・ストレンジャーの後を追う。水浴びの最中に、オーシャはザ・ストレンジャーの背中に傷跡を目にする。置いていったライトセーバーをオーシャが手に取った時、ザ・ストレンジャーはどんな感触か話しかける。

 服を着るために水から上がったザ・ストレンジャーは、文字通り丸腰の相手を殺すことや復讐についてのオーシャの葛藤や、心が怒りで乱れていることを指摘。オーシャはソルやメイを殺したか質問し、ザ・ストレンジャーはこれを否定するとともに先にソルについて質問されたことを興味深く思い、師と弟子以上の特別な関係であるのだろうと聞く。

 軌道上で待機していた部分とドッキングしたポラン-717ジェダイ輸送船内では、ソルがメイを抱きしめてオーシャへの感謝の言葉を告げる。ソルは、ザ・ストレンジャーがメイを堕落させたと言うとともに、オーシャに謝って今こそ過ちを正す時であり、ジェダイ最高評議会と向き合ってすべてを話すという。

 その時、船内の電源が落ちてしまう。ソルに修理を頼まれたメイは、2~3分でやると言う。

 ジェダイ・テンプルでは、ヴァーネストラ・ロウがホログラム通信でアベドネドの議員、イセドワ・チュワント議員と話をしていた。イセドワ・チュワント議員によるとレイエンコート議員は人気があり、他の議員もジェダイ・オーダーの外部審査を支持するはずだという。

 ヴァーネストラ・ロウはジェダイを敵視して恐怖を喧伝しているのだとするが、イセドワ・チュワントはジェダイは健全そのものなので審査は心配ないと言う。

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 そこにジェダイ・パダワンのモグ・アダナがやって来た。ホログラム通信を切ったヴァーネストラ・ロウは、モグ・アダナからの報告によりソルから救難信号が発せられており、チームが全滅した可能性を知り、コーファーへ救助隊を派遣するよう命じる。

 ザ・ストレンジャーは、自身が元ジェダイであったことをオーシャに明かすとともに、フォースの中でのソルの強さはオーシャのものなのだと言う。

 メイがピップに触れようとしていたところ、バジルが攻撃してきては去って行く。ピップに液体をかけられたメイは、ピップを再起動させて動力系統を調べさせる。

 フォースの中でのオーシャの強さについて、オーシャは訓練しなければフォースは減衰していくとジェダイの教えを引き合いに出す。

 フォースに通じる方法はただひとつであり、方法を違えれば力は消えるというジェダイの考えのほか、別の方法として意識の水面下にある強力な感情である怒り、恐怖、喪失、欲望を用いるものもあるとザ・ストレンジャーは言う。

 それはダークサイドへの道だとオーシャに指摘されても、ザ・ストレンジャーは意に介さない。

 ジェダイたちや友人であったヨード・ファンダー、ジェキ・ロンを殺したことを責めても、それは自衛のためであり、ヨードはオーシャを無実の罪で連行することに抵抗を持たぬ男で、ジェキとも師と同程度の関係性しか築けず、一方的でしかないと返し、つながりは望めないから心を開かぬ連中に愛着を抱くなと告げる。

 姉とは違い、簡単には堕落しないというオーシャに、ザ・ストレンジャーは自身にライトセーバーを向けさせて起動を促す。

 丸腰相手には無理だと言うオーシャに、まだジェダイ気分なのかと返すザ・ストレンジャー。ジェダイからは求められなかっただろうと言うザ・ストレンジャーだが、自分で決めて自ら去ったのだと否定するオーシャ。

 今、感じている怒りや痛みを悟られて追放されたのだということも否定するが、なぜジェダイではないのか追及され、失格だったからだと激昂してライトセーバーを起動し、ザ・ストレンジャーの首元に向ける。

 オーシャにライトセーバーを突き付けられ、ザ・ストレンジャーは俺もすべてを失ったと共感する。だがすべてを失えば、やっと自由になるというのだ。

 ヴァーネストラ・ロウはモグ・アダナに、ソルからの連絡について問う。連絡はないものの、じきに出発するというモグ・アダナとともに同行するというヴァーネストラ・ロウ。モグ・アダナは、ハイパースペースでの旅は吐き気がするだろうと言うが、ヴァーネストラ・ロウは酔うことは否定して落ち着かないだけだという。

 ヴァーネストラ・ロウとモグ・アダナは、他のジェダイたちとともに宇宙船カンタロスに乗り込む。

 ポラン-717ジェダイ輸送船では、メイが船内システムの再起動に5分かかるとソルに報告。ソルは、なぜオルガで最初に会った時にザ・ストレンジャーの真意を感じ取れなかったのかと悔やむ。

 メイは、何かを強く望むと心が曇るからかも知れないと言う。視野が狭くなるから引き起こされるもので、それがザ・ストレンジャーの策なのだという。

 ソルはメイがピップを持っていることに気付く。ただの機械なのに、かなり愛情を注いでいることをソルは指摘。

 メイは子どもの時からそういう性分であるが、ジェダイになるために無自覚だったが自分らしさをだいぶ失ったと言う。そう感じさせたなら謝るというソルに、あの日のことを全部私に話したのかと問いただすメイ。もう幼くないから全部話して欲しいというメイにソルは近付くが、その時船内のシステムが戻った。

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 コックピットで通信しようとするメイだったが、背後からスタンモードのブラスターで撃たれて気絶。撃ったのはメイであることに気付いたソルだった。ソルは通信を切り、ハイパードライブを起動。

 すれ違いで、ヴァーネストラ・ロウとモグ・アダナが乗ったカンタロスがコーファーに到着。コーファーの住人からは、昨夜にアンブラモスの群れが孵化して暴れたという情報があり、群れの近くにジェダイがいたら被害も出るかも知れないとモグ・アダナは推測。

 ザ・ストレンジャーは、自分のようにメイが復讐以上を望んでいるのかと見誤っていたという。オーシャが望みを聞くと、2つの力だと言うザ・ストレンジャー。さらに背中の傷について、斬ったのは自身を捨てた者だと明かす。

 また、自身のヘルメットについてはコルトシスで出来ており、ライトセーバーを防げ全て感覚も遮断出来るのだという。これにより、フォースと自分自身だけが残るのだ。信用出来ないというオーシャに、自分自身だけは信用しろというザ・ストレンジャー。

 コーファーで、ヴァーネストラ・ロウらはジェダイたちの遺体と戦いの跡を見つける。凶器はライトセーバーであり、堕ちたジェダイや、ソルなどの推測が出るもののヴァーネストラ・ロウは均衡を崩す何かとつぶやく。

 ベッドで目を覚ますと、メイは自身が拘束されていることに気付く。傍らには、ソルがいた…

「未知の惑星」は、ジェダイが知らない場所

 ザ・ストレンジャーが住む惑星は、これまでの『スター・ウォーズ』に登場した惑星の中ではオク=トーのような雰囲気があるが、わざわざ「未知の惑星」とテロップを出しており、原生の鳥類がポーグではないことからもオク=トーではないことが劇中からわかる(オク=トーは最初のジェダイ・テンプルがある場所なので、この時代のジェダイにとって「未知の惑星」ではないと思われる)。

 事実、Colliderによるショーランナーのレスリー・ヘッドランドへのインタビューによると、この「未知の惑星」はオク=トーではないと否定している。文字通り、ジェダイが把握していない惑星であるということだ。アイデアとしては、コートシス(劇中字幕ではコルトシス)が採れる惑星だという。

 ちなみにレジェンズでは、2Dアニメ版「スター・ウォーズ クローン大戦(ディズニープラスで配信の「スター・ウォーズ ビンテージ:クローン大戦 2D」)に登場したボルデムニクという岩場の島が海に浮かぶ惑星は、コートシス(コルトシス)の鉱脈があるとされている。

黒衣から着替えたザ・ストレンジャー

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 この第6話「指導/堕落」では、オーシャを通して前話である第5話「夜」で残虐性を見せたザ・ストレンジャーの過去や内面に迫ることが中心に据えられている。

 オーシャに対して、ザ・ストレンジャーは水浴びをしていたということもあってそれまでの黒衣を脱いで全裸になり、武器であるライトセーバーも預けてしまう。ザ・ストレンジャーの強さを考えれば、この状態でも危機に瀕することはないという余裕の表れとも思えるが、これはヘルメットをしていた前話と打って変わってその心も含め、すべてを無防備にさらけ出すことを象徴するような行為だ。

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 ザ・ストレンジャーは、第5話「夜」で多くの生命を奪った黒い衣装から、水浴びの後にはベージュの服へと着替える。

 これ以降のオーシャとの問答では、自身の考えをザ・ストレンジャーは次々と伝えていく。それは危険極まりないダークサイドの戦士でも、表の顔として使い分けていたカイミールでもなく、自身のありのままをさらけ出しているかのようだ。

 オリジナル・トリロジーではルーク・スカイウォーカーが『新たなる希望(エピソード4)』では白、『帝国の逆襲(エピソード5)』で灰色、そして『ジェダイの帰還(エピソード6)』では黒と、無垢な状態から様々な経験を経てダークサイドに近付いていく様子を衣装で表現していた。

 プリクエル・トリロジーではアナキン・スカイウォーカーの衣装が、次第に黒い色味でダース・ベイダーと似たシルエットとなっていき、シークエル・トリロジーではレイがベージュから灰色、そしてジェダイとなって純白となるように、『スター・ウォーズ』では衣装でキャラクターの役割や内面を表してきたわけだ。

 この第6話「指導/堕落」では、ザ・ストレンジャーがベージュの服を着る一方、メイに民間人ローブを奪われたオーシャは暗い灰色の衣装となっている。ベージュの服を着たザ・ストレンジャーの姿は謎と死の匂いを払拭しており、心のうちを話し始めることで彼にもまた行動の理由があることを感じさせ、かつてジェダイであったオーシャは光と闇のはざまで苦しんでいることがよくわかる、上記のように『スター・ウォーズ』シリーズらしい衣装演出だ。

 そんなザ・ストレンジャーは、コーファーでジェダイたちを殺したのは自衛のためで、ヨード・ファンダーはオーシャを無実の罪で連行したし、ジェダイであるジェキ・ロンとオーシャが心を交わそうとも結局は一方的でしかないと、自身が彼らを殺害したことを正当化するような「ある視点から見た真実」を告げる。

 ザ・ストレンジャーの目線から見れば一理あるようではあるが、オーシャの前に姿を現してジェダイを奇襲したのはザ・ストレンジャーの方であり、客観的に見れば言い訳の類だ。

 さらに、フォースに通じる方法として意識の水面下にある強力な感情である怒り、恐怖、喪失、欲望を用いるというダークサイドからのアプローチについても隠すことはしない。

 これはザ・ストレンジャーにとってはオーシャへの指導となるだろうし、オーシャにとっては彼女がメイのようにはいかないと拒んでいるように堕落への誘いとなるのだろう。

 そして、ザ・ストレンジャーは元ジェダイであることがわかった。悪人にはそうなった理由があるとレスリー・ヘッドランドが語っている通り、ザ・ストレンジャーも自身を捨てた者から背中から斬られ、すべてを失ったという凄惨な経験をしているようだ。

不可解な行動に出るソルと、ジェダイへの不信の空気

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 一方のソルは、感情のコントロールに時間を要しているほか、自分からジェダイ・テンプルに連絡を取ったにも関わらず、いざヴァーネストラ・ロウと連絡が取れるようになるとこれを切断し、コーファーを離れてジェダイ・オーダーとの合流を避けてしまうという不可解な行動に出る。

 ソルとメイは、ザ・ストレンジャーとオーシャとは対照的に、メイはオーシャとして振る舞っているし、ソルもすべてを話すと度々言いながらもなかなか核心を明かさない。お互いにだまし、ごまかしているのだ。

 1点、ザ・ストレンジャーとソルに共通しているのは、これまでとは異なる側面の顔がのぞいているということだろう。

 ヴァーネストラ・ロウの周辺ではジェダイ・オーダーの外部審査の話も出てきており、背景でジェダイ・オーダーを危険視する政治的な風向きは「スター・ウォーズ:アコライト」のシリーズを通じて描かれている。

 「スター・ウォーズ:アコライト」で描かれる事件と結びつくことによって、政治的にもジェダイが窮地に立たされ、その黄金期の終わりのはじまりが到来し、『ファントム・メナス(エピソード1)』へと続いてしまうのかも知れない。

 終盤では、メイはソルから16年前の出来事を聞こうとし、オーシャはザ・ストレンジャーのコートシス(コルトシス)のヘルメットであらゆる感覚を遮断して、真実を知ろうとする。

 「スター・ウォーズ:アコライト」もシリーズ終盤に差し掛かり、残り2話の中では新たな角度、これまで見えていなかった側面から過去の出来事が見直されることになりそうだ。

「スター・ウォーズ:アコライト」第6話「指導/堕落」トリビアチェックポイント

スクラ

 アリクイのような鼻と、アヒルのようなフォルムの未知の惑星に生息している生物は、スクラという。

未知の惑星のロケ地

 未知の惑星は、ポルトガルのマデイラ島にて撮影された。第1話のウエダの全景を収めたエスタブリッシング・ショットも、同じくポルトガルのマデイラ島にて撮影されたもの。

ポラン-717ジェダイ輸送船の名前の由来

 StarWars.comのエピソードガイドによると、ジェダイたちが使用するポラン-717ジェダイ輸送船のポランという名称は、「スター・ウォーズ:アコライト」が発表となる前に亡くなったレスリー・ヘッドランドの友人にちなんだものだという。

イセドワ・チュワント議員の由来はビースティ・ボーイズ から

 ヴァーネストラ・ロウとホログラム通信で会話をしているアベドネドの議員の名前は、イセドワ・チュワントという。

 シークエル・トリロジーに登場したアベドネドのレジスタンスのパイロットのエロー・アスティの名前の由来が、ビースティ・ボーイズの1998年のアルバム「ハロー・ナスティ」からであったように、イセドワ・チュワントの名前の由来はビースティ・ボーイズの「So What’cha Want」のフレーズである「I said what’cha, what’cha, what’cha want?」にちなんで名付けられている!

ナブー

 ヴァーネストラ・ロウがモグ・アダナに、ソルから連絡があったか聞くシーンでは、「ナブー」と言っているアナウンスが聞こえる。

ハイパースペース酔い

 モグ・アダナは、ヴァーネストラ・ロウがコーファーへ同行すると聞いてハイパースペースを通じた旅ではあなたは酔ってしまうと言うが、ヴァーネストラ・ロウは酔うことはなく、落ち着かないだけだと返している。

 ヴァーネストラ・ロウのハイパースペース酔いについては、小説「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:アウト・オブ・ザ・シャドウズ」などで言及されたもの。ヴァーネストラ・ロウは、ハイパースペース航行中に見るビジョンに悩まされていたのだ。

モグ・アダナの名前の由来

 ジェダイ・パダワンのモグ・アダナの名前は、「スター・ウォーズ:アコライト」の共同エグゼクティブ・プロデューサーであるコー・アダナと脚本編集のモグ・マッキンタイアから取られている。

カンタロス

 ヴァーネストラ・ロウがコーファーに向かう際に乗り込んだ宇宙船の船名はカンタロスという。

 これは書籍シリーズ「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」に登場した、ヴァーネストラ・ロウのパダワンであるイムリ・カンタロスにちなんで名付けられたもの。

ライトウィップ

 コーファーの森にてザ・ストレンジャーとジェダイたちの戦いの跡を検証していたヴァーネストラ・ロウは、背後に迫るアンブラモスに対してライトセーバーを起動すると、その紫の光刃はムチのようにしなる長い形状となってアンブラモスを両断する。

 ヴァーネストラ・ロウのライトセーバーは、ブレードに柔軟性のあるウィップモードに変えることが出来るライトウィップである。

 ヴァーネストラ・ロウは、書籍シリーズ「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」にてライトウィップに切り替えられるライトセーバーを使用しており、「スター・ウォーズ:アコライト」の時代にもこれを使用しているというわけだ。

 ライトウィップは、レジェンズにおいては1985年のマーベル・コミックの「Star Wars」にてルミヤが使用することで登場。

 正史(カノン)ではない作品としては、「スター・ウォーズ:ビジョンズ」の「THE TWINS」にて、アムが使用していた。
 
 「スター・ウォーズ:アコライト」はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。

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