2023年12月9日(土)の「東京コミコン2023」(「東京コミックコンベンション2023」)で行われた、「セレブ・ステージ:マッツ・ミケルセン」の模様をレポート!
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でゲイレン・アーソを演じ、今年2023年公開のルーカスフィルム作品『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』では、インディ・ジョーンズと運命のダイヤルの争奪戦を繰り広げる元ナチスの科学者であるフォラー役で出演したマッツ・ミケルセン。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』がDisney+ (ディズニープラス)で配信され、MovieNEXにてブルーレイ/DVDの発売が12月15日(金)に近付く中での来日となりました!
この「セレブ・ステージ:マッツ・ミケルセン」の模様は、動画もございます。
次回作や、今後出てみたいジャンルは?兄・ラース・ミケルセンとのエピソードも
マッツ・ミケルセンは、映画『007/カジノ・ロワイヤル』にてジェームズ・ボンドと敵対するル・シッフル役で世界的評価を得、デンマーク映画『偽りなき者』ではカンヌ映画祭主演男優賞を受賞。
その他、ドラマシリーズ「ハンニバル」のレクター博士役や映画『ドクター・ストレンジ』のカエシリウス役、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のゲラート・グリンデルバルド役などを演じており、『スター・ウォーズ』ファンだけではなく「東京コミコン」に来場する幅広いジャンルのファンが注目する俳優です。
マッツ・ミケルセンは「東京コミコン2017」や、今年開催の「大阪コミコン2023」でも来日しており、今年は関西と関東に訪れたことになります。
それだけ日本のファンを、気に入ってもらえているということかと確認されると、「もちろんです!」と答えるマッツ・ミケルセン。ファンと同じぐらい日本の食べ物すべてが好きだといい、寿司、神戸牛だけではなく、どんなに小さなお店に入ってもいつも満足させてもらっているそう。
「ハンニバル」にて美食家のレクター博士を演じたマッツ・ミケルセンに対して、好きな食べ物を尋ねるファンの質問がSNSで事前に募集して届いている中、マッツ・ミケルセンは日本に人肉を食べるレクター博士が主役の「ハンニバル」ファンが多いことに非常に興味深く、ちょっと不思議だと感じつつ、確かに面白いキャラではあると思っているそうです。
続いても、「東京コミコン」のSNSを通じて募集したファンの方々の質問に答えていきます。
本当にダンディでセクシーなマッツ・ミケルセンは生まれた時からそんなに素敵なのですか?また何か心掛けていることはありますか?という問いには、あまり意識はしていないものの、年を取って少し服に気を使うようになり、カジュアルにしようとしてそれが時々、幸運なことに似合うようになったのではということです。また、この日の衣装は色が気に入っているとのこと。
さらに座った状態で、マッツ・ミケルセンが考えるセクシー、またはダンディーなポーズをリクエストされると、それよりももっと面白いものが出来ると「考える人」のポーズを披露!
「ドクター・ストレンジ」で共演したベネディクト・カンバーバッチとの再会をはじめとして、今回の「東京コミコン」にはマッツ・ミケルセンと接点のあったゲストも多く来場しています。
昨日(「東京コミコン2023」初日)には、ベネディクト・カンバーバッチのほかユアン・マクレガーにも少しだけ会ったと言うマッツ・ミケルセンは、ベネディクト・カンバーバッチについて非常に素晴らしい俳優・人物である思っており、「ドクター・ストレンジ」で共演出来て本当に光栄だったということです。
「ドクター・ストレンジ」では敵となったベネディクト・カンバーバッチはかなりワークアウトして鍛えているそうなので、今回は戦いはやめておくと役柄に合わせてのコメントも!
マッツ・ミケルセンといえば、兄のラース・ミケルセンが「スター・ウォーズ 反乱者たち」で声の出演をしていたことに続き、「スター・ウォーズ:アソーカ」でもスローン大提督を演じたのも記憶に新しいところ。
兄であるラース・ミケルセンと最近どのような会話をしているのかという質問には、話題は俳優業についてより、昔からスポーツについてが多いとのこと。
最近はハンドボールのデンマーク女性代表チームが日本代表に負けたという話題があったそうで、かなりびっくりしたものの、日本チームは素晴らしいと讃えました。
『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』、『007』、『インディ・ジョーンズ』、マーベルと、様々な人気シリーズに出演し続けているマッツ・ミケルセン。
次はどのフランチャイズ作品に出たいか、また次回の出演作について答えられる範囲で教えて!という質問には、次回作は「ハンニバル」の監督でもあるブライアン・フラーの作品の「Dust Bunny」というアメリカ映画に出演すると語ります。
「Dust Bunny」はシガニー・ウィーバーとの共演も楽しみなところ!
フランチャイズ作品については、どのフランチャイズに出たいということは思わないものの、ゾンビ映画に出たいと最近よく言っているそう。
マッツ・ミケルセンと写真を撮る際には「ハンニバル」のように襲われているシーンで撮りたいという人が多いということで、ゾンビ映画に出たらゾンビとなったマッツ・ミケルセンに襲われているシーンを撮りたい、マッツ・ミケルセンとに食べられたいという人が現れるのでは!と話題が膨らむと、変わった人たちだけど、まぁいいんじゃないかとコメント!
また、初めて来場した「東京コミコン2017」ではアメコミが好きで、アメコミ映画でこの先やってみたい役について、年を取ったスパイダーマンを演じたいと言っていたマッツ・ミケルセン。
今後アメコミ映画で他に演じてみたい役を尋ねられると、特定の役というものはなく、オファーを受けたものを一生懸命演じていくとのこと。
ただ、ジャンルとしてはこれまでリアルホラー映画やゾンビ映画、カンフー映画は出演したことがないので、歳を取りすぎないうちに演じてみたいそう!カンフー映画にも関心があるとは!
デンマーク語で「マッツさん大好き」を教えて!という質問に、その言い方を一語ずつ、続いてゆっくりと、さらに早くと会場のファンに丁寧に教えるマッツ・ミケルセン。
マッツ・ミケルセンに教えてもらったデンマーク語で、会場内は「マッツさん大好き」の大合唱!それに対して、胸に手を当てて頭を下げるマッツ・ミケルセンのふるまいが優雅…
ここで、マッツ・ミケルセンの好意により「東京コミコン2023」2日目と3日目に撮影会・サイン会が追加で開催されることが発表!
撮影会・サイン会が追加されることで、疲れないですかという心配の声には、疲れるために来ている、というマッツ・ミケルセンのファン思いな一言が!
マッツ・ミケルセンのファンを思う言葉はステージの最後のコメントにも続き、こんなにたくさんの人が撮影会やサイン会に来てくれて、本当にうれしく思っており、これは私たちが作っている作品に対しての日本のファンのロイヤリティを示すものだと思っているとのこと。
一方で、本当に大勢のファンが来てくれるので撮影会やサイン会での出会いはほんの一瞬になってしまうが、これは出来るだけ多くのファンと撮影やサインをしたいからだと言います。
他のゲストの代弁も含め、撮影会やサイン会での時間が短いことは謝りたいということですが、とにかく楽しんでもらえればとファンへの思いやりの気持ちを語りました。
これに対し、場内のファンが「マッツさん大好き」とデンマーク語で声を合わせ、投げキスでこれに答えたマッツ・ミケルセンはステージを後に!
トークの合間に水を飲む仕草、足を組んで座る雰囲気はマッツ・ミケルセンならではの独特の色気が…また撮影会やサインで1人あたりの時間が短いことに対しても思いやりを見せるなど、マッツ・ミケルセンの人気の理由を改めて実感させられるステージでした。
「セレブ・ステージ:マッツ・ミケルセン」の模様は、動画もございます。
コメント